私の中にいる医療担当の女神様(桜姫)
との会話です。
桜 次の話は「視線の出処」ね。
カ うん。
総合病院では、いろいろな事が
起こるんだ。
ネットで公開されているのが下記の記事。
放送をご覧になった方は、あらすじを
読み飛ばして下さい。
●「視線の出処」
<あらすじ>
シングルマザーの美奈(中村)は正社員として働き始めた会社で新規プロジェクトに携わり、忙しい毎日を過ごしていた。娘のさくらとは二人暮らしのため、美奈は母・香奈子にさくらの面倒を見てもらうことが多くなっていた。そんなせわしない日々の中、さくらが原因不明の高熱で入院することに。美奈は寂しがるさくらに付き添うため、会社を休んで病院に泊まり込むことを決める。しかしその夜、美奈がふと目を覚ますと、どこからか男性のいびきのようなくぐもった音が聞こえてきた。同室の患者のいびきだろうと軽く思っていたが、その翌日も昨夜と同じ音で目を覚ます美奈。さらに、その日以降は音と共にどこからか何者かの視線を感じるようになる。しかし周りには同室の患者しかおらず、他には誰もいない。正体不明の強い視線におびえる美奈は寝不足の日々が続き、自身の仕事にも影響が出始めて上司の堀川(吉田)からも心配される。病院側に病室の変更を願い出るなど、ますます不安を感じる美奈だったが、視線と音はさらにひどくなっていき…。
桜 主人公の娘が熱を出し入院した。
原因不明。
カライナイには、
原因が分かっているでしょう。
カ 初めは軽い風邪。
原因が分からず高熱が出たのは、
愛情不足。
幼い娘は、病気になれば、
かまってくれることを知っている。
子供のために共に過ごす時間を
増やすべき。
桜 そうね。
桜 総合病院には、多くの霊が居るのを
知っているでしょう。
カ うん。
桜 視線を感じても霊視が出来なければ、
誰の視線なのか分からない。
変な声が聞こえたけど霊視が出来ないから
声の主も分からない。
カ 俺は、霊視が出来ない。
沢山居るのかな?
桜 うん。
カ 俺は見えないけど沢山の霊に
憑依されていたら分かる。
桜 それは、うつの人に多くの悪霊が
憑いているからでしょう。
亡くなった霊は、誰かに憑依している
わけじゃないのよ。
カ そうだね。
桜 カライナイも総合病院に
行ったことがあるでしょう。
霊がうろうろしていても
カライナイは、気がつかない。
敵意がないから、気がつかない。
カ そうだね。
桜 カライナイのお店に来るうつの人。
多くの霊に憑依されている。
カ 俺に対して敵意がある。
だから、憑依されている事に
気がつくんだ。
桜 浄霊されてしまうのを恐れているからよ。
カ うん。
カ 退院の日、主人公に見えたのは、
包帯で巻かれた人。
娘と2人で寝ていたベットに寝ていた。
桜、変だよ。
霊が寝ているベッドに寝たら、
悪寒がするだけでなく気分も
悪くなるはずだよ。
桜 霊が声を上げたのは、自分のベッドから
どいて欲しかったのよ。
霊と一緒に寝ていたわけじゃないの。
カ なるほどね。
謎が解けた。
カ 誰かが同じベッドを使ったら、同じ事が起こるんだ。
桜 うん。
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