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秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

今度こそ?

2024年04月26日 | 宮城県_鳥の海

 どうだろう。

 
 胸はまだ白いままだが,クビが少し赤くなってきただろうか。
 
 
 以前,期待のあまり,ちょっとも赤くないものが,赤くなってきたように見えたことがあったが,今度は?
 
 
 赤くなる,と言っても,赤褐色になるのだが,今度こそ,変わってきたような気がする。
 あと,もう少しの間,ここにいて,ちゃんと夏羽を見せてほしい。
 
 ところで,この子,ここで,魚を捕食していたが,この魚,なんだろう?
 
 
 結構大きい。
 アカエリカイツブリの全長(横たえたときのくちばしの先から尾の先までの長さ)が,40〜50cmなので,20cm位はありそう。
 
 
 そして,平べったい。
 
 
 しかし,カレイやヒラメのように目が寄っておらず,小さな目が上についている。
 
 
 また,尾びれに,黒い斑点模様がある。
 
 
 どこからともなく,マゴチ,という名が,ふと降りてきた。
 仕入元は不明だが,脳のどこかにしまわれていたようだ。
 
 
 マゴチを,ネットで検索して調べてみると,宮城県沿岸にも生息しており,5〜6月の産卵時期は,河口付近に集まる,という。
 
 成長して大きくなると50cmを超す,というから,これがマゴチだとしたら,まだ子どもサイズのようだ。
 
 
 食べたことはないが,白身で,夏のフグとも呼ばれるくらい,美味しい魚,ということ。
 
 
 ただ,このヒトは,飲み込むのに,かなり苦労していた。
 
 
 味や食感など,どうでも,飲み込みやすい魚が良いのだろうが,こういう魚を捕らえてしまったあなたが悪い。
 
 ようやく,無事に,ごっくん。
 
 
 今,喉を通過中。

 あんな平べったくてでかい魚を,よくぞ飲み込んだ。
 この体であの大きさの魚だから,今,デカ盛り完食後のギャル曽根並みに,胃が膨らんでいるのではないか。
 あんなの食べても飛べるのか?
 
 
 こういうふうに,首を伸ばすと,首の色がよくわかる。
 
 3月31日に福島北部から宮城県南部の港や河口を巡回したとき,31羽をカウントしたが,今は減少してきている。
 繰り返しになるが,どこかで誰かが,きれいな夏羽になるまで,居残ってほしい。
 
(2024/04/19  アカエリカイツブリ)


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