【26卒】早期選考について徹底的に解説!早期選考に進む方法とは?

早期選考について徹底的に解説する記事のアイキャッチ画像
  • 早期選考の案内が来たけど受けた方が良いの?
  • どうやって早期選考に参加できるの?
  • 早期選考のメリット・デメリットは?

就活は、年々早期化しているため、早期選考の重要性が非常に高くなっています。

大手企業や有名企業に内定を貰うためには、早期選考を有効に活用することが非常に重要です。早期選考は早い時期に内定を獲得するための最短ルートです。

この記事では、早期選考の概要や選考プロセス、早期選考の参加方法を徹底的に解説します。

この記事通りに就活をすれば、早期選考に参加できるだけでなく、早期選考で内定を獲得することができます

この記事の信頼性
早期選考で複数の大手企業から内定を獲得した筆者の経験を踏まえて、早期選考についてを解説します。

この記事を書いた人
はやとん

<プロフィール>

✔2024年修士卒

学会発表2回、原著論文投稿2本

✔早期選考で国内大手企業複数内定

✔現在、国内大手企業で勤務

目次

早期選考は通常の選考よりも早い時期に行われる選考

早期選考の概要を説明している図の画像

早期選考は、通常の新卒採用活動が本格化する前に行われる選考プロセスです。

多くの企業では、通常の選考よりも数ヶ月早く、学部3年(修士1年)の秋頃から早期選考を開始します。

早期選考に参加することで、就活生は他の候補者よりも先に内定を獲得するチャンスを持つことができます。

また、早期選考は、企業側にとっても優秀な学生を早期に確保するメリットがあります。

しかし、早期選考には参加企業数が限られているため、希望する企業が早期選考を行っているかどうか、事前のリサーチが重要です。

早期選考の時期

早期選考の時期は企業によって異なりますが、一般的には学部3年(修士1年)の秋から冬にかけて実施されることが多いです。

例えば、多くの企業は9月から11月にかけてエントリーシートの受付を開始し、その後、面接やグループディスカッションなどの選考を行います。

早期選考を逃さないためには、夏インターン、秋冬インターンに参加することが必須です。

早期選考は、基本的に誰でも選考に進めるわけではなく、インターン参加者に声をかけることが多いです。

早期選考に参加するためには、学部3年(修士1年)の時期に企業のインターン情報をチェックし、エントリーの準備を始める必要があります。

早期選考は通常の選考よりも応募者が少ないため、選考を通過する確率が高くなる可能性もあります。

早期選考の内容

早期選考の内容も企業によって異なりますが、一般的には書類選考、筆記試験、面接などが含まれます。

書類選考では、エントリーシートや履歴書を通じて学生の基本情報や自己PRを評価します。

筆記試験では、一般常識や専門知識、思考力を測る問題が出されることがあります。

面接では、学生の人柄やコミュニケーション能力、企業への志望動機などが重視されます。

早期選考では、通常の選考よりもスピーディーに選考が進むため、迅速な対応が求められます。

早期選考の合格率は、30.3%(2024年調査結果)

リクルートの調査によると、早期選考で内定が貰える就活生の割合は、30.3%です。すなわち、約3人に1人が早期選考で内定を貰っていることがわかります。

早期選考の時期に就活をしている学生の割合は、88.2%です。そのうち、内定を持っている学生は、77.9%であることが報告されています。

この結果から、早期選考した学生のほどんどが内定を持っていることがわかります。また、早期選考を受けた学生の大半が内定を持っていることから、早期選考は内定を貰いやすいことがわかります。

早期選考の選考プロセス

早期選考のプロセスを説明している図

早期選考の選考プロセスは、通常の新卒採用の選考プロセスとは異なる点がいくつかあります。

まず、早期選考はその名の通り、通常の選考よりも早い時期に行われます

これにより、企業は優秀な学生を早期に確保することができ、学生は内定を早く手に入れることができます。

早期選考のプロセスは以下のステップで構成されています。

  1. エントリー
  2. インターンに参加
  3. 書類選考
  4. 筆記試験や適性検査
  5. 面接
  6. 最終選考

それぞれの選考ステップについて解説します。

STEP
エントリー

企業のウェブサイトやマイナビなどの就活サイトを通じてエントリーします。

エントリーは、簡単な情報を入力するだけなので、スキマ時間などを利用して行うことがオススメ。

企業によっては、エントリーシートや履歴書の提出が求められることがあります。

STEP
インターンシップに参加

早期選考は、基本的にインターン参加者を中心に案内が来ます。このため、早期選考で受けたい場合は、インターンに参加することがオススメです。

エントリーだけしていても早期選考の案内は、ほとんど来ないので注意が必要です。

>>【理系大学院生向け】インターンシップに参加すべき時期をご紹介

STEP
書類選考

提出されたエントリーシートや履歴書を基に、企業は学生の適性を評価します。

書類選考を通過すると次の選考ステップに進むことができます。

STEP
筆記試験や適性検査

一般常識や専門知識、言語能力を測るテストが行われることがあります。

企業によっては、性格診断テストや適性検査を実施する場合があります。

適性検査の結果を用いて不合格にする企業もあるため、SPIやGABなどの勉強をしておくことをオススメします。

STEP
面接(1次・2次)

個別面談や集団面接が行われ、学生の人柄やコミュニケーション能力が評価されます。

企業への志望動機や自己PR、将来のキャリアプランについて質問されることが多いです。

大学のキャリアセンターや先輩に面接の練習をしてもらうなどの対策を行うことをオススメします。

STEP
最終面接

最終面接では、面接官が役員のことが多いです。

ネット上では、「最終面接まで行けば絶対に内定が貰える」などと言っている人もいますが、最終面接で落ちる就活生も多いです。このため、最終面接でも油断せずに対策を行いましょう。

STEP
内定

選考を通過した学生には、内定(内々定)が出されます。内定後は、内定者懇談会や入社に向けた手続きがあります。

早期選考で内定を貰った後にも、志望度が高い企業が残っていれば、志望度の高い企業の選考にも参加することがオススメです。

早期選考で内々定を貰ったとしても、志望度の高い企業から内々定を貰った場合は、内定辞退して大丈夫です。

早期選考は、通常の選考に比べて競争が激しくない場合が多いですが、準備と対策が重要です。

企業が求める人材像に合致するよう、自己分析や企業研究をしっかりと行いましょう。

早期選考のメリット・デメリット

早期選考にはいくつかのメリットとデメリットがあります。

メリット
  • 早い段階で内定が獲得できる
  • 選考経験を早くから積める
  • 内定獲得後に検討できる
デメリット
  • 準備期間が短い

以下にそれぞれを簡潔にまとめました。

メリット:早い段階で内定が獲得できる

早期選考は、通常の選考よりも早期に内定を獲得することができるため、下記のような利点があります。

  • 内定を早く手に入れることで、就活の不安が軽減
  • 残りの学生生活を自分の成長や趣味、研究活動に充てることができる
  • 入社前に必要なスキルや知識を身につける時間が確保できる

このように、早期に内定を獲得することで多くの利点があります。

はやとん

早期選考で内定を貰えると、他の人よりも半年以上早く就活が終わるよ。

メリット:選考経験を早くから積める

早期選考を受けることで、選考経験を早くから積めることができます。

数社の早期選考を受けることで、志望度の高い企業の選考の対策(練習)ができます。

メリット:内定獲得後に就職するか検討できる

早期選考は、学部3年(修士1年)の間に合否が出るため、内々定式から時間があります。

従って、悩んでいる会社の内々定をとりあえず承諾して、他の会社の選考を受けることができます

この時間の余裕が早期選考の大きなアドバンテージになります。

はやとん

早期選考で内定を貰っても、そのまま就活を継続する人も多いです。

デメリット:準備期間が短い

早期選考は通常の選考プロセスに比べて、準備に割ける時間が限られているため、応募書類の質や面接対策に影響を及ぼす可能性があります。

特に、履歴書やエントリーシートの作成、面接練習など、入念な準備が求められる選考要素において、時間の制約は不利に働くことが考えられます。

また、他の応募者との競争においても、十分な準備時間がないことは、自己PRや志望動機の深掘り、企業研究の充実度に差が出る原因となり得ます。

このように、早期選考は時間的制約が大きなハンディキャップとなり、就活生が自身の能力を最大限に発揮することを難しくしています。

準備時間が短いことによるデメリットを克服するためには、事前の計画立てや効率的な時間管理が不可欠です。

ただし、早期選考の準備時間が短いのは、他の就活生も同じです。早期選考は、デメリットよりもメリットの方が圧倒的に大きいので、悩んだら受けることがオススメです。

はやとん

「まだ準備できてないよ!」という気持ちも分かりますが、絶対に早期選考で受けたほうがいいです。

早期選考の企業の探し方

早期選考を行っている企業を探す際には、以下の方法が有効です

キャリアセンターの活用大学のキャリアセンターや就職課が提供する情報をチェックしましょう。
大学限定の企業説明会やセミナーの情報が得られることが多いです。
就活情報サイトの活用マイナビなどの就活サイトで検索しましょう。
早期選考を実施している企業のリストやイベント情報が掲載されています。
企業のウェブサイト企業のウェブサイトに記載されている採用情報を確認しましょう。
企業によっては、早期選考の案内やエントリー方法が書いてある場合があります。
友達や先輩から聞く志望業界が友達や先輩と同じであれば、友達や先輩から聞くのがオススメ。
どの企業が早期選考を実施しているのか、どうすれば選考に進めるのかを聞けます。
オファー型就活サイト
の活用
オファー型就活サイトに登録していると、早期選考や特別セミナーの案内が届きます
他の就活生よりも有利に就活を進められるため、オススメです。

このなかでも、キャリアセンターの活用と就活情報サイト、オファー型就活サイトの活用は、必ずやることをオススメします。

キャリアセンターの活用(学内の就活イベントに参加)

早稲田大学のキャリアセンターの就活イベントの画像

出典:<26卒>夏のインターンシップ 関連講座&フェア メインページ – 早稲田大学 キャリアセンター (waseda.jp)

大学のキャリアセンター(就職課)では、定期的に就活イベントを開催しています。

学内の就活イベントは、企業からOBやOGが大学に来て企業の説明を行っていることが多いです。このため、企業の説明を聞くだけでなく、OBやOGの働いた上での企業の話を聞くことができます。

学内の就活イベントでは、OBやOGから話を聞くだけでなく、名刺を貰ってメールアドレスに連絡をすることがオススメです。

名刺を貰う理由は、インターンやセミナーに選考免除で出席できることや、今後OBOG訪問をするときに連絡できるからです。

名刺を貰う方法は、「名刺をください」と言うと直接的過ぎるので、「後日、質問が出た場合に〇〇さんにお聞きしたいのですが、ご連絡先などを頂くことはできますか?」と言えば、名刺かメールアドレスを入手することができます。

私の経験では、某大手企業のOBに連絡したら、特別にインターンに参加できただけでなく、早期選考にも進むことができました

この情報は、他の就活サイトや就活動画に載っていないため、非常にオススメできるテクニックです。

はやとん

企業の方の名刺を貰ってメールでやり取りするのは、本当にオススメ。
OBOG訪問やインターンにも参加できました。

就活情報サイトの活用

早期選考に進むためには、インターンの参加が一番の近道です。このため、就活生は、志望企業のインターンに積極的に参加することが望ましいです。

しかし、インターンを実施している企業を探すのは、なかなか大変ですよね。そこで、就活情報サイトを活用することで、インターン情報を調べることをオススメします。

例えば、大手就活サイトであるマイナビでは、画像のように約5000社のインターン情報が掲載されています。

マイナビのインターン情報が掲載されているページの画像

出典:https://job.mynavi.jp/2026/

マイナビでは、実施しているインターンの時期や業種、地域、実施形式などの詳細な条件を入れて検索ができます。このため、就活生が希望するインターンを調べやすいです。

>>実際に就活で使った上でオススメできる就活サイトを厳選しました

オファー型就活サイトの活用

早期選考に進むためには、インターンに参加することが原則必須であると述べましたが、オファー型就活サイトを利用することで、更に有利に早期選考を進めることができます。

オファー型就活サイトは、登録するだけで一部選考免除などの特典付きのスカウトが貰うことができます。

オファー型就活サイトの説明の図

一般的な就活サイトは、学生から企業に対してアクションを起こしますが、オファー型就活サイトは、企業から学生に連絡がきます。

筆者も就活時代にオファー型就活サイトを利用して、有効に就活を進められました。下の画像は、実際にオファー型就活サイトを利用していたときのスカウトの例です。

ラボベースで貰ったオファーの例

この画像は、大手建設業(スーパーゼネコン)から頂いたスカウトです。スカウトの内容は、1dayセミナーの案内と一部選考免除の早期選考の案内です。

このように、オファー型就活サイトを利用することで、早期選考に進みやすくなります。このため、就活生には、オファー型就活サイトの利用がオススメです。

実際に使った上でオススメできるオファー型就活サイトは表の通りです。

理系にオススメラボベース
テックオファー
アカリク
文系にオススメキミスカ
就活生にオススメのオファー型就活サイト

それぞれのオファー型就活サイトでスカウトを貰えた企業や大企業のスカウト割合などは下記の記事でご紹介しています。

>>理系学生にオススメのオファー型就活サイト4選

はやとん

複数のオファー型就活サイトに登録することで、様々な企業からスカウトが貰えるよ。

早期選考は何社ぐらい受けるべき?答えは5社程度

インターンにたくさん参加したから、多くの企業から早期選考が来たんけど、何社ぐらい受ければいいの?っていう疑問が生まれると思います。

結論から言うと、早期選考は5社程度受けておくことがオススメです。4~5社の早期選考を受けて、最終面接まで1~2社程進めれば十分です。

インターンに参加して入社したいと思う企業は、早期選考にチャレンジしてみてください。もし、行きたい企業がないよっていう人も、選考練習だと思って早期選考を受けることをオススメします。

早期選考に落ちた場合の対策方法

早期選考で落ちた場合、落胆せずに次のステップに向けて準備を進めましょう。

以下に、書類選考、1次面接、最終面接で落ちた場合の対処法をご紹介します。

書類選考で落ちた場合の対策方法

書類選考で落ちた場合は、

  • ガクチカや研究内容の文章構成がおかしい
  • 誤字脱字がある
  • 志望動機が明確でない
  • SPIなどの適性検査の対策不足

が原因で落ちていることが多いです。

もし、書類選考で不合格になった場合は、大学のキャリアセンターや先輩、友達にESをみせてフィードバックを貰うことがオススメです。

他の人に添削してもらうことで、自分では気づけなかったミスや違和感を発見することができます。

他の人から頂いたフィードバックを元にエントリーシートを見直し、自己PRや志望動機を強化しましょう。

そして、具体的な経験やスキルを具述し、アピールポイントを明確に伝えることがオススメです。

1次面接で落ちた場合の対策方法

早期選考の1次面接で落ちてしまった原因は

  • 第一印象
  • コミュニケーション能力
  • 企業研究の不足
  • ビジネスマナーの不足

が多いです。

それぞれの原因は、下記の表で解説します。

第一印象・清潔感がない
・服装や髪型が不適切
コミュニケーション能力・明るくハキハキと答えられない
・緊張しすぎてうまく話せない
企業研究の不足・企業について十分な理解がない
・志望動機が曖昧
ビジネスマナーの不足・挨拶ができない
・時間に送れる
・言葉遣い

1次面接で落ちてしまった原因の対策は、

  • キャリアセンターや先輩、友人と面接練習
  • スーツを正しく着る
  • 髪型は短く
  • 企業分析をする

ことで突破することができます。

特に、面接練習することで、自信を持って面接をすることができます。もし、面接練習をする相手がいない場合は、スキマ時間を利用して心のなかで面接練習するだけでも効果あります。

最終面接で落ちた場合の対策方法

最終面接で落ちてしまった原因は、面接官の相性が一番大きいです。このため、最終面接で落ちてしまっても、落ち込まないで他の選考に受けることがオススメです。

自分のなかで、どの点が不足していたのかを分析し、改善策を考えましょう。自分で何がダメだったのかを分析することで、次の選考に活かせることができます。

はやとん

最終面接で落ちてしまっても、面接官の相性が大きいので、全然気にしなくて大丈夫

【まとめ】早期選考は機会があれば絶対に受けたほうがいい

大企業や有名企業などの優良な企業から内定を貰うためには、早期選考が非常に有効です。

早期選考に参加するためには下記のことが重要です。

  • キャリアセンターの活用(学内の就活イベントに参加)
  • 就活情報サイトの活用
  • オファー型就活サイトの活用

もし、早期選考の案内が来た場合は、絶対に受けた方が良いです。早期選考は内定獲得の最短ルートです。早期選考に参加して効率的に内定を獲得してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次