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本家ブログ「常識がひっくり返る消費税」は、かわいいキャラクター「ヨウイチ」と「ウサコ」を使って、見た目はとっつきやすいが、中身はキレッキレで、しかも長めなので、正直、難しいところもあると思う。それならば、テキスト主体で一回の文章を減らして「読み続ける」事で理解が進められるかも? という企画が「ミニ!」。

Ⅹ(旧 twitter)で、平日8・12・18時に投稿している分の1週分の纏め。


 



 

判決全文(PDF) 3頁下「第三 当裁判所の判断」より


第4・5回で用いた「意図的な無視」とは、起業家、著述家であるマーガレット・ヘファナンが、2013年3月のTED x Danubia(ハンガリー) で行った『「意図的な無視」の危険性』という講演からの引用。TED提供の動画で閲覧可能(14分25秒)。
85%の人間は自分達に不都合な真実を「意図的に無視」するという。
「皆が事実を知れば何かが始まると思っていたのに誰も知りたがらなかったのです」

画面右下の字幕アイコンにマウスポインタを重ねると言語選択窓が開くので「日本語」を選択して、窓右上のスイッチを「On」にすると、日本語字幕が表示される。

消費税についての「意図的な無視」は、大メディアNHKにおいてさえ存在する。
昨年9月21日に「インボイス制度の中止を求める税理士の会」「インボイス制度に反対する司法書士の有志の会」が、NHKの解説委員室のインボイス制度の報道における「私たちが払った消費税は店などが代わりに納めています」との解説は、
・消費税法
・裁判の判決(東京地裁 平成元年(ワ)第5194号、いわゆる「預り金」裁判)
・国会答弁(2023年2月10日衆議院内閣委員会、金子俊平財務大臣政務官『預り金的な性格であって預り税ではない』と答弁)
と異なっており、それについて回答を求める公開質問状を、NHKに対して送付した。

 

これに対してNHKは昨年10月17日に、回答。

 

『ご指摘の判例や国会答弁は承知しておりますが、以上のような番組(ホームページ)の趣旨(分かりやすい解説となるよう心掛け)や、消費税が導入当初から「間接税」として社会一般に理解され、財務省のホームページでも最終的に消費者が負担し、納税義務者と実質負担者が異なる「間接税」として紹介されていることなど、様々な情報をもとに判断し、こうした説明にさせていただきました。』

マーガレット・ヘファナン『意図的な無視とは法律用語で、知り得るだけでなく知るべき情報なのに知らずに済まそうとする場合、法律上は意図的な無視と見なされます。知らずにいることを自分から選択したのです』

NHKの回答は、まさに「意図的な無視」である。
 

この頁をご覧の方は消費税について「意図的に無視」しない15%だと思う。しかし、貴方がこれから周囲の友人や家族や同僚たちと、消費税について論争をする時、何も武器が無ければ、返り討ちになることもあるだろう。自分が消費税について情報発信をするのは、2年前の自分が欲して、今、手にするに至った「真実という武器」を共有したいからだ。

自分一人で出来ることは多寡が知れているが、真実を知る人が増えるほど、動かないように見える「現在」が、動き出す「未来」に近づいていく。その一助でありたい。

消費税は、消費者の税金(預り金)ではない!

↑この図面は、転載・流用フリーです。オリジナル図面のURL↓
https://www.mitsumori-yoichi.com/shohizei/wp-content/uploads/2024/03/shohi_zei_diagram.png

↑この図面は、転載・流用フリーです。オリジナル図面のURL↓

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