薔薇よりなまめかしく咲くユリ=百合の球根は、イノシシの大好物

それで一度全滅したのですが、去年からまた囲ってまで育てだしています

なまめきながらも聖的、神秘的とさえ思える存在感が、やはり忘れ難かった……

(女性の性的関係をユリというそうね)

 

で先回の下山の際、花びらがダブルな2種2球をさらに買い足しました

下画像の各シングル花と、色合いが似たものを

   

さて その神秘性をさらにふくらます、生きた化石と呼ばれる海百合てな生き物があるそうで

海月山から見晴るかせる海原にも生息する、ウニやヒトデが仲間の棘皮動物なのだとか

(日本近海には世界的にも

 

5億年~2億5千万年前は浅海で多種が繁栄していたものの、古生代末期に大量絶滅

現在は水深100m~6,000m越えな超深海で、わずかな種が岩や石に固着してるんですとさ

放射状に広げた腕で、流れに漂う鉱物片や有機物、プランクトン等を漁ってるって話です

 

沖縄近海じゃあ、ムーランルージュ名なる深紅の海百合なんかもね

     

我がハンドル名の海月も刺胞を持ち、仲間のプランクトンを食すよね

けど、捕食者の目くらましに腕を自切しながらトンズラはこけない(プカプカ漂うだけ)

 

しかしノロノロ匍匐前進できる海百合は、冠部の腕で時速140mも高速移動する種さえある

                                

          

また海百合は羽つきの腕=花びら中央に口があり、肛門はその横で、海月なら口と肛門がいっしょ

      

海百合で進化の過程に茎を失くした海羊歯だと、100m以下の浅海にのみ生き残っているそうです

 

そんな彼らの↓動画では時速0,26m移動も見られ

こちらなんか↓驚異の遊泳までも

 

 

 

  

とまあ、陸で百合を愛でつ太古からの海の百合生態さえ知れるようになった現代──

 

おかげで海月山の隠遁生活でも、なんら世間や人恋しさに襲われることはありません

この感謝ごと発信まででき、本当にありがたい時代に私たちは生かされているんですねえ

     

そして山の百合は、すでに50cmは伸びてますよ