(2024年11月16日記録)

親愛なる皆様、こんばんは。先週は秋らしい気候で、秋の夜長を楽しんでいる方もたくさんいらっしゃったのですが、来週は急に冷え込みが強くなっているようです。どうぞ皆様、特に女性の方や冷え性の男性の方は、しっかりと体を温めるような食材を選んで食事をしたり、体を冷やす飲み物ばかりではなく体を温める効果があるという飲み物を飲む方がいいでしょう。どうしても調子が良くないという方は、あなたの掛かり付けの医師に相談してみるとよいと思います。

皆さんの中には、西洋医学以外は認めないという方や東洋医学以外は認めないという方、医学的な根拠がない民間療法だけを信じるといった層も出来ていますので、頭を柔軟にして、何かだけを信じるということをまず止めてみてください。なぜなら、それは、最も危険な方法であるからです。特に三番目のところは、何らかの状態において何かの民間療法に頼り、その後どうなったかまできちんと調べておく必要があると思います。

 


また、ご家族などで、もともと冷え性の人がいれば、どうしているのか対策を聞いてみるのもいいですね。女性の場合は、オフィスで冷えて悩むという方は、夏もいますし冬もいますから、あなたの同僚や先輩などの女性に尋ねてみるといいかもしれません。

わたしたちの霊媒の友人の例ですが、女性によく使われる漢方薬がありますが、それがぴったりと自分には合ったという男性もいます。こういったことは、医学の勉強をして正式に免許をお持ちの方、つまり医師に尋ねるのが一番よいので、掛かり付けの先生に相談しましょう。その方が、最もあなたの体が健康に保たれるはずです。

もちろん、民間療法的なものでも根拠があり、効くと言われているものももちろんあります。ですが、それは、医師もよく知っている事柄ですから、怪しい人にわざわざ聞く必要はないでしょう。



例えばですが、紅茶に生姜を入れると温まるということはよく言われていますが、コーヒーが体を冷やす飲み物だということをご存じない方もいらっしゃるかもしれません。また、食材にも、基本的には季節の旬のものを食べていれば問題はないのですが、その中でも何が体を冷やすのか、温めるのか、そういったことを調べてみるといろいろなところで役に立ちますから、好き嫌いをせず、西洋医学が悪くて東洋医学がよい、あるいは、東洋医学が効かなくて西洋医学が正しい、こういった考えをまず宇宙のゴミ箱に投げ入れることをお勧めいたします。

昔ですと、こういったことは、ご老人の方など、そういった方々の長年の経験で知識が次の世代へと伝わっていきましたが、いまは核家族化ということもあり、気軽に聞けない場合もあるかもしれません。そういったときこそ、インターネットで冷え対策とか、体を温める飲み物などを調べてみるとよいと思います。

もちろん、人それぞれ、食の好みというのもありますから、あなたが一番しっくりくる方法をとればいいのです。



さて、今回、読者の方からお便りが寄せられ、その質問に回答しようと思っています。内容は、プライベートな内容が多かったりするので、要点だけを書きます。

「子供の頃からいろいろ努力してきたのに、アラフォーの今になっても、まったく報われない。

学生の頃は、30代になったら経済的に豊かで欲しいものが買える、ごく普通の収入があると考えていたし、いまのこの不景気で右を見ても左を見てもブラック会社やうつ病を隠しながら働いている人が山ほどいるような社会になるとは、まるで想像していなかった。

自分の理想としていた仕事に就いていたが、ある日突然、外資だったからかもしれないけれども、何の補償もなく仕事を切り捨てられ、その後は、まず食べるために職場を転々としなければならず、子供の頃に思っていたような課長や部長とかいうものにもならなければ、その職務の経験を積み、プロフェッショナルとして高い給料を得て、妻子を養っていくことができていない。

同僚を見れば、驚く程残業をしているのに、残業代が支払われない、ボーナスもない、仕事のために必要な経費も自腹で払わなければいけないような目に合っていて、自分もいつそうなるか分からない。

結局、給与の支給額を減額するのがその会社の社長の趣味なのか、一部の社員を除いて、全員が怯えている。その後、同僚はパワハラや過労で倒れ、たまに連絡を取ると、無理してあちこちの会社で働き、障害者雇用ではうつ病だというだけで給与が通常の三分の一くらいしか貰えないという有様のようだ。あんなに仕事を楽しみ、快活だった彼が、心身共に疲れ切っていて、驚いた。

一方、私は、帰宅すればご飯を食べて寝るだけの毎日。仕事のストレスと疲労があまりにも酷いので、楽しんでいた趣味や気晴らしも出来なくなっている。犬の散歩さえ、苦痛を覚えるようになった。

そして、私や彼は、SNSなどでお互いの様子をなんとなく知ったり、電話などをして、近況を述べあったりはしているが、彼の家では、バリキャリだった総合職の奥様がうつ病で倒れた。原因はパワハラと酷いセクハラだった。いまは男性が怖くて、治療をしながら、療養しているという。

私にも結婚したい女性がいるが、まだ入籍はしておらず、まだ同棲しているだけに過ぎない。しかも、やはりセクハラやパワハラで悩んでいる。

私や彼は、同世代や若い世代が趣味などに時間を掛けたり、休暇に旅行に行くなどをしているのを見ると、会社人生から脱落したように思えてしまい、深い疎外感があり、結局、二人ともうつ病で、私は働きながら障害年金を受け、彼は夫婦そろってうつ病に倒れているので、自分よりも困難なようだ。

どちらの両親も既に他界しているので、頼れるのは友達という名の他人だけで、話が合う人と会わない人のふたつに、ばっさりと分かれてしまう。自分の場合は、毒親で虐待されながら育ったから、いろいろ言われるので、自分は着信拒否をすることで回避している。

どんなにがんばっても、救いがないというか、何一つ報われない人生で、どんなに苦しい思いをしても、完治はしないのだろうと思う。とても辛い。

さいわい、妻子持ちで大変ではあるが、彼という理解者を得たので、自分は生きているが、彼女とは一回別れようとしたことがある。だが、彼女に断られ、『ずっと一緒にいるんだから、気にしていない』と言われた。ある意味、辛い目に会った者同士で、なんとか生活をしている。

我々は、真面目にただ働いてきただけなのに、社会の蚊帳の外にいるような思いを、なぜしなければならないのか? どうしても分からないので、どうすればよいのか、教えて欲しいと思っています……」

と、だいたいこんな感じのご相談をお受けしました。

まず、このお二人に共通しているのは、常に努力と研鑽を惜しまず、非常に生真面目な性格であるということです。幸い、支えてくれる伴侶が、法律婚と同棲という違いはありますが、お互い話し合えることはまずよかったと思います。



まずお勧めしたいのは、腕の良い公認心理士に一度話しをしてみて欲しいということです。相手が未熟であれば、それだけで具合が悪くなるので、病院が提携していて、人柄が保証できるとか、あるいは、お住まいの都道府県の保険センターなどで情報を聞くことが可能である場合があります。また、一回ダメだったからといって、諦めずに、公的機関の匿名チャット相談などを利用すべきです。

こちらから見ると、真面目であるがゆえに、第三者に迷惑をかけてはいけないと遠慮しているように見えます。そして、二人とも穏やかで、腰が低い感じですし、場合により、会社の犠牲者になることが考えられますので、堂々と戦う、ということも検討してもいいかもしれません。



また、うつ病で奥さんが倒れてしまったということについては、医師に相談し、労災に当たるのか当たらないのかなど、意見を求め、労働問題に強い弁護士に依頼し、代理に戦ってもらうしかないでしょう。

ご両親が両方とも他界しているということと、本がお好きなようですから、毒親が与える影響やどうやってそれを克服したか、そういったことを出版してみるというのも、ひとつの手段かもしれません。例えば、ブログに書き続けて、書籍化ということも考えられなくはありませんし、会社人生は会社の勤め人という人生が合わなかっただけであって、個人事業主となったり起業したりして、自分がリーダーになってしまえば、だいぶ気持ちは変わると思います。

また、ある意味、そういった人のために、ボランティアになるということも考えられます。ただ、傾聴しているだけ、という感じにはなりますが、それでも、心境を分かってくれる人がいるというだけで、人間はいくらでも強くなれるものです。

また、同棲しているこの相談者の場合は、女性が気にしないと言っているのだから、もう法律婚をし、受けられる手当や支援をすべて受けた方がいいでしょう。思っていたより、多くの支援があるはずです。

また、もうひとつよかったと思うことは、二人がより強く友情で結びついたことです。一人でいるよりは、二人の方がいいでしょう。お互いに話すことがあるので、よい愚痴の聞き役になってくれます。ただ、出来る限り、難しい話は、医師やカウンセラーに話す方がベターだと思います。

さて、解決策としては、明瞭に答えることができなくて申し訳ないのですが、まず、自分の気持ちを楽にすることが必要で、二人ともサバイバーとして生きてきたのですから、そこを治すことで、人生は変わり始めます。

また、胡散臭い宗教や占い師や霊能者やスピリチュアルな人に関わらないことです。心が弱っているのを見抜いた彼らは、悪い相手だった場合は、最悪だからです。また、医師でも何でもないので、助けにはならないということを覚えておいた方がよいと思います。

また、どうしても、男性が女性を養うという思考が強い方が多いので、その発想を逆転させ、相談者の場合は、療養しながら専業主夫として生きる道もあります。

そして、二人ともうつで倒れているお友達の方は、夫婦仲が良好なようなので、何でも話せるということが非常によいことだと思います。ただ、家族だからこそ、話したくない、そういったときは、外部の人たちを頼ってみましょう。



「ネット、相談、無料、うつ病」という言葉で検索をかけてみましょう。「、」の部分は実際には半角スペースあるいは全角スペースで入力して下さい。うつ病のメカニズムを解説しているサイトから、直接話を聞いてくれるようなサイトも出てきますので、チャットで相談してみるとよいでしょう。

もし、万一、もう死にたいと思ってしまった場合は、死にたいと思う前に試してみてほしいことがあります。SNSの力を借りましょう。X(旧Twitter)などでもいいので、匿名のアカウントを作り、個人を特定されることをされないように慎重に注意した上で、上手にハッシュタグを使いながら、自分の辛い思いを吐露するとよいでしょう。死にたいと言われて見落とさなければ、誰かがどうしたのかと尋ねてくるでしょう。あるいは公的な相談機関のサイトを紹介してくれる人もいます。

これは、たまたま霊媒が見たケースですが、その時間に起きていた精神科の先生とネット上で話しをすることができて、朝になったら、近くの病院に行くんだ、と説得されていました。そして、命はひとつしかない、そのようにも言われ、見守っていた人々もあっと言う間にその人をフォローし、自分も同じ病気で闘病しているからよく分かるよ、辛いのなら話を聞くよ、そういった善意が寄せられたのも事実です。

ネガティブな発言をされた場合は、相手をミュートするなり、スルーするなりすればよいことです。いまは、ブロック機能が昔と変わっているので、ミュートの方がいいかもしれません。



まだまだ、人間は捨てたものではなく、助けようとする人たちは、不思議と出てくるものなのです。たとえ、ツイ廃(Twitter廃人の略称)と言われても構わないと思います。もともと自分の気持ちをつぶやく場所ですから、そういうつぶやきがあっても、全くおかしくありません。

ネット上の誰かの目に止まり、プロのカウンセラーだったということもありますし、闘病しているから頑張ろうと言ってくれる人たちは、もっと大勢います。

いまは、ふたりとも辛いでしょうけれども、そういったところで、自分のことを誰も知らない第三者たちの助けを求めたってよいのです。ただし、自分及び家族や所属している会社等、いわゆる個人情報は必ず守り通してください。写真などはUPする必要はありません。

わたしたち、シルバーバーチの霊団としては、この件に関する回答はここまでとしますが、あなたたちの前途が祝福され、病が完治し、前より健康で心地よい生活が出来るようにと、祈っています。

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さて、今回のお話は、公開回答という形でお返しいたしましたが、書き手も霊媒も、あなたを少なくとも心配し、一般人としてこういった相談所があるということだけはお伝えできますので、後ほどそれをお返ししておきます。

個人情報が含まれていますから、公開ではお返ししないです。

あなたは一人ではないということを、どうか忘れないでください。

人は、支え合って生きていくものです。

では、また次のサタデーナイトにお会いしましょう。

今回は、公開相談ですので、それに対する回答だけといたします。

John Brooks

 

 

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