こんにちは。

☆ショウ☆です。

 

私のブログを訪れてくださり、
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では

今日も

私とマリちゃんの愛の物語の続きを

書いていきますねウインク

 

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*高校教師の私が

ホステス嬢と出会い、

恋に落ち、

悲しくも切ない終わりを迎えるも

「無償の愛」を学ぶのです。

 

 

 

【前回までのあらすじ】
私は意を決して、
マリちゃんにプロポーズしましたが
マリちゃんは一人で生きて行きたいと、
私のプロポーズを断ったのです。
私は、それでも、

マリちゃんへの愛は
変わることはないと、どんな形でも

マリちゃんを愛そうと決めたのです。

 

※私は、彼女のことを

いつもマリちゃんと呼んでいました。

ただし、この実話ストーリーでは

物語の展開上

「マリ」がいいと思い

そう書いています。

 

  第13話:最後の逢瀬


マリちゃんが交通事故に遭ったとき、

私は、気づいていたました。
 

マリちゃんが

どんな身体になっても構わない。

たとえ半身不随でも、

寝たきりでも、

構わない。

マリちゃんへの愛は変わらないと。
 

何かを諦めるのではなく、

一生マリちゃんを愛そうと、

私は自分に誓ったのです。

 

 

こうして、その後、私達二人は、

恋人同士として、

3年を過ごしたのです。
 

しかし、、、
 

(えっ?、3年って、

どういう意味ですかと、

あなたは思いましたか??

残念ながら、二人には、

ハッピーエンドはないのです。)

 

私は、マリが交通事故に遭ったときの

前と同じように、
マリがホステスとして働く店の客として通い、

マリを支えていました。
 

ほんのまれにですが、

マリの体調が良い時には

私の部屋にマリが遊びに来てくれました。
 

でも、マリの身体は

完治したわけではないので
男女の営みはかないませんでした。

キスをするのも、

気をつけないと、
マリの頭を動かして、
痛くさせてしまうので、

軽いキスしか出来ませんでした。


 

3年と言っても、

マリの体調は、
よくなることはありませんでした。

 

交通事故の後遺症が出てしまったのです。

そして

持病の膠原病もあり

マリの身体は

思うように動かなくなっていったのです。
 

(私は、マリちゃんの前では、
笑顔を絶やさないように

努力していましたが、
一人になると、

マリちゃんのことを思い、
泣くことが多くなっていました。)

 

こうして

マリは

一ヶ月もの間、

外に出られないこともあったのです。

 

二人が逢えても、

マリは、

つらそうにしていることが、
多くなっていきました。
 

そんなマリの様子を見て、
なにか良い薬はないかと、

私は探しました。

 

高額の薬を見つけては、

マリに買ってあげました。
 

祈祷がいいのではないか、

どこかに名医がいないかと、

私はあちこち奔走した。
 

でも、、、
 

3年が過ぎて、

マリの体調が以前よりも、
ますます、

悪くなっていったのです。
 

無理して、

仕事に出ていたマリでしたが、

いよいよ、

店に行くことが難しくなりました。

 

あるとき、マリは、

私にこう告げたのです。
 

「もう、無理かもしれない。
仕事も出来なくなったら、
嫌でも、親に頼るしかなくなるの。

 

そのときは、私の人生は、

自由のない人生になってしまうの。

 

そして、きっと、ショウさんにも、

会えなくなると思うの。」

 

そんなことを

話していたマリが、

青ざめた顔を化粧で隠して、

私の部屋に来てくれたのです。
 

その日は、

私の誕生日でした。

3年前の約束で、
私の誕生日会をしたいと、
マリは言ってくれていました。
 

それを、今、

果たそうとしてくれていたのです。

それまで見たことのない様子でした。


本当に、つらそうにしているマリでした。

 

それでも、マリは私のために、
バースデー・ケーキを
頑張って作ってくれたのです。
 

私は、直感で覚悟しました。

 

(マリちゃんは、きっとこれが最後と、

無理をして来てくれたんだ。)


 

生クリームをホイップするのを、
手伝いながら、
二人で、ケーキを作りました。

 

初めての共同作業でした。。。
 

出来上がったケーキに

ろうそくを刺し、
火をつけました。
 

部屋の明かりを消し、
マリが歌を優しい声で
心を込めて唄ってくれました。
 

「Happy Birthday to   you 、、、

 

Happy   Birthday 、Dear ショウさん、

 

Happy Birhday  to you♪」


 

私は、泣いてしまい、

ろうそくの火を消すことが

 

出来ませんでした。
 

代わりに、マリが笑顔を浮かべて、

消してくれました。

 


 

そして、マリは、

「じゃあ、

 

プレゼントあげるね♪」と、


私の目の前で、

服を脱ぎ、

 

裸になりました。
 

マリは、私の手を取り、
私を寝室に連れて行きました。
 

「えっ!いいよ。」
 

「でも、、、」
 

私は何も出来ませんでした。
 

マリの身体を抱くことは、

怖かったのです。
 

もしもっと

傷つけてしまったらと考えると、


一緒にベッドに横になることは

出来なかったのです。
 

私は、立ったまま、

裸のマリを愛おしく、
そっと腕を回すだけでした。
 

(マリの首から背中にかけて、
大きな手術後が見えました。
そんな姿を見たとき、
なおさら、何も出来ませんでした。)



 
これが私とマリの



最後の逢瀬でした。

 

 

つづく

【次回予告】
マリちゃんの体調は
次第に悪くなり、最後の逢瀬を迎え、
マリちゃんは、私の前から
消えるのです。

 

​​​​​

 

次回も

お楽しみにしてくだいね。^^

 

☆ショウ☆

 

 

※私の熱血高校教師時代の

 朗読版もあります。^^

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