【転勤妻の仕事】IT未経験採用の面接で受けた質問とは?実例と回答例を紹介!

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「ITの未経験採用って、面接で何を聞かれるのか不安…」

将来性のある業界として人気の、ITの仕事。

特に未経験採用の場合、採用されるためには「面接の事前対策」が重要です。

ITの未経験採用の面接で聞かれることはある程度予想できますので、事前に回答を考えて面接に臨みましょう!

この記事の内容

  • 実際のIT未経験採用の面接の様子
  • 私がIT未経験採用の面接で聞かれた質問と回答例
  • IT未経験者のアピールポイント

実際にIT未経験採用で、として採用された立場から紹介します!

この記事を書いた人
  • 未経験からIT業界へ
  • ヘルプデスク3年目
  • 転勤妻として転勤先のプロジェクトで就業中
かめ吉です

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目次

IT未経験採用の面接の様子

未経験でIT業界の面接を受けた立場から、IT未経験採用の面接の様子についてお伝えします。

よくあるIT未経験採用の求人の内容とは?

IT未経験採用で多いのは、次のような求人です。

勤務地・業務内容・勤務時間 → プロジェクトによる

企業がエンジニアをクライアントに派遣するSES契約によくある求人内容で、IT未経験でも応募可能であることが多いです。

※SES契約とは

IT業界の契約形態の一つで、技術力を必要とするクライアント企業へエンジニアを派遣し、それに対して報酬を支払う・もらう契約のことです。

SES契約の仕組みを説明した図

SESについて詳しくまとめました👇

私もSES企業で採用され、転勤のたびに転勤先のプロジェクトに参加して働いています!

面接の実施方法

面接はWebで実施されることが多いです。

  • Microsoft Teams
  • Google Meet
  • Zoom

企業からの案内に従って、事前に必要なアプリケーションをインストールしておきましょう。

最終面接まで全てWebで実施されることもあります

Webでの面接は、パソコン(デスクトップもしくはノート)の使用をおすすめします。スマートフォンでも実施可能ですが、面接官の表情が読み取りづらかったり、自分自身の画面の写り(画角など)の調整が難しいことがあります。

面接官の人数と所要時間

IT未経験採用の場合、面接は1回の場合がよくあります。

例)

面接官:1名(採用担当)

所要時間:30分~1時間

複数社面接を受けてみて、面接1回の場合は淡々とした雰囲気で進むことが多かったです

面接2回の場合は、次の通りです。

例)

面接官:一次面接:1名(採用担当もしくは現場担当者)

    二次面接:2名(役員や代表取締役)

所要時間:30分~1時間

役員や社長が相手となると、かなり緊張感のある面接になります

実際にIT未経験採用の面接で受けた質問と回答例

実際に私が面接で受けた質問と回答例をご紹介します。

人によって回答の内容は様々ですが、私の回答がこれから面接を受ける方の参考になれば幸いです!

質問①これまでの経歴について

最初は、「これまでの経歴を説明してください」という質問をされることが多かったです。

基本的に面接の実施前には履歴書を提出しているため、履歴書の内容に基づいて簡潔にわかりやすく説明する必要があります。

経歴を話すときには、下記の点に気を付けましょう。

  • 分かりやすい言葉で説明する
    専門用語を使わない、もしくは手短に意味を補足する
  • 要点を簡潔にまとめる
    長くなりすぎないように注意(目安:1分程度にまとめる)
  • IT業界に活かせるスキルや経験をアピールする
    パソコンスキル、マネジメントスキル、問い合わせ対応など

履歴書に書かれた職歴の一覧では、どのような経験・スキルをもった人なのか分かりません。

面接官の立場に立って、簡潔に分かりやすく伝えましょう。

実際の面接での質問と回答例はこちらです。

これまでの経歴を説明してください。

前職の〇〇会社では、営業事務に従事しておりました。お客様からいただいた注文のデータ入力や、倉庫・配送会社への発送依頼などを行いました。また、リーダーとして業務の進捗管理や運用改善にも携わりました。その中で、MicrosoftのOfficeソフトのスキルやタイピングスキルだけでなく、マネジメントスキルも身に着けることができました。

ITに関する経験が無くても、電話対応などの問い合わせ対応や、管理業務などのマネジメントスキルは、IT業界でも評価してもらえる可能性があります

  • 電話対応の経験
    ヘルプデスク、ユーザーサポートなどへの適性
  • マネジメントスキル
    社会人としての基本的なビジネススキルの評価、将来性への評価

質問②転職理由について

経歴を踏まえて質問されるのが、「転職理由」です。

未経験からIT業界への転職理由を話すときには、下記の点について気を付けましょう。

  • IT業界を志望するきっかけになったエピソードを盛り込む
    前職(現職)での出来事、プライベートでの出来事など
  • 就業条件に関する理由はなるべく避ける
    給与、就業時間、働き方など

「給与を上げたい」「リモートで働きたい」といった就業条件をメインに回答すると、条件を重視していると思われ、IT業界ではなくてもいいのでは?という印象を持たれる可能性があります

あくまで「なぜIT業界に転職したいのか?」という業界に関する興味をアピールしましょう。

実際の面接での質問と回答例はこちらです。

なぜIT業界への転職を希望しているのですか?

運用改善のプロジェクトでITスキルを求められたときに、現場の全員がスキル不足で、プロジェクトが難航するという経験をしました。事務職であってもITスキルが求められるという経験からIT業界の将来性を感じ、また自分自身が率先してITスキルを活用できる人材になりたいと思い、転職を希望しています。

どの業界でも、プライベートでも、ITのツールに触れる機会は多いです。身近なエピソードからIT業界への興味をアピールしましょう

質問③志望理由について

IT業界と言えど、膨大な企業の中からなぜその企業を志望するのか?を質問されます。

志望理由を話すときは、次の点に気をつけましょう。

  • 他の企業にない特徴を理由にする
    未経験でも活躍できる、案件数が多い、資格手当が充実しているなど
  • 前職(現職)で叶わなかったことを理由にする
    希望の業務ができない、希望のスキルが身につかないなど

求人内容から魅力に感じたことと、前職(現職)で叶わないことを合わせて回答することで、志望度の高さをアピールできます。

実際の面接での質問と回答はこちらです。

当社を志望する理由はなんですか?

貴社のITに特化した人材サービスに魅力を感じ、志望致しました。前職の営業事務ではITスキルが求められるプロジェクトに参加したものの、スキルの獲得については社内環境が整っておらず、社員任せになっていました。御社であれば資格手当が充実しており、未経験でもITスキルが身につく現場で活躍できる点に魅力を感じ、志望に至りました。

IT未経験採用の求人の場合、資格手当などのITスキルを身につけるための環境が整備されれていることが多いです。その環境の中で成長する意欲があることをアピールしましょう。

質問④希望の業務について

一言でIT業界といっても、様々な業務があります。

  • ヘルプデスク、ユーザーサポート
    ソフトやシステムの操作方法、トラブルの問い合わせ対応を行う
  • テストエンジニア
    ソフトやシステムに不具合がないかテストする
  • インフラエンジニア
    ITに関する環境を設計・構築・運用・保守する
  • 開発エンジニア
    システムやアプリを設計・構築する

具体的にどのようなことをしたいのか、前職(現職)での経験も踏まえて回答しましょう。

実際の面接での質問と回答はこちらです。

どのような業務に興味を持っていますか?

運用改善のプロジェクトにおいて、業務の自動化に携わった経験から、RPA(自動化の技術)の業務に興味を持っています。

私の場合、ITに関するプロジェクトに携わる機会があったため、RPAなど具体的な業務について知ることができました。
IT未経験の場合、具体的な業務のイメージを持つことは難しいと思います。
その場合は、事前にどのような仕事があるのか調べておくことをおすすめします!

質問⑤現在学んでいることについて

未経験採用の場合、採用後に必ず資格取得などを通してITスキルの習得が求められます。

業界の特性上、何も学んでいない=意欲がない・興味がないという印象を持たれる可能性があります。

少し調べただけ、勉強を始めたばかりのものであっても、どのようなことに興味があるかをの意思表示をしましょう。

実際の面接での質問と回答はこちらです。

現在学んでいることはありますか?

ITの基本的な知識を身に着けるために、ITパスポートを取得しました。合わせてVBAについても、ツールの作成などを通して学んでおります。

面接を受けた時、VBAに関しては勉強を始めたばかりでしたが、入社までには簡単なツールが作れるように間に合わせました!

ITについての基礎的な知識を身についけるのには、ITパスポートの受験がおすすめです。

初心者向け難易度なので、学んでいることが何もない場合はITパスポートの学習をおすすめします!

ITパスポートの合格に必要な勉強時間、勉強方法はこちら👇

IT未経験採用の面接で逆質問するべきこと

何度も面接を受けたことがある私ですが、面接の中で必ず「なにか質問はありませんか?」と聞かれます。

このとき、「特にありません」と答えるのではなく、必ず何か質問をするようにしましょう!

何も質問がない=興味を持っていないと思われる可能性があります。

面接を受ける前に疑問を整理しておく、面接中に分からなかったことをメモするなど、あらかじめ質問を準備しておきましょう。

実際の面接で聞いた逆質問はこちらです。

  • もし採用となった場合、事前に勉強しておいた方がよいことはありますか?
  • 配属先の部署の人数構成やどのような人がいるか教えてください
  • おすすめの資格・本はありますか?
  • 他に未経験・無資格で働いている人はいますか?
  • どのようなスキルや人物像を求めていますか?
  • どのような人が評価されますか?

実際に働くことをイメージしてみて、イメージがしづらいと感じたことについて質問しておきましょう。
もし採用となった場合に、ミスマッチを防ぐことができるというメリットがあります。

IT未経験でも面接で受かるには?

実際にIT未経験で面接を受けてみて、重視されていると感じた点は次の3つです。

  • IT業界について興味・関心があるか
  • IT業界でも活かせるスキルや経験があるか
  • ITに関して学ぶ意欲があるか

この3つを満たした上で、最後の決め手になるのはコミュニケーション力です。

問い合わせ対応などでユーザーと会話したり、エンジニアの話を理解する必要があります。

求められるコミュニケーションスキルは次の通りです。

  • 相手の意図をくみ取る
  • 分からないことを質問する
  • 内容を要約する
  • 分かりやすく説明する
  • 丁寧な言葉づかいや話し方ができる

面接時は、質問の意図を正しく理解して、質問の意図に沿った内容を、分かりやすく、丁寧な言葉遣いで回答しましょう。

私の場合、営業事務の電話対応で培った受け答えについて評価されました

IT未経験だからこそ、社会人としての基礎的なスキルができていると高評価をもらえます。

コミュニケーションスキルについてはどの業界にいても身につけられます。

気持ちの良い受け答えができることを体現して、好印象を持ってもらえるようにしましょう。

IT未経験でも挑戦しやすいヘルプデスク・IT事務はこちら👇

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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