社労士 受験資格をわかりやすく説明 大卒と高卒の違いと国家資格一覧

社会保険労務士試験を受験するには受験資格が必要です。

受験資格は大きく4つあります。

『学歴』『実務経験』『厚生労働大臣の認めた国家試験合格』『過去受験』

のパターンがあり大学、短期大学・専門学校を卒業されている方は、卒業証明があればOKです。

高卒の方は、別途 実務経験や国家資格合格の証明が必要です。

受験資格及び受験資格証明書一覧.pdf(社労士オフィシャルサイト参照)

ここでは、社労士試験の受験資格についてわかりやすく説明します。

ご自身で判断が難しい場合は、受験センターに問い合わせができますので

問い合わせ方法もご紹介します。

学歴による受験資格

学歴による受験資格は、以下の学校を卒業した証明などが必要となります。

  • 大学、短期大学卒業
  • 大学(短期大学を除く)における修得単位数
  • 専門学校 卒業
  • 厚生労働大臣が認めた学校卒業
  • 各種学校等卒業
  • 専門職大学、専門職短期大学卒業
  • 高等専門学校(5年制)卒業
  • その他

 高校卒業者は、

  • 短期大学などに進学する
  • 就職して『実務経験』を積む
  • 『厚生労働大臣の認めた国家試験合格』に合格

いづれかの受験資格が必要です。

実務経験による受験資格

以下に記載する実務経験が3年以上あれば、受験資格となります。

勤務先の雇用主に証明してもらう必要があります。

<様式1>「実務経験証明書」はこちら

  • 労働社会保険諸法令の規定に基づき設立された法人の役員又は従業者
    (健康保険組合、労働保険事務組合等)
  • 国又は地方公共団体の公務員等
  • 日本郵政公社の役員又は職員
  • 全国健康保険協会
    又は日本年金機構の役員
    又は従業員
  • 社会保険労務士又は弁護士の補助者(社労士法人、弁護士法人、弁護士・外国法事務弁護士共同法人を含む)
  • 労働組合の専従役員
  • 会社その他の法人(法人でない社団又は財団を含む)の労務担当役員
  • 労働組合の職員又は法人等若しくは事業を営む個人の従業者(いわゆる一般企業を含む)

社労士 受験資格 国家資格 一覧

次の試験に合格された方は、受験資格となります。

  • 社労士試験以外の国家試験合格
    国家公務員試験やメジャーな資格でいえば公認会計士、税理士、司法書士、中小企業診断士がありますが、学歴が必要であったり社労士より難易度が高く、全く別の知識となるので、社労士になるためにこれから目指すのは現実的ではありません

  • 司法試験予備試験等の合格

  • 行政書士試験の合格
    こちらが一番現実的です。受験資格一覧にも、行政書士のみ単独で記載されています。
    行政書士試験には、受験資格は設けられておりません。
    学歴を問わず受験できるので高卒の方が
    行政書士資格取得 → 社労試験取得 という方法もあります。
    行政書士は法律に関する資格なので、行政への書類の届出は、社労士との相性も良く、
    社労士合格者も行政書士を取得される方が多いです。

   社労士 受験資格 国家 資格 一覧

厚生労働大臣が認めた国家試験 (sharosi-siken.or.jp).PDF 社会保険労務士試験オフィシャルサイト

過去に社労士受験した事による受験資格

 こちらは、再受験の方が使える受験資格です。

 過去3年間の受験票か成績(結果)書があれば良いので、一番てっとり早いです。

 僕は、前年の受験票で6回受験しました。成績書は取っておいた方が良いので

 受験票がおすすめです。

受験資格の問い合わせ

自分が受験資格があるか、判断できない場合は、受験資格・免除資格の事前確認も可能です。

全国社会保険労務士 試験センターへFAXを送ると およそ1週間以内には電話連絡をしてもらえます。

全国社会保険労務士 試験センターへFAX送付状(社労士オフィシャルサイト参照)

受験資格を満たせていれば、社労士試験に申しこみが可能です。

社労士受験申込方法はこちら

ゆるぱぱ

社労士試験に7回目でどうにか合格
仕事、育児に奮闘しながら、ゆるーく勉強を続けました。長期間の勉強経験を活かして、これから社労士を受験する方へ
試験に関するお役立ち情報をブログ配信していきます。

ゆるぱぱをフォローする
最近のコメント

コメントなし

社労士試験合格に向けて
シェアする
ゆるぱぱをフォローする
タイトルとURLをコピーしました