気温が高かった昨日、朝餉を始める前に戸口を開けときました

さっさと食べ終え、今日こそは野菜苗を定植に行こう心づもりだったのね

それでニラ玉丼をかきこんでたら…アレ? 小鳥の声がずいぶん間近

 

朝からの好天に鳴き交わしてると窓外へ耳傾けていたのに、どうもすぐ傍

 

まさかと鉄骨造りのボロロプレハブ内を見回すと……、声の主が天井に!

私はワンルームの天井裏がない2階に棲んでるので、剝きだした梁に止まってた

(真っ黒なベレー帽と顎髭の、ふっくら白い体に羽が灰色なコゲラでした)

   

けども私の視線に気付いたか、すぐに他の梁へ移ったりとあわてふためくばかり──

 

そのたび鋭く鳴くので四方の窓も開け放したら、ようやくコゲラは飛び去ったんでした

   

やれやれと食べかけの卓へ戻ったわけですが、そしたら今度は足長蜂が侵入!

天井の壁に営巣したいのか、少しずつ場所をずらしては念入りに点検しだしてます

 

これは一大事と閉めたばかりの窓ごと開け直し、虫取り網に高めの脚立を用意

まだ右脚も左肩も治りきってないのに、こりゃもう奮戦しないわけにゃあ!!!

 

 

 

しばらく網をブン回した挙句に窓から逃げられたのですが、まずは一件落着となりました
   

檜が2方から林立してるプレハブを、なぜか蜂共はよく周回するんですね

リスにしろ、シカやイノシシもそうです
夏柑の大木があるからか、少し下った先で清水が湧いてるせいかもしれませんが 

     

とまあ、こんなでようやく畑仕事しだしたんですが、二難去って今度は蛇が出た!

何やら擦れるような音がすると目を向けたら、太めの赤っぽい尻尾が消えてくのよ!!!!

 

 

あ~… 今日はもうやってられんわ ようやく決行したはずの仕事ほっぽっても、退散じゃ~

     

プレハブへ戻り毎度の脱力モード、 蛇の種類を調べたりで一日過ごしました

 

 

たぶん、ジムグリという無毒蛇でした ネズミをよく食べるということからも

というのは海月山にはハタネズミが生息してて、実はプレハブにも1匹居ついてます

(秋には3匹がバケツの水で溺れてたくらいで、奴らも毎冬を勝手に居候する)

 

蛇は昨夏上画像の紫陽花下辺りへ消えたのだけど、こいつは昔からここらにいるみたいよ

天水で孵化したオタマジャクシも、餌食にしてね

 

 

 

餌食といえば、ノラ猫動画でカエルの卵をむさぼってるシーンがあったのね

この山のノラも、そうして命を繋いでるのかしら・・・

それでこのあいだ、このプチ畑でハチアワセしたのかなあと思ったことでした

 

 

 

 

山暮らし15年目ながら、私はここに生きとし生けるものたちを何も知らないでいます

 

このところ聞こえてた鳥の鳴き交わしとは、実は1種だけによったかもしれないとか

 

山にはまた、シジュウカラだけと思ってたのがコガラもいるようだとか

 

さえずりがうまくなったウグイスなら別だけど、鳴き声で鳥の特定なんて不可能なまんまです