本日午前中に埼玉県さいたま市大宮区に在ります武蔵一宮 氷川神社を参拝しました。
(氷川神社入口の表示)
この氷川神社は、東京都と埼玉県、神奈川県川崎市、横浜市周辺の神社の一宮であり、この辺りの人が参拝すべき最も社格が高い神社です。
(氷川神社二の鳥居)
神道では、伊勢神宮を頂点に→各地の一宮→それぞれの地域の氏神様という、本流としての流れが在ります。
(氷川神社参道)
その為、一般的に「自分が、人生の本流から離れているのではないか?」と悩む場合、伊勢神宮→一宮→氏神様という参拝順序で行うことで、参拝を節目に「本流に戻す」作法として伝わります。
(氷川神社三の鳥居)
神道では、「先ず神事」という考え方があり、何かを行う前には必ず神仏に報告してから行うことが行儀がよいとされてきました。
その際の本流に対する報告先として、一宮神社は最適の位置に在り、昔から節目を司る神様として信じられてきました。
(氷川神社境内)
さて、一宮神社の一般的な説明はこのぐらいとして、私はこの氷川神社をはじめて参拝したのは、15年ほど前です。
(氷川神社手水舎)
一時期は、氏神様のように月参りを行っていた時期もありました。
(氷川神社随門)
この時期は特に「本流に戻す」といった考えはなく、むしろ「自分は人生の本流を歩いているはずだ!」という意識だったと思います。
(氷川神社本殿)
しかし、この15年間は色々なことがあり、現在のバス運転士の仕事に落ち着きました。
もちろん、これが本当の本流なのか分かりませんが、昔と違い人生に対する安心感が年を取るごとに増している気がします。
(氷川神社境内案内)
一宮神社の参拝は、私の人生で多くの気付きや出会いを与えてくれて、最後には指針を示していただいたように感じます。
もちろん他県に引っ越した時は、その土地の一宮神社を先ず参拝してから、周辺の気になる神社を参拝してきました。
(大宮駅)
私にとっては、人生の本流について考える機会を与えてくれたのが一宮神社でした。
(参拝後に蕎麦を食べる。)
最後に、本殿を参拝後に大宮の駅で食べた蕎麦は、腰があり歯応えも最高でした。