実は家庭にも潜む「7つのムダ」今すぐ無くして家事を楽に!

【簡単】家事を楽に!今すぐ無くしたい7つのムダとは?やり方を見直す
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こんにちは、あるいはこんばんは、家事「したくない」諸君。
『ない家事研究所』の Tanjism(タンジズム)だ。

家事を楽にした〜い

簡単に楽できる方法は無いの?

とお困りの諸君。
ちょうど諸君に試してもらいたい方法があるぞ。

それは、

「7つのムダ」を無くすことだ!

7つのムダ」って、トヨタ生産方式の?

タンジズム
タンジズム

さすが!
知っている人がいるとうれしいね〜

製造業界では超有名な手法なだけあって、他業種でも耳にしたことがある諸君もいるかもしれない。

今回の記事では、
製造業界ではよく耳にする「7つのムダ」について、実は製造業界だけでなく、他の仕事の業界や、生活の中にも存在しているということを解説する。

今まで、
漠然と「家事を楽にしたい」と思っていても、その方法が分からなくて途方に暮れていた諸君も多いことだろう。

そうやって、
今まで「したくない」家事をし続けていた結果、諸君の大切な人生は「したくない」家事によって奪われてきたのだ

この記事を読めば、
家事の中に潜む「7つのムダ」を見つけ出すことができるはずだ。

「ムダを無くす」ということは、仕事だけでなく家事をする上でも重要なことだ。

同じ家事をするにしても、「ムダ」を無くした家事は、楽に短時間で終わらせることが可能だ

家事の「ムダ」を無くすこと、つまり「したくない」家事を「しない」ことで、自分が「したい」ことができる生活が送ることができる。

そのような、
諸君の理想的な人生に近づくためにも、「7つのムダ」をしっかり覚えてほしい。

トヨタ生産方式とは?

トヨタ生産方式の「トヨタ」とは、世界に誇る日本の自動車メーカーである「トヨタ自動車」のことである。

このトヨタ自動車が大企業となりえた秘密の1つが、このトヨタ生産方式だろう。

-トヨタ生産方式のルーツ-

ムダの徹底的排除の思想と造り方の合理性を追い求め、生産全般をその思想で貫きシステム化したトヨタ生産方式は、豊田佐吉の自動織機に源を発し、トヨタ自動車の創業者(2代目社長)である豊田喜一郎が「ジャスト・イン・タイム」による効率化を長い年月にわたり考え、試行錯誤の末に到達したものです。

その根底に流れているものは「徹底したムダの排除」の思想です。

出典:トヨタ自動車株式会社 トヨタ生産方式
https://global.toyota/jp/company/vision-and-philosophy/production-system/

今やこの「徹底したムダの排除」の思想は、発案者であるトヨタ自動車だけでなく、日本の製造業界、そして世界にまで波及しているのである。

タンジズム
タンジズム

私も「製造業」に身を置いている

だから、私もトヨタ生産方式の教育を受けてきた。

トヨタ生産方式は「ジャスト・イン・タイム」と「自働化」の2本柱で有名だ。
この2本柱の内容も面白いので、別の機会で記事にしたいと思う。

7つのムダとは?

トヨタ生産方式を実現するためには「徹底したムダの排除」が必要なのだが、この「ムダ」を7つに分類したのが以下の「7つのムダ」である。

・加工のムダ
・在庫のムダ
・不良・手直しのムダ
・手待ちのムダ
・作りすぎのムダ
・動作のムダ
・運搬のムダ

いや、タンジズム。

これ全部覚えるのムリ。

と、
一気にやる気が失せる気持ちも分かる。

私も「7つのムダを覚えろ」と言った上司に対して、
初めはイヤな顔をしたと思う。

しかし諸君、大丈夫だ。

魔法のことばで、すぐに覚えられるから安心していい。

カザフ鉄道(かざふてつどう)

タンジズム
タンジズム

リピートアフターミー。

カザフ鉄道(かざふてつどう)

何を言わされているのだ…?

これは、
7つのムダ」を覚える魔法のことばだ。
7つのムダ」の頭文字を並べたことばになっている。

こうのムダ
いこのムダ
りょう・てなおしのムダ
まちのムダ
くりすぎのムダ
うさのムダ
んぱんのムダ

1日1回、このことばを唱えるだけで、1週間もあれば諸君も「7つのムダ」を覚えられるぞ。

ものづくりの「7つのムダ」を家事に置き換えてみる

これから「7つのムダ」をひとつずつ紹介していくが、ひとつ注意点がある。

先ほど書いたように、「7つのムダ」はものづくりの業界で生まれた考え方である。
だから、直接的に「家事」に当てはめようとした場合、いまいち分かりづらい可能性がある。

そこで、
製造業における「7つのムダ」を、家事へ置き換えた場合の例もあわせて書いていこうと思う。

加工のムダ

加工のムダとは、
必要のない「加工」や「作業」をすることによるムダである。

製造業で「加工」と言えば、機械で穴をあけたり、溶接で鉄板同士をくっつけたり、表面を磨いてキレイに仕上げたり、不良が無いか検査するような作業が挙げられる。

たとえば、
板に穴を1ヶ所あける必要があったとして、2ヶ所目の穴は不必要な「加工」である。
まず第一に、2ヶ所目の穴はお客さんは必要としていない

必要のない加工をするために、人手がかかってしまう。
機械を動かす電気代も掛かってしまう。
穴をあけるための道具も消耗することになる。

つまり、
2ヶ所目の穴の「加工」はムダなのである。

家事における「加工のムダ」

家事において「加工のムダ」とは、
必要のない「家事」や「作業」をすることによるムダのことを指すだろう。

以前、
私が考える「しないとマズい」家事の記事を書いた。
→これだけは、しておきたい!最低限『しないとマズい』家事3選
その記事の中で私は、「したくない」料理は「しない」でも生活できるということを書いた。

誤解してほしくないが
これは「したくない」ことが前提であり、料理「したい」人にとっては「ムダ」な家事ではないかもしれないのだ。

タンジズム
タンジズム

つまり、
「ムダ」かどうかは、その人しだいということだ。

しかし、
たとえ料理「したい」人だとしても、その「料理」の家事の中にも「ムダ」が潜んでいる可能性がある。

たとえば、
キャベツを千切りする作業を思い浮かべてほしい。

トンカツにはキャベツの千切りが欠かせないだろう。

タンジズム
タンジズム

ザク切り派には申し訳ないが、私は千切り派である。

諸君の多くは、
何度かキャベツを切った後、まな板からキャベツが溢れる前に、切ったキャベツをお皿へまとめて入れると思う。

しかし、
キャベツを1回切ってそれをお皿へ移して、もう1回切ってそれをお皿へ移して、
…と、1回1回切るたびにキャベツをお皿に移していれば、この「作業」はムダだと言われても仕方がない。

このような非効率なやり方で家事を行えば、本来必要のない「作業」をすることになる。

そのような、
不必要な時間と労力をかけることを、家事において「加工のムダ」と言うだろう。

在庫のムダ

在庫のムダとは、
必要のない「在庫」を持つことによるムダである。

製造業で「在庫」と言えば、穴をあける前の板だったり、お客さんに売る前の完成品だったり、穴をあけるための工具のような在庫が挙げられる。

1日に2個しか売れないのに、倉庫に完成品が100個あれば、不必要な「在庫」である。

でも、
結局いつか売れるとしたら「ムダ」ではない気がするんだけど?

確かに、
諸君が「ムダではない」と思いたい気持ちも分かる。

しかし、
売れたとしても不必要な「在庫」はムダなのだ。

不必要な100個の完成品のせいで、保管場所である倉庫に他のモノが置けなくなるのだ。

不必要な100個の完成品のせいで、倉庫の奥のモノを取り出すのが大変になってしまったり、新しい機械を置けなくて、新しい仕事を受注できなくなったりするかもしれない。

また、
不必要な100個の完成品を、管理する必要が出てくる。

在庫がいくつ残っているのか数量管理し、錆びないように空調管理する必要があるかもしれない。
そのためにモノを数える仕事が増えたり、設備費用や光熱費が増えたりするだろう。

つまり、
不必要な「在庫」はムダなのである。

家事における「在庫のムダ」

家事において「在庫のムダ」とは、
必要のない「モノ」を備蓄しておくだけでなく、今しておく必要のない「家事」をすることによるムダのことを指すだろう。

まず、
不必要な「モノ」の備蓄はムダだということ。
これは、諸君も分かりやすいと思う。

ティッシュやトイレットペーパーなど、いくらセール中で安かったとはいえ、大量に買ってきてしまったら、家中がティッシュで溢れてしまうかもしれない。

パスタの麺やレトルトカレーなど、いくらセール中で安かったとはいえ、大量に買ってきてしまったら、パントリーを圧迫するだろう。
そればかりか、食べ切る前に賞味期限を迎え、美味しく食べることができなくなってしまうかもしれない。

このように、
不必要な「モノ」の備蓄はムダである。

そして、
今しておく必要のない「家事」をすることが、ムダだということ。
これは、「家事」を備蓄しておくという考え方だが、イマイチ分かりづらいかもしれない。

必要のない「家事」であれば、さっきの「加工のムダ」では?

と思う諸君もいるかもしれない。

注目してほしいのは「今しておく必要のない」ということである。

たとえばAさんは、
平日は忙しくて料理を作る時間がないため、週末に食材を購入し1週間分のおかずの「作り置き」をしているとする。

1週間分の「作り置き」を、ジップロックのコンテナに入れて冷蔵庫に保管するので、冷蔵庫の中は「作り置き」でいっぱいになっているだろう。

しかしAさんの生活にとって
冷蔵庫がいっぱいなったとしても、1週間分の「作り置き」は必要な「在庫」なのである。

それに対して、
毎日料理を作る時間が十分ある Bさんがいるとする。

毎日料理を作るBさんが、Aさんの話を聞いて休日に1週間分の「作り置き」をしたらどうだろう。

もしかしたら、
Bさんの冷蔵庫は、普段から「作り置き」を作っているAさんの冷蔵庫よりも小さいかもしれない。
その場合、冷蔵庫に他の食材を入れられないだろう。

もしかしたら、Bさんが「作り置き」を作ったあとに、食べたい物が変わるかもしれない。
その場合、食べたい物を我慢しなければならないだろう。

もしかしたら、Bさんは休日に予定があったかもしれない。
その場合、休日の予定をキャンセルしなければならないだろう。

Bさんは、
毎日料理をする時間も取れるのでわざわざ無理して休日にまとめて「作り置き」を作る必要はないのだ。

このように今しておく必要のない「家事」をすることも、「在庫のムダ」であると言えるだろう。

不良・手直しのムダ

不良・手直しのムダとは、
「不良品」ができることによるムダである。

製造業で「不良品」を作ってしまえば、捨てるか「手直し」するしかない。
捨てるとしたら、「不良品」を作るための材料や加工のための人件費、機械を動かす電気代など、加工するために関わったすべてがムダになる。

「手直し」が可能だった場合、たとえ捨てずに済んだとしても、「手直し」のために本来必要なかった費用や手間が発生する。

また「不良品」を作ってしまった原因を調べ、再発防止をするために加工方法を見直したり、加工者への教育の徹底などの対策を取る必要がある。

家事における「不良・手直しのムダ」

家事において「不良・手直しのムダ」とは、
「家事」で失敗したことに対するムダのことを指すだろう。

たとえば、
料理でトンカツを作った時に、トンカツが真っ黒に焦げてしまったら、食べることができないかもしれない。

材料として購入した豚肉、卵、パン粉。
材料を購入するための買い物時間。
豚肉に卵とパン粉をまぶして、油で揚げる調理時間。
油がはねたコンロの掃除。
使った油を処理したり、鍋を片付けしたりする時間。

すべてがムダになる。

たとえば、
洗濯機をまわしたのに干すことを忘れていて次の日気付いた場合、「手直し」として再び洗濯機をまわすかもしれない。

その時にかかる、電気代や洗剤代、光熱費、手間は本来は必要なかったものだ。

このようなことは、
家事において「不良・手直しのムダ」と言うだろう。

手待ちのムダ

手待ちのムダとは、
「加工」や「作業」ができるまで待っている状態によるムダである。

製造業で「手待ち」の状態は、機械に材料をセットして加工が終わるのを待っている時間などを指す。
たとえ機械が加工していたとしても、加工が終わるのを人が待っていたら、その時間は人は何も仕事していないことになる。

しかし、
これはサボっているわけではないのだ。

仕事したくても、
機械の加工が終わらなければ次の仕事ができないとしたら、待たざるを得ないだろう。

しかし、
何もしていないというのは人件費のムダである。

家事における「手待ちのムダ」

家事において「手待ちのムダ」とは、
家事」ができるまで待っている状態によるムダである。

たとえば、
洗濯物を干すために、洗濯機が完了するまで洗濯機の前で待っている状態は「手待ちのムダ」と言えるだろう。

家事の場合は「洗濯機が止まるまで休憩しよう」というように、すべてが「ムダ」とは言えないかもしれない。

しかし諸君も暇ではないだろう。
1日における可処分時間には限りがあるのだ。

可処分時間については、下リンクの記事でも触れた。

朝10時から出かける予定を立てていたのに、9時50分から洗濯機をまわしてしまった場合、10時に出かける予定は崩れてしまうだろう。

10分で洗濯物を干すつもりだったかもしれないが、洗濯機が止まるのを待つ必要があるのだ。

せっかくの休日の予定が台無しに…

このように、
本当は今すぐ家事を「したい」のに、できなかった場合は「手待ちのムダ」と言うだろう。

作りすぎのムダ

作りすぎのムダとは、
不必要なものを余分に作ってしまうことによるムダである。

製造業で「作りすぎのムダ」とは、1日に2個しか売れないのに、完成品を1日100個作るようなことである。

あれ?
さっきの「在庫のムダ」と似ているような?

と気付いた諸君は鋭いぞ。

この「作りすぎのムダ」は、
7つのムダ」の中でも「最悪のムダ」と言われている。

なぜかというと「作りすぎのムダ」は他の「7つのムダ」も引き起こしてしまうからである。

たとえば、
1日に2個しか売れないのに、1日に完成品を100個作ったとする。

今日、お客さんは完成品を2個しか必要としていない。
残りの98個は今日売れないから、不必要な「在庫」になる。
つまり「在庫のムダ」だ。

不必要な「在庫」は完成品だけではない。

加工する前の材料も、本来は2個分だけ購入していればいい所、100個分購入しておく必要がある。
加工するための工具も消耗するので、工具の予備も余分に持っておく必要がある。

作りすぎた製品や材料は倉庫や加工場に溢れるため、モノを探したり入れ替えたりする必要があるだろう。
つまり「動作のムダ」や「運搬のムダ」にもつながる。

作りすぎた製品が「不良」だと分かった時には、作りすぎたすべての製品が「不良・手直しのムダ」になる。

捨てることになれば、すべて「加工のムダ」になる。

100個の製品を作っている時間は、一見すると忙しそうに思えるが、本当は「今」作る必要があった製品は2個だけなのだ。

本来であれば製品を2個作った時点で「手待ち」の状態となり、優先順位の高い他の製品を作ってもらえたかもしれない。
そうした「手待ちのムダ」を見落としてしまう原因にもなる。

このように、
作りすぎのムダ」は他の「7つのムダ」も引き起こしてしまう「最悪のムダ」なのだ。

動作のムダ

動作のムダとは、
不必要な「動作」をすることによるムダである。

製造業における不必要な「動作」とは、「加工」や「作業」に不必要な動作を指す。

「動作」ひとつとあなどるなかれ。

たとえば、
製品にネジ1本をドライバーで締める作業があったとする。

諸君は、
不必要な「動作」をすることなく、ネジを締めることができるだろうか?

ネジ1本くらい簡単だ。

いちいち、不必要な「動作」なんてしないよ。

という諸君、
少し頭の中でネジ締めの「作業」をイメージしてみてほしい。

タンジズム
タンジズム

どうだろう?

不必要な「動作」をすることなく、ネジ締め「作業」はできただろうか?

できた!

それでは、いくつか質問してみよう。

「作業」をする場所の明るさはどうだろう?

作業する場所・広さは?

製品・ネジ・ドライバーはどこに置く?
右・左・奥・手前、高さは?

作業をする時は、右手と左手どう使う?

もう、
タンジズム細かすぎ!

と言うかもしれないが、
1つの作業でもこれくらいこだわらないと、不必要な「動作」が発生してしまう。

ちなみに、
私のイメージするネジ締め「作業」を紹介する。

適切な明るさが確保された部屋に、900mm × 600mm の机がある。

その机の高さは、立って作業をする人の胸の高さだ。

机の中央に製品を、製品の左側にネジを、製品の右側にドライバーを置く。

作業をする人に、机の前に立ってもらう。

左手でネジを取り、右手でドライバーを持ち、製品にネジを締める。


この作業には、
不必要な「動作」が発生しにくいはずだ。

逆に、

薄暗い部屋で、
腰の高さの机の上に、
右手を伸ばした先にネジを置いて、
左手を伸ばした先にドライバー置いて、

このように作業をした場合、
不必要な「動作」がたくさん発生するだろう。

つまり「動作のムダ」なのだ。

家事における「動作のムダ」

家事において「動作のムダ」は、
「家事」において不必要な「動作」をすることによるムダである。

「製造業」と「家事」とで、「作業」の違いはあるものの、どんな「動作」が不必要かどうか特に違いはないだろう。

たとえば、
キッチンがヒザの高さだとしたら、野菜を切る作業をする時に不必要な「動作」が発生するだろう。

たとえば、
洗濯洗剤を吊り戸棚に収納していたら、洗濯する時は不必要な「動作」が発生するだろう。

たとえば、
電源コードの長さが1mの掃除機を使っていたら、掃除機を使う時は不必要な「動作」が発生するだろう。

このようなことは、
家事において「動作のムダ」と言うだろう。

運搬のムダ

運搬のムダとは、
モノや人が「移動」することによって生じるムダである。

先ほどの「動作のムダ」と似ているが、特に「移動」に関するムダである。

製造業で「運搬のムダ」の状態は、製品を加工する場所から倉庫まで不必要に遠い時などを指す。

基本的に、人が歩いたり、モノを「移動」させても、製品の価値は少しも上がらない
ただ移動させる人の手間と時間がかかるだけである。

だから、
効率よくモノを作るためには、モノや人の「移動」は最小限に留めておく必要がある。

家事における「運搬のムダ」

家事において「運搬のムダ」とは、
「家事」をする上でモノや人が「移動」することによって生じるムダである。

たとえば、
洗濯物を干すために、脱衣所から廊下を通り、リビングから玄関へ向かい、ドアを開け、庭の物干し台まで移動しているとする。

この時、
脱衣所から庭の物干し台までの「移動」は、「運搬のムダ」なのである。

洗濯物を干すためだったら、しょうがないじゃない?

と諸君は言うかもしれない。
「干すため」と言うのであれば、私の家のように室内干しするという手もあるだろう。

私のように室内干しすれば、「運搬のムダ」を減らすことが可能だ。

このように、
不必要なモノや人の「移動」は「運搬のムダ」と言うだろう。

まとめ

いかがだっただろうか。
今回は、「家事を楽にしたい」とお困りの諸君に向けて、ものづくり業界では有名な「7つのムダ」を紹介した。

世界のトヨタ自動車が発祥である「7つのムダ」は、実は製造業だけでなく、他の仕事や普段の生活の中にも存在しているということを、諸君も分かってくれたと思う。


7つのムダ」は、家事を楽にする方法が分からなくて、途方に暮れている諸君にとって大きなヒントになるはずだ。

諸君は今日から、
家事の中に潜む「7つのムダ」を見つけ出すことができるだろう。

同じ家事でも、
「ムダ」を無くした家事は、楽に短時間で終わらせることができる。

ぜひ諸君も「したくない」家事を「しない」ことで、自分自身が「したい」ことができる、理想的な人生に変えていこう。

7つのムダ」は、

カザフ鉄道(かざふてつどう)で覚えよう!

このまま「したくない」ことにエネルギーを使い続けるより、今変わることに少しだけエネルギーを使った方が、きっと、この先の人生のためになる。

他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる

諸君がしたくない家事から解放されて、したいことで人生を楽しんでもらうことを願って。

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