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現在の日本の医学では、医者には体だけしかあずけないという考えがあります。
多くの方がそう考えるのではないでしょうか?
心はあずけず、痛みの原因を肉体にあるとしか考えないため、
情動や心が痛みに影響を与えると説明しても多くの方は聞く耳を持ちません。
現代医学(西洋医学)は二元論で考えますが、
かっての日本では霊を重んじ、肉体を軽視していたいました。
ちなみに、ここで言う「霊」とはお化けの類ではありません。
肉体と独立して存在すると考えられている主体(霊)であり精神的実体という意味です。
霊、心と物を分けるということは、一方を重んじて他方を軽くみることでもあります。
二者択一、二分法では調和をとれないため、
痛みや病はいくら頑張ってもよくならいのは当然なことです。
内面的な情動や無意識の世界に対する適応や心身コントロールは無視してきました。
慢性痛になりやすい患者には
破局的思考と呼ばれる、独特の思考パターンが存在しています。
特に不安やうつ傾向が強ければ、
痛みが慢性化しやすいことは知られています。
ネガティブな思考、例えば私の痛みは治らない、
良くなった自分をイメージできないなどの思考パターンも
痛みを慢性化に導くことが知られています。
そのため、このような状態では患者教育が必要不可欠となります。
しかし、病院での保険診療では時間的な制約もあるため、
このような教育ができていないのが現状です。
線維筋痛症のような破局的思考が大きく影響をあたえる症状の患者さんにも
痛み教育が行われておりません。
情動、思考、環境面、さらに信仰心も痛みには影響を与えますが、
このようなことを無視しているのが現代医学だと思います。
痛みとリウマチサイトでもブログを書いております。
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