本家ブログ「常識がひっくり返る消費税」のミニ版２週目の第６～10回は税込み経理と税抜き経理、そして税抜き経理において強制的に本体価格（税抜売上）＋消費税に見せる「奇妙な課税標準」の簡単な説明！
Ⅹ（旧 twitter）で、平日8・12・18時に投稿している分の１週分の纏め。
消費税導入後、販売価格とは「本体価格（課税標準）」があってそれに税率を掛けた「税額」を上乗せ（価格転嫁＝値上げ）したものだと思っていた。誰もがそうだったと思う。ところが実際には価格転嫁していようがいまいが、取引価格（対価）である売上総額を「税込み売上」として、そこからの逆算だったのである。
制度としてその目眩しになったのが「税抜き経理」と「奇妙な課税標準」で、これにより「消費税は間接税」との理解が、国民に広まった。今日では誰もが消費税法を直接参照できるが、消費税導入時はパソコンもインターネットも無かった。我々が真実を知るには四半世紀以上も待たなければならなかったが、もう、騙されはしない。
来週は、昨年１０月の導入から半年を経た「インボイス制度」について、これまで誰も触れてこなかった免税事業者の真実や、前段階税額控除型の付加価値税の性質等を踏まえて説明していくので、乞うご期待！
第６～８回の図を上下に並べた、３枚の変遷図を作成したので、お役に立てれば。
↑これらの図面は、転載・流用フリーです。オリジナル図面のURL↓
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