星降る場所を求めて

再処理したM106銀河の写真による宇宙の驚異

 先日、私が撮影したM106の写真を再処理しました。今回はRGBとHaを増し撮りして処理し、驚くべき結果を得ることができました。なぜここまで凝るかというと、単純に「宇宙に浮かぶ望遠鏡に負けたくないから!」という野心からです。

 ということで、今回の目標は下のハッブル宇宙望遠鏡の写真

This image combines Hubble observations of M 106 with additional information captured by amateur astronomers Robert Gendler and Jay GaBany. Gendler combined Hubble data with his own observations to produce this stunning colour image. M 106 is a relatively nearby spiral galaxy, a little over 20 million light-years away.

 もちろん、ハッブル望遠鏡のような解像度は望めませんが、輝線を捉えることで銀河の構造や起こっている現象を推測することができます。下の写真は今回の最終処理結果です。

 星像が甘いと指摘されるシュミカセですが、露光時間を増やし、画像処理でコントラストを調整することで十分に使える写真に仕上げることができました。また、Haもしっかりと露光時間を確保することで、銀河ジェットのようなものをはっきりと捉えることができました。

 地上からでもこのような観測が可能であることに、大変喜びを感じています。これからもさらなる発見と成果を得られるように頑張ります❗

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