【連載２７】一年ぶりの再会②（衝撃の事実）＜ツインレイストーリー＞

 

 

 

 

 

 

  一年ぶりの再会②（衝撃の事実）

＜前置き＞

これから書くことは既に10ヶ月前のことですが

ブログを書くにあたりLINEを見返したり

再会した時のことを振り返ることが

実は正直辛かったりします

 

この１０ヶ月もの間

自分なりに受け止め

いろんな感情になりながら

その時その瞬間の気持ちを私なりに

コントロールし過ごしてきたからです

 

悩みながらも確実に成長している

自分がいることも事実です

 

再会したのは2023年７月

季節は、また、夏→秋→冬→春

と過ぎていこうとしています

 

彼に会ったのは幻だったのかと思うほどに

私の日常は、同じ道を通勤し

同じ景色のように思えるけれど

その日その日でもちろん感情は違っていて

忙しい方が彼のことを考えることもなく

よかったりもして

 

夏は毎年恒例、ママ友数家族とプールに行ったり

秋は、ハロウィンのためにお菓子を準備したり

クリスマスは、子供たちのプレゼントを

何にしようかと頭を悩ませ

あっという間に一年が終わり、、、

年末は、旦那さんの実家に帰省し

年越しそばを食べ紅白を観ながら年を越す

春になると公園にお花見に行って

新年度がまた始まって

そうこうしていたらGWも終わりました

 

：

：

 

■2023年7月7日(前日)

明日どこで待ち合わせする？

僕はどこでも大丈夫です

 

〇〇駅か現地集合ならどっちがいい？

彼の実家と私の家は近くだけれども家を追い出されたのかも

今はどこに住んでいるんのかもこの時は知らなかったので

聞いてみたんです

 

■2023年7月8日

〇〇駅でお願いします

18時半に〇〇駅で！

19時に予約してるけど間に合うかな？

 

雨が酷そうだね

乗せてもらう時、車濡れそうだから

□□□（ショッピングモール）の駐車場で

待ち合わせどう？

□□□で待ち合わせいいですね

 

お互いに遅れることもなく

待ち合わせ時間に

”着きました”と連絡があり

彼の車へ向かうことに

 

そして、、、

車に乗った瞬間

 

「僕彼女ができたんです」

 

 

「一年前くらいに」

「そうなんだね・・・」

一年前…えっ⁉私と初めて会って直ぐなんだ

私、気持ち伝えたけど私の想いは全く届いてなんかいない

想われてなんてそもそもなかったんだね

正直、こんな私となんて論外かｗｗｗ

 

「〇〇コーチ知ってますか？」 

「あっ、うん、知ってる」

「〇〇〇〇〇コーチだよね」

 

一年ぶりの楽しみにしていた再会

それなのに、、、

一発目の言葉は

 

「彼女ができた」

 

 

「あっ、そうなんだ！！」

「私、車降りて帰るね👋」

 

 

 

なーんて言えるはずもなく。。。

車に乗った瞬間、頭が真っ白になり

正直、焼肉屋さんになんて向かいたくなくて

このショッピングモールを出ることもなく

本当に車を降りたかったですよ

 

しかし、ここで降りたら大人気ないなと思い

自分の感情を冷静に保つことに

 

私が知ってるスポーツクラブのコーチが彼女

喋ったことはなく顔もあまり

覚えてはなかったけれど

名前は知っていた

 

なぜなら

長女と同じ名前だからだ

 

まさかの彼女と長女が同じ名前

漢字は違いますけどね…

ツインレイあるあるの一つですかね、、、

 

あーーーーーーーーーーーーーーーー

一生受け入れがたい

 

 

 

「あれから学校どうしたの」

「(2022年)後期から休学して３月に退学しました」

「今はどうしてるの？」

「今はマンスリーマンションを転々としています」

「いろいろ住めて楽しいですよ」

「〇〇のホテルは毎日ベットメイキングしてくれて快適でしたし」

「〇〇の近くに居た時は野球をよく観に行ってました」

「今は〇〇の近くに住んでます」

「近くにコンビニもあってすき家によくご飯食べに行ってます」

 

初めて会った時、野球観たことない

みたいなこと言ってたのに…

彼女と行ってるのか

でも、そうやって楽しめてた時間もあったことに

なんだかホッとした気もする

 

しかし、今住んでる場所（ホテル）や

自分がよく行く食事場所を

詳しく教えてくれたけど

何で教えてくるの？

 

私は、彼女がいるって聞かされたから

住んでる場所も食べてる場所も何もかも

頭には一切入ってこなかった

 

本当なら教えてくれたところに行きたくて

もっと真剣に話しを聞いたのに

教えてくれたところで

私は行くこともないしできない

 

そういうつもりで発言してるわけでも

ないだろうから（意味もないか）

会話を右から左に聞き流すくらいが

彼にとってもちょうどよかったのかな

 

「お母さんは大学辞めること最終的にどうだった？」

「お母さんは好きなようにしなさい。って言ってくれました」

「お爺ちゃんが諦めてないですね」

「僕が復学するか、お爺ちゃんが亡くなるかしかないと思います」

「そっか。でも〇〇の人生だし、もう大人だからね」

「自分で決めていいんじゃない」

「そうですね」

なんだか、私の言葉に納得したような表情が伺えた

 

「家に彼女を連れて行ったんですけどこんな時期にって(大学退学した時かな)親に良く思われていません(笑)」

「家の鍵も僕持ってないんですよね」

 

：

：

 

焼肉屋さんに到着

 

２コースあったけれど

こっちにしましょう。と彼が言ったので

全品食べ放題＋飲み放題（ソフトドリンク）を頼んだ

 

「お誕生日とか家族でこういうお店来たりします？」

「うん、するよ」

「ですよね・・・」

彼女と行ったりしないのかな？

 

そして、、、ついに

”マスクを外すことに！！”

 

そう、これまで彼は私の顔を

見たことなかったんです

スポーツクラブで毎週見てた時も

初めて会った時もマスク姿（笑）

今日は、食事をするので顔を初お披露目

昔、写メくださいって言われたけれど

そんなのあげれるはずもなく

 

いやいや、どう思われるか本当にドキドキでしたよ

そもそも、年齢も言ってないですし（未だに知らない）

マスク外したら全然違うとか言われたらって

恐怖でしかなくて、、、

 

 

「仕事どうやって決めたの？」

「株とかするので外務員(証券外務員)一種の資格を勉強して取ったんです」

「凄いね」

「仕事決める時に証券会社も受けたんです」

「派遣も悩んだんですけどね」

「でも、違いがよくわからなくて」

相談してくれたらよかったのに…

本当はしたかったよね。。。っ感じちゃいました

 

「証券会社は忙しそうだったので辞めました」

「将来独立したいので人脈作りも兼ねてハイヤーの仕事にしました」

そういう理由で仕事を選ぶなんて彼らしくて

本当に彼の考え方尊敬する

 

「会社は〇〇にあって▲▲っていう会社です」

私の職場と近いんです。この時も頭が真っ白すぎて

全然頭に入ってこなくて会社名言われたけど覚えてません。

「指名料とかもあって大体月給〇万円もらってます」

旦那さんより稼いでるよ。って言えるはずもなく…

 

「独立するのはどういう方向性で考えてるの」

「教育関連がいいかなーと思っていて」

「教育って絶対なくならないじゃないですか」

「そうだね」

「今の学校ってコロナ禍を経ていろいろ変わって来てるからね」

”教育はなくならない”という発想に正直驚いた

２０代前半でこの考え…本当に尊敬でしかない

これから彼と何か一緒にやっていくのかな、、、

何か私の話した一言に物凄く食いついてきたのを覚えている

 

「▲▲コーチの自宅でバーベキューしたりしてるんですよ」

「子供さんって何人でしたっけ？」

恐らく誰かのコーチに聞いてるのかな？

彼は子供一人だとしか思ってなかったはず

でも、三人いること知ってる気がした

 

「上のお子さん名前何でしたっけ？」

いや、絶対これ誰かに聞いたでしょ

「〇〇？」

彼女と同じ名前に衝撃すぎて言葉にしたくなかった私は

次女の名前をあえて言ってみた（笑）

 

もうこれは子供のことバレてると思ったので

「長女は地方大会（スポーツクラブの大会）で学年別女子の部で優秀賞もらってるよ※その学年一人だけです」

彼も小さい頃出場していたのでちょっと自慢してみた

「凄いですね」

「僕、〇年生の時に個人メドレー出て三人中二位でした（笑）」

個人メドレーをそんな小さい時に泳げてるのも本当に凄いよ！

「子供さん、水泳やってないんですか？」

「今は誰もやってないよ」

 

「お買い物ってまとめ買いしますか？」

「うん。まとめてするよ」

「まとめて買うとかがなかなかできないんですよ」

「冷凍したりするんですか？」

「毎日買い物には行けないから休みの日に買い込むよ」

「何作ったりするの？」

「麺類とかですかねーあとカレーとか」

「そっか。私は夜はそういうの作らないな」

小声でちょっとテンション下がり気味に言ったけど

若干嫌味に聞こえたよね。

いや、彼女は作らないの？私は得意だよ！が気持ちとして入ってたかな

「ハンバーグとか手が汚れるから丸めるの嫌いです」

「どういうのが凄い料理って思うの？」

「肉じゃがとかですかね」

彼女と作ったりしないのかな？と思ったけど聞けず

いつかたくさん作って食べさせてあげたいなとも思った

私は当たり前のように毎日五人分を作っているので、そこは誰にも負けない

でも、そういうとこ求められてないのかな…

 

「お弁当って夜作りますか」

「朝からしか作らないよ」

「そうですよね…」

彼女は夜作るのかな？

なんだかいろいろと質問されて比較されてそう

彼は意外と自分の育った環境に当てはめるタイプかな？とも思った

価値観ってことですね

 

「来月から同棲するんですよ」

「そうなんだ」

彼女も３０歳近いもんね。その先は、結婚か

もう、ここまで話されると私はどうしようもなく虚しくなってきた

今日はこんなこと聞きに会ったんじゃないのに…

 

「敷金・礼金もいらなくて」

「〇〇塾の前から入ってとこわかります？」

「そこの近くなんですけど屋上に洗濯干場があるんですよ」

「便利だと思いますか？」

そうなんだね。どうして住む場所まで教えるの？

洗濯は、夏になると夕立とか頻繁にあるから基本部屋干しなんだ

そして、また、近くに住むんだね

もう、これ以上、私にいろいろ教えないで。聞いてる方は辛いんだよ

 

「彼女ができるとお金かかりますね」

「欲しいものがたくさんあるみたいです」

「ボーナスないみたいなので転職すればって言ってるんですけど」

私には全て愚痴に聞こえてしまった。

彼がお金を出してるとしか思えなかった

でも、好きなんだろな…男ならお金出すよね

どんなお金の出し方してるのか不思議だな

 

「家、僕がゴルフの練習に行くところの近くでしたよね」

「あの辺、家たくさんありますよね」

「町名ってなんですか」

「〇〇って町名だよ」

「７丁目まであるからね。家はゴルフ近辺ではないよ」

初めて会った時にざっくり教えたけどなー

でも、気にはしてくれてたんだね

恐らく彼の中で私はミステリアスだろな

ほとんど私のことは教えてなくて

彼の中でベールに包まれてるのかも

 

 

もっとたくさん話したんだろうけど

とにかく頭が真っ白すぎて

せっかく人気の焼肉屋さんを

一ヶ月前から予約して

美味しく食べるつもりだったのに

全然喉を通らなくて…

私は、ほとんど食べることなく

彼の会話も聞いているようで

どこかうわの空

 

彼もお腹いっぱいになったようなので

お店を出ることに

 

勿論、私が誘ったので私が支払う

行ってみたかったお店に彼と二人で行ったのに

まさかこんな食事になるとは思ってもいなくて

 

はぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何やってんだわ・た・し

 

会計をしている私のちょっと離れたところで

彼は待っていて、でも、帰り際にレジの定員さんに

「すみません。ご飯残してしまって」と

礼儀正しい彼の姿をみて

また一段と惚れ直したのは言うまでもない

そういう素直で何気ない気遣いが本当に好きだな

 

お店を出ても雨は降っていて

傘をさして信号を待つ

「ご馳走様でした」

「稼ぐようになったら奢ってね」

「わかりました（笑）」

 

そして、待ち合わせた駐車場へ引き返すことに

 

 

ーつづくー

 

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