「多様性」は多言語環境から:だって口(人)の数だけ考えも価値観も背景も経験も…

多言語
れんげは土を蘇らせる!

昨日の続き的話です。

***

多言語もまさにそうで、

環境にある「音」は

本当に自然に口から出ます。

↓この中に2才半の時の長女の動画が入っていますが、
雪が降ってきて大興奮して
突然彼女のことばが英語になったシーンです。

三男はというと、
↓こんな感じです。
長女と同じく英語が出たときの動画ですが、
本当に自然とこんな感じで独り言の時間があります。

勿論、他のことばも出ていますが、
やっぱり環境かな。。。
英語圏出身の方が周りに多いのもあって
英語で受け止めてくれる人が多い分
子ども達から自然と出る言語は、
英語が多いです。

とはいえ、

我が家は多言語houseです!
22種類(以上??)のことばが
家のあちこちにあるスピーカーから流れています。

私はスピーカーのことは「人」認定してますので、
「あの人ちょっと今日うるさいな~」と言いながら
長女にボリュームUPされた音量の調整をしたりしてます。

かつては、旦那さんに電源OFFにされ、
またこっそり音量下げてつける!
という地道な戦いをしていました!
( *´艸`)
今では彼曰く「毒され」、
音のある日々に 慣れるどころか、
元凶??のSDカードを買ってきてくれるという
私にとっては超Happyな日常です!
( *´艸`)

ところで!!

これは、多言語環境を作っている家庭みんなにいえることですが、

多言語がとびかっている家にいてますと、

『言語いっぱい身の回りに垂れ流して何になるのよ~
別に私 日本から出ないわよ~
英語で十分よ~』

って声がよく聞こえてきます。

そこが落とし穴です。

★日本には既にものすごい人数の海外出身の方がいます。
旅行者もいっぱい!
→大人になった時のビジネスチャンスを考えても
誰とでも仲良しになれる力を身につけておいて損はないです!

たった一言で、友達になれます!
人と人とのつながりは本当に大切で、
人生をものすごく豊かにしてくれます!

考え方、価値観、全てが多様になればなるほど
世にいう「挫折」とは無縁な生き方になっていくなぁと感じています。

一つの世界や ゴール/目標しか 持っていない場合、
何かが起きて 
そこが無くなってしまったら⁉
その後、どうしますか??

東大の酒井先生は面白い言い方をしてくれました。
『Whatを大切にするか、
How、その過程を大切にするか』
その生き方の違いな気がします。

以下、先生の話を聞いて書いた記事をいくつか貼っておきます。

他にも、

★英語だけでいいわ~って話ですが、
英語が話せない外国の方もたくさんいます。
そして、
母語が英語じゃない方もたくさんいます!

自分の母語で声をかけてくれることの嬉しさは
英語で話されることの何倍も何倍も嬉しいです。
通じる通じないという話ではないです。
挨拶一つでも十分に喜ばれます。
そこからのつながりは、英語だけのつながりとは全く別のものです。
もちろん英語が母語の人の話ではないです。

さらに言うと、
英語英語と言いますが、

日本語と英語だけって意外と難しいです。

いっぱいのことばの中の英語だと
私すげー英語分かる!って感覚もでてくるし、
*体験の人が良く感想で言ってくれます。( *´艸`)

日本語も方言いっぱいの中での 英語ならまだしも、

基本的に、

二つだけだと対立してしまって、
なかなか両立は難しいです。

多い方に偏ってしまうのが現実だと思います。

実際、子ども達 

私が日本語で話しかけていようが
マレーシアでは日本語が消えて、

私が必死に英語で話しかけても
日本では英語が消えました。

あんなりすらすらだったのに、、、

結論を言うと、
多言語環境にしてから 
ことばは残ったし 進化もしました。

帰国時1才の三男も、
当時生まれてなかった2才の長女も
今 兄妹で 英語で喧嘩したりするほどには
英語を話します。

ほかの言語の話をすると

失敗したら、
ウララ~
まんまみ~あ~!

探し物は、
どんでった~
ねれで~
でぃまな~
おでぃ~

って色々な種類のことばが 
自然と口から出ています。

正確ではないとは思いますが、
その年の子のことばとしては
十分出ているのではないでしょうか・・・
話せるに向かってのプロセスの真っ只中といった感じです。

ついでに、

「英語」を求めすぎて、
日本語がおろそかになった場合の話も・・・

よく聞くのがアイデンティティの喪失。

母子留学なんかで外国で育った時に
そこでは「外国人」という位置づけ。
*あまりこのことばは好きじゃないですが分かりやすいのであえて使っています。

帰国して日本語がまともにできなくて
日本にいるし戸籍上日本人なのに扱いは「外国人」。

そんな感覚の子がいるんだそうです。

見かけや人種的に日本の子ではないのに
日本で育ったから日本語しか話せない。
そういう子たちもそうです。

言語に限った話ではないのですが、
そういう苦しい問題を抱えている子は一定数います。

受け入れてもらえる環境、
自分を出せる環境
多様な環境 があれば違うんだろうに
と思うのですが。。。

そんな話も過去に書いているので、
よければ目を通してもらえると嬉しいです。
↓↓↓

なんだかんだで、

多言語の話になっているように見えますが、

多言語環境の中にこそ

しっかり育つ「多様性」の世界があるなってしみじみ感じながら

日々子育て楽しんでいます!

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