私の中にいる医療担当の女神様(桜姫)との会話です。

 次の話は「●胸騒ぎの帰路」ね。
 うん。
  理解できない話だった。
  ネットで公開されているのが下記の記事。
  放送をご覧になった方は、あらすじを

  読み飛ばして下さい。

●「胸騒ぎの帰路」
<あらすじ>
商社に勤める早川(片寄)は、残業続きで帰宅は深夜になるほど多忙な日々を過ごしていた。バスでの帰宅途中、疲れから睡魔に襲われ車内で少しの間眠ってしまった。ふと目を覚ますと、他の乗客がいなくなっている……と思いきやキャリーケースを持つ女がいることに気付く。髪の長い美しい女に見入る早川だったが、翌日も帰宅途中のバス車内で同じ女と二人きりに。毎日定位置に座る早川に対し、女も毎日同じ場所に立っている。翌日以降も連日女と同じバスになり、いつからか早川は女に心を奪われていた。そんなある日、自宅最寄りのバス停で降りると女も同じバス停で降りてきた。毎日同じバスに乗り合わせ、降りるバス停も同じ。仕事漬けの日々だったこともあり、そんなささいなことでも運命のように感じる早川。後日、キャリーケースの女とまたも同じタイミングで降りることになり、意を決して女に声をかけてみるのだが…。

 分からない事ばかりだよ。
  同じ時間でバスに乗るのは、理解できる。
  しかし同じ服装でキャリーケースを

  持って立っている。
  下車すると後ろから歩いてきて自分を

  追い越し歩いて行く。
  普通なら怪しいと思うのに自分に

  好意があるのではと勘違いした。
  声をかけたことにも驚いた。
  無視されたけどね。

 

 面白くない話だったのね。

 

 うん。
  結末も覚えていない。

 

 奥さんに聞いたわね(笑)

 

 うん。

 

 

 


 女性は、恐ろしい顔で「バス停は何処ですか」と

  聞いて終わった。

 

 浮遊霊。
  自分が何をしているのかも分からないのよ。

 

 もしかして主人公にしか見えていないのかな。

 

 そうよ。
  主人公が下車した後、誰も降りてこなかったのに

  後ろから歩いてきたでしょう。
  主人公は、疲れ果てているから、

  敏感になり霊が見えたの。

 

 なるほどね。

 

 

 


 浮遊霊。
  何故、彷徨(ほうこう)っているのかな?

 

 何かの原因で亡くなったの。
  バスを利用して帰りたいだけ。
  知らない土地だから、変える事が出来なくて

  彷徨っているの。

 

 家に帰りたいんだ。

 

 彷徨っているのよ。
  何処に帰ればいいのかさえ分からない。

 

 帰る先も分からないのが、浮遊霊なんだ。

 

 うん。

 

 

 


 この話のように彷徨う霊が多くいるのも事実。

 

 そうなんだ・・・
  悪さをする事は無いんだよね。

 

 前回の話を思い出して。
  自分のベッドからどいて欲しいと

  意思を伝えることはある。
  危害を加える事は少ない。
 分かった。

 

 

 

 

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