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【怖い話|短編】朴さんの肉屋

朴さんの肉屋
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朴さんの肉屋

みなさんは「朴さんの肉屋」という都市伝説をご存知だろうか?

東京の下町、ある閑静な商店街に長年営業している「朴さんの肉屋」があった。この小さな店は、地元の人々に信頼されており、特に「朴さん特製ソーセージ」は評判が良かった。店の主人、朴さんは親しみやすい笑顔と丁寧な接客で知られ、地域社会に欠かせない存在だった。

行列のできる肉屋

しかしある年の晩秋、地元のペットが次々に失踪する事件が発生し始めた。犬や猫など、愛されていた家族の一員が突然姿を消す事態に、町内は不安に包まれた。特に小型犬の失踪が目立ち、飼い主たちは夜も眠れない日々を過ごしていた。

失踪事件が増える中、朴さんの肉屋に対する疑念も浮上する。地元の掲示板には、「朴さんの店に不自然な動きがある」という目撃情報がちらほらと寄せられた。ある晩、心配に耐えかねた数人の住民が、朴さんの店の裏手で何かを目撃する。

怪しげな肉屋

彼らが見たのは、朴さんが大きな黒い袋を店の裏口に運び込む様子だった。その袋からは時折、ぞっとするようなうめき声が漏れ聞こえたという。この情報が一気に広まり、地元の警察が朴さんの肉屋を捜査することになる。

警察の調査で、朴さんの冷蔵庫からは複数の小型動物の遺体が発見された。遺体は専門の獣医によって解剖され、DNA鑑定の結果、地元で失踪していたペットのものであることが判明。朴さんは重大な疑惑をかけられ、すぐに逮捕された。

警察の捜査

この事件が公になると、かつて愛された朴さんの人柄は一変して、地域からの信頼は地に落ちた。彼の製造していたソーセージがどのような肉を使用していたのか疑問が投げかけられ、店は永久に閉店された。

「朴さんの肉屋」という都市伝説は今でも語り継がれており、一見平和な街の裏に隠された暗い真実を暴露する警告として存在している。地元の人々はこの出来事を通じて、見かけによらず潜む恐怖を痛感し、それ以来、誰もが新しく開店する小さな肉屋を見るたびに不安を覚えるのだった。

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