河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

茶話137 / 藤の花

2024年04月23日 | よもやま話

夜に雨が降ったので畑活は中止。
トウモロコシをポットに、百日草とシシトウをセルに蒔いて保温。
今日はこれだけにして、久々に遠足(相方とドライブ)。
よく行く和歌山県橋本市のやっちょん広場(産直市場)へ。
おめあては鮮度が命のタケノコ。
以前は、京都の山城まで買いに行ってたが、最近は直売所があちこちに出来たので楽になった。
わざわざ和歌山まで行くのは生産者が多いから安い。
写真の量を買って、家に帰ってすぐに湯がいて冷凍しておく。

もうひとつのお目当ては、悦っちゃんの手作り弁当。
普通のフードパックに、年寄り向きのおかずが10種類ほど詰まっている。
二年ほど前は420円、それが去年に440円になった。
それが今回は470円に……悦っちゃんも苦労してるんやなあ……。
車で15分ほどの道の駅九度山へ行き、テラスでしみじみと頂く。
高野豆腐の味付けが、亡くなったお母んの味付けとよく似ている。

山々の新緑が実にみごと!
よくもまあ、こんなけ様々な緑色があるものだと自然の偉大さを感じる。
万緑の中に交じって咲く薄紫の花は山藤(野藤)。
園芸種の藤ほどの艶やかさはないが、万緑の中に交じると、いい感じの「侘び寂び」になる。

家に帰って、相方がタケノコを湯がいている間に、朝に植えたトウモロコシをバイクに積んで畑へ。
堤防の道沿いに咲く濃い紫の花は草藤。
南河内で見るようになったのは、ここ十年ほど前。
だから、外来植物かと思っていたが、昔からある日本在来種だった。
カラスノエンドウのような草姿だが、ソラマメの一種だとか。

憎き雑草かと思いきや、食べることができるし、美味しい蜂蜜がとれるのだという。
近寄ってじっくりと見れば美しい。
よし、今年は草藤の種をとって、来年の楽しみにしてやろう。


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