初めてのドール服作り!初心者が押さえるべきポイントとは?【挫折回避のコツ】

初めてのドール服作り!押さえるべきポイントとは?挫折回避のコツ ドール服とハンドメイド

ドール服を作ってみたい!と思っても、実際に何から手をつけたらいいか悩みますよね。

元々手芸の経験がある方なら話は別ですが、全くの初心者となると特に悩みがち。

筆者も、手芸は特に苦手分野で、超初心者の状態から手探りでドール服作りを始めました。

細くて複雑な作業が連続するドール服作りは、なかなか思うように出来ず挫折しそうになることも・・。

今回は、実際に超初心者の状態からドール服作りを始めた筆者が、挫折を回避するための押さえるべきポイントをまとめました。

これからドール服作りを始める方の参考になれば嬉しいです!

とにかく簡単なデザインの物から作る!

ドール服作り初心者さんにありがちなのが、はじめから凝ったデザインの物を作ろうとして、挫折してしまうというパターン

まさに私がそうでした!
写真等を見てると、やっぱりお洒落なデザインが作りたくなってしまいますよね〜

ドール服作りは初めてだけど、手芸は元から得意!という方なら心配ないかもしれませんが、ハンドメイドもやったことない、手芸も苦手・・という方にとってはかなりの至難の技

自分のレベルに合っていなければ、うまく作るのは難しいものです。

せっかく時間をかけて作っても、結果イマイチな仕上がりになり「向いてないのかな・・」なんて、思ってしまいがち。

でも、そんなことはありません!

初心者の方にとって難易度の高いデザインは、誰であっても挫折へとつながる可能性が非常に高いです。

せっかくやる気が出たのですから、簡単に諦めるのはすごくもったいないこと。

頭の中で想像している素敵なデザインは、「目標」としてひとまず置いておき、まず最初は本当に簡単な物から始め、少しずつステップアップしていきましょう。

ドール服に限ったことではありませんが、地道に続けていければ必ず上手くなっていきますし、そうすると楽しくなり、自信も湧いてきますよね。

そうやって、少しずつレベルアップさせていくことが、挫折せず上達へ向かう一番の近道です。

まずはウエストゴムのスカートから

ドール服作り初心者さんに、まず最初に作って頂きたいのが、ウエストゴムのスカートです。

このブログでも紹介しているウエストゴムのスカートのレシピは、型紙不要で直線縫いのみ、とてもシンプルで難しい工程もありません

また、縫う場所や回数も多くないので、ミシンがなくても手縫いで作ることが可能です。

簡単で作業時間もそこまでかからないため、ドール服作り初心者さんの練習にも最適です。

本を買うなら「基本」「基礎」「はじめての〜」に注目!

ドール服作りを始める第一歩として、まずはソーイングブックを購入する方がほとんどだと思います。

今はたくさんのお洒落なデザインが掲載されていますし、型紙も付いていたりして、とても勉強になりますよね。

しかし中には、初心者さんには少し難しい「それなりに出来る人」向けに作られた内容であることも

初心者さんの場合、テキスト内に出てくる手芸の「専門用語」を理解するだけでも大変です。

あきどまり、身頃、中表、ダーツ・・
頭の中が「?」でいっぱいに・・

当たり前ですが、基本的にソーイングブックはこういった用語のオンパレードですので、まずはそれらを理解した上で進めることが大切になってきます。

なので、こういった基礎的な説明もしっかりと書かれているソーイングブックを選びましょう。

選ぶときのポイントは、タイトルに「基本」「基礎」「はじめての〜」などのワードが含まれているものがおすすめですよ。

筆者のおすすめ

リカちゃん公式の手作り服の本です。

子供と一緒に作ることを前提としており、説明がやさしく分かりやすいので、入門編としておすすめです。

ちょっと子供向けすぎ・・なんて思わずに、一度読んでみると勉強になりますよ。

「袖付け」のないデザインを選ぶ

袖付けの有無
長袖の場合の袖付け有無

袖付けとは、身頃と袖部分を縫い付けることを言います。

そこだけ聞くと、何が問題なの?と思われるかもしれません。

実は、袖付けはドール服作りに限らず、「服」を作る上でもっとも技術が必要な難所

大きな理由の一つが、身頃と袖のカーブがそれぞれ違うため縫いづらいということ。

簡単に言うと、違った形の布を縫い合わせていくというイメージです。

更にドール服は人間用と違い、とにかく小さいのでやりにくさも倍増します。

袖付けのあるデザインは、立体感が生まれるためキッチリとした仕上がりになりますが、その分コツが必要で、慣れていないと初心者さんには不向きかもしれません。

こういった部分でつまずく方が多いと思いますが、ここで挫折するのは非常にもったいないです。

まず始めるなら、袖付け作業が不要な、比較的シンプルな型紙のものからチャレンジすることおすすめします。

ドール服作りに合った道具を使う

ドール服作りは、細くて複雑な作業の連続です。

ドール服作りが難しく感じる理由のひとつに、「小さくて作業がしにくい」という点が挙げられます。

そこを改善していくために一度見直したいのが、使う道具です。

一般的な裁縫道具のサイズ感は、人間用の物を作るための大きさであり、小さなドール服作り向けではありませんよね。

そのため、今まで使っていた道具をドール服作りに使うと、なんだか違和感があったり、やりにくさを感じることも多くあります。

ドール服作りには、ドール服作りに合う道具を使うことで、作業がよりスムーズに進みますよ。

まとめ

今回は、実際に超初心者の状態からドール服作りをスタートした筆者が、挫折を回避するためのポイントをまとめました。

小さくて細い作業が連続するドール服作りは、初心者さんだとなかなか上手くいかず、挫折してしまいそうになることも。

まずは初級の簡単に作れるデザインの物から始め、少しずつレベルアップしていくことが重要です。

また技術だけでなく、ドール服作りに合った道具を選ぶことで、作業をよりスムーズに、かつ効率良く進めることができます。

便利なソーイングブックは、初心者向けのやさしい内容の物を選ぶのがおすすめです。

是非、ご自分に合ったスタイルで、ドール服作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました