肌断食成功の秘訣は顔脱毛【顔剃りやめて！】

当ブログにおいて、肌断食の方法や肌の知識は宇津木龍一先生の書籍を参考にしています。

肌断食初期は肌がボロボロに…

肌荒れを眺めるしかない

肌断食を始めると、スキンケアもメイクもできません。

つまり自分の肌の嫌なところと向き合うことが増えます。

このような、どうにかしたい肌をただ眺めるしかないのです。

肌荒れ、粉吹き、角栓はなんとか耐えられます。

そもそも肌断食をすると、最初は肌が荒れまくる！角栓出まくる！粉吹きまくる！と本や経験者のブログや日記などで予備知識をえていると思うので、このあたりはなんとか耐えられるんですよね。

誰だって肌の調子が悪い時はあるよね～、と自分を納得させられますし、最悪マスクで隠せます。

ムダ毛が耐えられない！

でも…でも、ムダ毛だけは眺めるだけではいられないのです！

こんな理由で、肌断食開始後もムダ毛を剃り続けている方は多いと思います。

さらに肌断食を始めたばかりは、カサカサの肌が気になって何回も鏡を見てしまいがちです。

だからよけいムダ毛が気になっちゃうんですよね。

肌断食ではこすらないことが大切

肌断食では、化粧品を使わないことはもちろん、肌をこすらないことも重要とされています。

こする行為は、肌を確実に傷めます。

自家保湿因子はひとたびこすり落とされると、再生するまでに、乾燥していない健康な肌でも3~4日かかります。

こするという刺激は炎症を起こし、表皮の中のメラノサイトという色素細胞を活性化させて、メラニンを増やしてしまい、肌を確実にくすませ、シミをつくる原因になります。

出典：「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法 | 宇津木龍一

つまり、化粧品を使わないで健康な肌を取り戻そうとしていても、肌をこする行為が頻繁にあれば肌断食が成功する確率がグンと低くなってしまうわけです。

ちなみにこの書籍の中では、こする刺激をなくすためのアドバイスもたくさん書かれています。

顔剃りで角層が削られる

私たちの日常にこする刺激はたくさんありますよね。

その中でも最も控えるべきなのがカミソリでこする、つまり顔を剃る行為。

なぜなら顔剃りは、肌をこするだけではなく角層まではがしてしまう可能性が高いからです。

角層とは？
皮膚の一番外側の層で、実は死んだ細胞の集まりです。

顔を剃った時に白い粉が付くことがありますよね。

実はあれが角層なんです。

角層は保湿において最重要要素

保湿の化粧品で「角層（角質層）の奥まで浸透」という広告をみたことありませんか？

簡単に言うと、今まで保湿の化粧品で一生懸命お手入れしていたのはこの角層なのです。

書籍には角層について次のように書かれています。

角層という保湿膜のおかげで、体内の水分がたやすく蒸発することはなく、また、外部からの化学物質や異物も容易には侵入できません。きわめて強力なバリアとして機能しているのです。

死んだ角質細胞のつくりだす0.02ミリメートルほどの膜、角層がそれほど重要な働きをしているとは、まさに奇跡です。

出典：「肌」の悩みがすべて消えるたった1もっと言えば 宇津木龍一

つまり角層は保湿には欠かせない部分なのです。

肌断食は外部からの保湿を断ち、自身の保湿力を再生していく方法。

なので肌断食をしながらこの角層を削ってしまうと保湿の手段がなくなってしまうんです。

顔剃りをした肌に起こること

古い角層をはがすとトーンアップする

顔剃りをすると、ムダ毛がなくなるのと同時に顔の透明感が増してトーンアップしますよね？

あれはまさに角層が削ぎ落されているからなんです。

突然ですがキャベツを思い浮かべてください。

はい、すごく突然ですが、キャベツは皮膚に似ているんです。

今からお肌をキャベツに例えて説明させていただきます！

古い角質をはがすと保湿ができない

キャベツはどうやって成長するかご存じですか？

ピンポーン正解！

収穫したてのキャベツや買ったばかりのキャベツの外側には、色の濃い～おじいちゃん葉っぱがついていますね。

このキャベツ、おじいちゃん葉っぱを付けたままだとけっこう日持ちするのですが、はがして赤ちゃん葉っぱが表面に出てきてしまうと1日やそこらでシワシワになってしまいます。

だから、キャベツの保存方法として、おじいちゃん葉っぱや新聞紙で包むという方法がとられます。

どういうことかというと、赤ちゃん葉っぱはみずみずしくて美味しいのですが、水分を保つ力がない、つまり保湿力がないんです。

赤ちゃん葉っぱはおじいちゃん葉っぱにみずみずしさを守ってもらってるんですね

皮膚も同じです。

表皮の内側から若い細胞が生まれ、表面に近づくにつれ古い細胞になっています。

新しい細胞が生まれるたびに古い細胞は表面へ押し出されます。

そして押し出され続けて死んでしまった細胞が、角層として保湿やバリア機能をもって自分より若い細胞を守ってくれています。

キャベツと同じく表面に近づくにつれて保湿力やバリア機能は成熟したものになりますので、若い細胞は瑞々しさはあるものの保湿機能はほとんどありません。

顔剃りは諸刃の剣

そうですよね、すみません。

キャベツはおじいちゃん葉っぱをはがすと黄緑色のやわらかくて美味しそうなキャベツになります。

つまりトーンアップするんです。

肌と同じですね。顔剃りスクラブなどで古い細胞を落とすとトーンアップします。

でも古い角層を落とされたあと、一番表面にきてしまった若い角層は保湿力が未熟なのですぐ乾燥してしまいます。

しかも肌断食中は保湿剤が使えない（おじいちゃん葉っぱを残しておくとか新聞紙で包んで保存ができない）わけです。

顔剃りにはムダ毛処理とトーンアップという魅力的な効果はありますが、一方で乾燥やバリア機能の低下のリスクをとっている諸刃の剣であることは知っておくべきですね。

肌断食と顔脱毛は相性抜群

顔剃りはやめて顔脱毛にしよう！

以上の理由から、肌断食中はできるだけ顔剃りはするべきではないといえます。

その通りです！

顔脱毛を済ませていれば、顔剃りはほとんど必要なくなります。

脱毛は自己処理よりも肌に優しい

基本的には自己処理よりも脱毛の方が肌に優しいとされています。

その理由は頻度です。

顔剃りは毎週や毎日やりますよね？だから頻繁に肌へダメージを与えてしまうので回復する暇がないんです。

一方脱毛でももちろん肌へのダメージがあります。

しかし脱毛は1～2か月に1回の施術なので、その間に皮膚が回復しやすいんです。

おすすめの脱毛のタイミング

先にもお伝えしましたが、肌断食を始めるとしばらくの間肌がボロボロになります。

さらに保湿剤も使えないとなると、肌断食と顔脱毛を同時に始めるのは不可能に近いです。

なので、肌断食初期を避けて脱毛するのが良いでしょう。

1.肌断食を始める前

一番のおすすめは肌断食をはじめる前に顔脱毛を済ませてしまうことです。

ボロボロ肌を何度も眺めてしまう時期に、ムダ毛の心配がなくなります。

顔剃りをしなくていい事に加え、ムダ毛が目立たないことで精神的な負担も軽減します。

2.肌断食に慣れて肌が安定してから

別のタイミングとしては、肌断食初期のボロボロ肌が終わって肌が安定してからです。

肌が強くなっており安定してるので脱毛がやりやすいです。

おすすめ脱毛方法

それでは例をあげてご紹介しますので、参考にしてみてください(*´▽｀*)

エステ脱毛

一番お手軽なのがエステ脱毛です。

なんといっても価格がお手頃！そして美肌効果が期待できること。

デメリットは永久脱毛ではないこと。

しかし、以下のように毛質が変わるので顔剃りの頻度は激減します。

ミュゼプラチナム

アフロディーテ

医療脱毛

確実なのは医療脱毛です。

施術が完了したら一生毛が生えない永久脱毛なので、施術した部位のムダ毛処理は今後一切不要になります。

デメリットは値段が高いことと、エステ脱毛より痛みがある場合が多いこと。

しかし、医師による事前カウンセリングや肌トラブルが起きた時の医療対応など、医師に身を任せられるので安心です。

肌トラブルなどを抱えていてエステ脱毛が心配な方は医療脱毛がおすすめです。

DBC大美会クリニック

脱毛器で自分で脱毛

融通が利くのが脱毛器を購入して自宅で脱毛する方法です。

自宅で好きな時間に脱毛できるため、予約やエステ・病院へ行くといった時間の拘束がありません。

機器にもよりますが、エステ脱毛とほぼ同じ効果が得られます。

一度買ってしまえば気が済むまで照射できるのでトータルで考えるとコスパがいいです。

デメリットは全てが自己責任であること。

説明書や注意書き、ネット上の口コミなどをよく読んでから始めれば問題なく脱毛できますよ。

ケノン

目の周りや粘膜は照射禁止となっているので注意してくだい

各脱毛の比較表

	エステ脱毛	医療脱毛	自宅脱毛器
脱毛	除毛・減毛	永久脱毛	除毛・減毛
価格	ある程度の施術であれば安価で済むが、完全に脱毛するまで通うと逆にコストがかかるかも。	初期費用は高めだが、少ない回数で脱毛が完了するためトータルのコストはエステより安くなる場合もある。	一度買ってしまえばカートリッジの限界まで照射できるので、トータルコストは低い。
期間	コースによるが最長で2年ほど ※8回コースで目立たなくなったが細い毛が数本生えている。（口周り・私の場合）	半年~2年ほどで完全に終了	※月に1回を5回くらいで気にならなくなった。（頬とおでこ・私の場合）
痛み	ほぼ無痛～やや痛い	やや痛い～痛い	ほぼ無痛～痛い（自分で調整可能）
メリット	初期費用が安い 美顔効果があるサロンもある 毛質が変わって自己処理が楽 痛みが少ない	永久脱毛 医師のカウンセリングや医療的アフターケアなど、病院ならではの安心感	自宅で好きな時間に脱毛ができる 自分の気が済むまで脱毛できる 人に見られずに済む 予約が要らない
デメリット	永久脱毛ではない 完全な脱毛を目指すとコストがかかる 予約がとれないことがある	初期費用が高い 痛みがある 予約が取れないことがある	すべてが自己責任

まとめ～顔脱毛をしてスムーズに肌断食を始めよう～

肌断食は、化粧品のスキンケアのようにやったらすぐ効果の出るものではありません。

化粧品によって長年ダメージを受け続けた肌が健康な姿に戻るのには時間がかかるからです。

しかし人間を含めた生物には自己修復力があります。

かならず肌はもとの健康な状態に向かって修復すようとするんです。

だから肌断食をはじめたら、つけない、こすらないを徹底して、肌の回復を手助けしてあげましょう！

そのためにも事前に顔脱毛を済ませ、肌断食をはじめたら徹底的に肌に刺激を与えないようにしましょう。

改善の速度に個人差はありますが、はじめてしばらくすると、みなさん、指先で肌にふれたとき、以前よりも表面がやわらかく、ふっくらしていることに気づくでしょう。角層が健康になって、バリア機能がしっかりとしてきた証拠です。

バリア機能を構成している自家保湿因子に不純物を混ぜない、自家保湿因子をこすりおとさない、のふたつを続けてきたおかげで、肌はみずからうるおう力をとりもどし、その力をいかんなく発揮するようになっているのです。

出典：「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法 | 宇津木龍一

刺激をなくせば肌は回復するし、肌断食も成功します！

今回のまとめです！

肌断食の成功の秘訣は、とにかく顔に刺激を与えないこと、触らないことです。

せっかく肌断食するなら成功させましょう！

これを読んでいる方々の手助けができたのであればとても嬉しいです(^^♪

長い文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました！