ジャズ・不朽の名作・ルイ・プリマ「シング・シング・シング」名曲解説 | 再考[サイコー]ライフ

ジャズ・不朽の名作・ルイ・プリマ「シング・シング・シング」名曲解説

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Jazzってカッコいいけど、なにを聴けばいいかわからなくないですか?

Dさん
Dさん

それな

そこで厳選した名曲を紹介したいと思います。

今回は、映画「スウィング・ガールズ」でも取り上げられた名曲、ルイ・プリマの「Sing Sing Sing(With a Swing)」を紹介します。

Louis Prima - Sing Sing Sing(With a Swing)


ジャズには名曲と呼ばれる、時代を超えて人々の心をつかむ楽曲が数多く存在します。

ルイ・プリマの「シング・シング・シング」は、スウィングのエッセンスを凝縮した不朽の名作として、特別な位置を占めています。
(誤解を恐れずに言うと、スウィングとはタメによってリズムが揺らぐことでグルーブが生まれることです)

この記事では、この歴史的な楽曲について解説し、その魅力を軽く深掘りします。深く軽くいきます。

作曲:ルイ・プリマ

ルイ・プリマ(Louis Prima, 1910年12月7日 - 1978年8月24日)は、ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のジャズミュージシャン。トランペット奏者であり、歌手であり、バンドのリーダーです。

彼はジャズ、スウィング、ジャンプブルース(アップテンポなブルース)、そして後にロックンロールにも影響を与えた多才なエンターテイナーです。
特にそのエネルギッシュなパフォーマンススタイルとユーモアに満ちたステージショーで知られています。

プリマは1930年代にキャリアをスタートさせ、1940年代と1950年代に大きな成功を収めました。

また、彼は1967年に公開されたディズニーの映画『ジャングル・ブック』でキング・ルイの声を担当し、「I Wanna Be Like You」を歌ったことでも親しまれています。

 

ルイ・プリマの代表曲
  • Sing, Sing, Sing(With a Swing)
  • Just a Gigolo/I Ain't Got Nobody
  • I Wanna Be Like You

など

ルイ・プリマが生み出し、ベニー・グッドマンが伝説にした名曲

1936年、ルイ・プリマによって作曲された「シング・シング・シング」は、疾走感のあるドラムの独特のリズムで一躍有名になりました。

しかし、この曲が伝説になるのは、クラリネット奏者ベニー・グッドマンとそのオーケストラによります。

ベニー・グッドマンとそのオーケストラによる、1938年のカーネギーホールでのこの曲のライブ演奏は、
なんと8分以上に及びます。

長いドラムソロとクラリネットソロ、スウィングジャズのクラシックとして広く認識されることになりました。

そのクラリネットテクで自分の曲にしたベニーグッドマン

こちらがベニー・グッドマンによる15分におよぶバージョンです。

ベニー・グッドマン(Benny Goodman, 1909年5月30日 - 1986年6月13日)は、アメリカ合衆国のクラリネット奏者、バンドリーダーであり、「スウィングの王様」として広く知られています。

彼はジャズとスウィング音楽の普及に大きく貢献し、1930年代、1940年代にその人気のピークを迎えました。

グッドマンの音楽は、技巧的なクラリネット演奏とバンドとのアンサンブルで知られ、数多くのヒット曲を生み出しました。

彼のバンドは、ルイ・アームストロング、テディ・ウィルソン、ジーン・クルーパなど、多くの著名なミュージシャンを輩出しました。

グッドマンが1938年にニューヨークのカーネギーホールで行ったコンサートは、ジャズが音楽ジャンルとして広く認められるきっかけとなりました。
このとき披露されたのが「シング・シング・シング」のカバーバージョンです。

この歴史的な演奏は、スウィング音楽の人気を決定づけるものとなり、後世のミュージシャンに大きな影響を与えました。

ベニー・グッドマンの代表曲
  • Sing, Sing, Sing(With a Swing)
  • Stompin' at the Savoy
  • Clarinet A La King

など

シングシングシングのドラム

シングシングシングと言えばやっぱり冒頭のソロから始まるドラム!
ドラムの楽譜はこんな感じになってます。BPM218!ヤバすぎる。。

シングシングシングのクラリネット

吹奏楽でシングシングシングの主役的な立ち位置と言えばクラリネット。
1:04あたりの上昇の仕方、意味がわかりません。。

まとめ:「シング・シング・シング」の魅力

映画「スウィング・ガールズ」でもあったように吹奏楽の定番曲にもなっている、ルイ・プリマ作曲「シング・シング・シング」について紹介しました。

この楽曲が持つ独特のリズムとエネルギーは、聴く人々を魅了し続け、ジャズの真髄を伝えています。

ジャズ音楽の普遍的な魅力を伝える名曲として、今後も長く愛され続けるでしょう。

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D
この記事を書いた人

夫婦運営ブログ [ D=夫の方 ] 夫で一児の父。闘病する妻をサポートしつつ休職中の会社員。家族との時間を優先するため、在宅で働く道を模索しています。楽曲制作もしておりYouTubeでは週5曲程度ビートをアップしています。

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