こんにちは。サクフリブログ編集部です。
サクフリブログは、デジタルマーケティング支援に特化したWebコンサルティング会社である『サクフリ株式会社』が運営しているオウンドメディアです。
「IT業界への架け橋になる」というテーマで、IT業界の基礎知識やWebスキルの習得方法を発信。習得後の「IT業界への転職」や「フリーランスとして独立」する方法も発信しています。
就活生のなかで、IT業界に興味をもつ方は少なからずいるでしょう。なかには、全くの未経験で挑戦してみたいと考える方もいるかもしれません。
IT業界は、未経験者でも活躍できる可能性は十分に考えられます。就活サイトの選び方次第では、入社できる企業が見つかることもあるでしょう。
そこで本記事では、IT業界におすすめの就活サイトを紹介します。就活サイトを選ぶ方法や、登録するまえにおこなっておくべき対策まで解説するので、IT業界を志している方はぜひ参考にしてください。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
ITエンジニア就活で失敗しない就活サイトの選び方
まずは、ITエンジニア就活で失敗しない就活サイトの選び方を紹介します。
①サービスの充実度
まず、サービスの手厚さで就活サイトを選ぶのがおすすめです。就活サイトといっても、提供してくれるサービス内容や質は会社によってさまざま。
例えば、エントリーシートや履歴書の添削、面接対策などをおこなってくれるかどうか、落ちた後にも理由などをおしえてくれるかなどで選ぶといいでしょう。
ほかにも、「そもそも自分の強みが分からない」といった方は精巧な自己分析ができるところを選ぶのもおすすめです。
②IT系に特化した就活サイトか
また、IT系に特化した就活サイトに登録することが一番の近道です。就活サイトには大手であらゆる業種・職種を取り扱うものから、特定の分野に強い就活サイトなどたくさんあり、それぞれにメリットがあります。
IT系に特化した就活であれば、IT業界への知識や理解が深い担当者から就活の対策や内情を聞けたりもしますので効率的に就活を進めたい方は入れておくといいでしょう。
なお、就活生はいくつかの就活サイトを併用しているパターンもあるので、大手の就活サイトで探しながらITに特化した就活サイトでも探しておくと安心です。
③希望職種や目的
IT業界に携わるといってもあらゆる職種があります。したがって、事前に希望職種が決まっている場合は目的や適性に合わせた就活サイトに登録しておくと、よりスムーズに就活を進められるのでおすすめです。
「自分はIT業界でも営業やコンサルティングをやりたいのか」、それとも「がっつりプログラミング言語を使う業務がいいのか」など。さらに、将来自分がどの役職に就きたいのかや独立も視野に入れているのかどうかでも企業選びは変わってきます。
就活サイトには、未経験でも募集しているところや何かしらの資格を持っている人向けなどもあるため、自分のレベルに合わせたところを選ぶようにしてみてください。
IT業界に強い就活サイト・エージェントおすすめ5選
以上を踏ませ、IT業界に強い就活サイト・エージェントを紹介します。
①レバテックルーキー|IT特化型で大手~中小まで幅広い求人の保有
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- 8,000社以上の優良IT企業からの紹介
- ネット上にはない企業の雰囲気やカルチャーに関する情報が満載
- 各企業の採用条件・企業に合わせたES添削や面接対策
- ポートフォリオ作成などのサポートで内定率が上がる
- 技術的な話に理解のあるエージェントがサポート
『レバテックルーキー』は、株式会社レバテックが運営する、IT業界に特化した就活エージェントサイトです。Yahoo!やCyberAgentといった大手・有名企業からミドルベンチャーなど幅広い企業を取り扱っており、中には非公開求人なども紹介してくれます。
またレバテックルーキーでは年間約3,000件以上にわたって企業を訪問しているので企業情報も豊富。ひとりひとりのスキルや特性、希望条件に合わせた企業を紹介してくれるとの評判もあります。
さらにエントリーシートの添削やポートフォリオの作成などのサポートも充実しているので、「未経験からITエンジニアを目指したい」「IT業界に就職したい」人におすすめです。
また、16年もITエンジニア支援してきた実績があるので、ITエンジニアに関するノウハウを持ったプロが相談できます。さらに、紹介企業の現場社員との面談を組んでもらうこともできるため、リアルな会社の情報を手に入れやすいのも魅力と言えます。
ITエンジニアを目指したいけど、就活からキャリア形成まで相談できる人がいなくて困っている学生は、ぜひ利用することをおすすめします。
レバテックルーキーはこんな人におすすめ
- IT業界で大手・有名企業~ベンチャーまで検討中
- 早期内定が欲しい(最短1週間)
- IT業界向けのエントリーシートの添削をして欲しい
- ポートフォリオのサポートが欲しい
- 非公開求人や重要ポジションなども紹介して欲しい人
レバテックルーキーの基本情報
サービス名 | レバテックルーキー |
---|---|
転職期間 | 1週間~ |
利用料金 | 無料 |
対象年代 | 学生・大学院生 |
対象エリア | 全国(主な地域は東京) |
求人数 | 約8,000件 |
求人業界 |
IT・Web・ゲーム |
求人職種 | エンジニア・デザイナー・マーケター・ライター |
オンライン | 〇 |
サポート内容 | ・アドバイザーとのカウンセリング ・履歴書の添削 ・職務履歴書の添削 ・面接対策 ・円満退職のアドバイス ・初出勤の日程調整や調整 ・就職後の悩み事の面談など |
レバテックルーキーの口コミ・評判
②ユニゾンキャリア|未経験者の就業決定率95%で最短3日でスピード内定
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- 完全無料でITスクールを利用可能
- Googleの口コミが高評価
- IT業界に精通したキャリアアドバイザーによるサポート
- 未経験者の就業決定率95%と高い
- 最短3日でスピード内定が可能
『ユニゾンキャリア』はIT・Web業界に特化した転職エージェントです。利用はオンラインで利用することができ、取り扱いのある求人は優良企業を中心に10,000件以上豊富にあります。
未経験からの就業決定率が95%と高く、自社開発企業・大手企業・メガベンチャーなどへの転職実績もあります。応募書類や面接対策・年収交渉などの手厚いサポートを受けることができ、在職中の人でも効率的に転職が可能です。
給与や福利厚生などの条件交渉をお任せすることができ、87%の人が年収アップを実現しています。
ユニゾンキャリアに登録することでは完全無料でITスクールを利用することができ、効率的にスキルの習得やIT系の資格取得も目指すことができます。
最短3日でスピード内定が可能で、すぐに転職したい人もスムーズに転職が可能です。完全無料でオンライン面談やLINEで相談することができ、ITエンジニア転職について相談が可能です。
ユニゾンキャリアはこんな人におすすめ
- ITやWeb、ゲーム業界に興味がある人
- 未経験からエンジニアや開発者としてキャリアを築きたい人
- デジタルマーケティングなどの未経験OKの職種に興味がある人
- ITエンジニアに特化した転職エージェントを利用したい人
- IT業界に詳しいエージェントに無料で相談してみたい人
ユニゾンキャリアの基本情報
サービス名 | ユニゾンキャリア |
---|---|
転職期間 | 3日~ |
利用料金 | 無料 |
対象年代 | 20・30代がメイン |
対象エリア | 全国(主な地域は都心部) |
求人数 | 公開求人数:約2,000件 非公開求人数:非公開 |
求人業界 |
IT・Web・ゲーム |
求人職種 | エンジニア・デザイナー・マーケター・ライター |
オンライン | 〇 |
サポート内容 | ・アドバイザーとのカウンセリング ・履歴書の添削 ・職務履歴書の添削 ・面接対策 ・円満退職のアドバイス ・初出勤の日程調整や調整 ・就職後の悩み事の面談など |
ユニゾンキャリアの口コミ・評判
-
ユニゾンキャリアの口コミ・評判|利用するメリット・デメリットを解説
③キャリフリ|キャリアコーチング×転職エージェントのハイブリッド
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- コーチング×転職エージェントのハイブリッド
- 提携求人は全国50,000件以上
- 履歴書の添削や面接練習など実践に即したカリキュラム
- 転職・副業・フリーランスなど理想のキャリアを目指せる
- 未経験からIT・Webスキルも習得可能
『キャリフリ』は国内初の転職・副業をトータルサポートしてくれるキャリアコーチングサービスです。副業・独立・転職のオーダーメイド提案がキャリフリ最大の特徴。
副業だろうと独立だろうと転職だろうと、どれを希望していても対応可能です。副業・独立・転職のすべてに対応できるオールインワンのサービスはキャリフリが国内初です。
キャリフリの受講者は未経験が9割。転職や副業、独立に向けて、ゼロから実践で使えるレベルまでスキルアップすることが可能です。
「デザイン」「マーケティング」「ライティング」など、Webスキル習得までサポートしているサービスは少ないので、これだけでも受講する価値はあると思いますよ。
また、キャリフリは、コーチングサービスであり人材エージェントでもあります。コーチングサービスは、キャリアについて一緒に考えてくれて、転職する場合には、転職の方法を教えてくれます。しかし、求人紹介や履歴書の添削をしてくれることはほとんどありません。
一方で、キャリフリはコーチングサービスと人材エージェントを取り入れたハイブリッドサービス。キャリアの棚卸しによる深い自己分析はもとより、履歴書の添削や実戦形式での面接練習などが充実しています。
また、キャリフリは提携求人数も豊富です。
不定期ですが、企業側とのコラボイベントがあったり、一定の条件を満たせば案件案内があったりと、提携求人を通したサービスを利用できるのもポイント。キャリフリ自体は新しいサービスですが、実際の企業との提携があるので、安心して利用できます。
キャリフリはこんな人におすすめ
- 未経験からIT業界に挑戦したい人
- 理想のキャリア実現に向けて、プロの力を借りたい人
- フリーランスとしてキャリア相談だけでなく、案件獲得までサポートを受けたい人
- 一生使えるスキルを取得したい人
- 転職・副業・独立のどれを選ぶか迷っている人
キャリフリの基本情報
サービス名 | キャリフリ |
期間 | 2~4ヶ月 |
利用料金 | 月17,000円〜 (分割想定) |
利用者層 | 全世代 |
対象エリア | 全国(オンライン) |
コース | コーチング特化/転職・コーチング/副業・フリーランス/パーソナルキャリア |
サポート内容 | ・Webスキル習得サポート ・徹底した自己分析 ・キャリアプラン設計 ・企業選びのアドバイス ・選考対策(書類・面接) ・転職先の意思決定支援 ・定期的なメンテナンス面談 |
キャリフリの口コミ・評判
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キャリフリの口コミ・評判|体験談・メリット・おすすめ度を解説
④Onfleek Ship|現役人事による就活向けの書類・面接対策
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 入社後満足度98%の的確な企業の紹介
- 最短1週間!圧倒的なスピード感
- 通過率は90%以上!現役人事による就活向けの書類・面接対策
- 平日の夕方以降でも土日でもLINEで連絡可能
- アドバイザーが20代でリアルな声を聞きながら相談可能
『Onfleek Ship』は、就活生一人一人にマッチした企業を紹介する就活サポートサービスです。内定まで最短1週間。自己分析・企業紹介・ES添削・面接対策・内定まで、就活の全てを完全無料でサポートしてくれます。
初回でのヒアリングで就活における不安や悩み、希望はもちろん、理想の将来像や将来のキャリアパスまで一緒に考えた上であなたに本当にあった企業のみを厳選して紹介します。そのため、入社後満足度は98%と非常に高く、入社後も安心して長く働ける環境を用意してくれますよ。
就活では他社ではよく、休日や夜間の連絡が取れず就職活動が思うようにスムーズにいかないこともありますが、Onfleekは土日や深夜も対応可能。自分のペースで就活を進められるため、スピード感を重視される方にも高評価です。
新卒専任アドバイザーは全員、採用担当として業務を兼務しています。そのため、人事目線での的確なアドバイスが可能です。現役人事の書類添削、面接対策による圧倒的なサポートで内定まで一気通貫で伴奏。対策が不安な方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
Onfleek Shipはこんな人におすすめ
- 現役人事による就活向けの書類・面接対策をして欲しい人
- プロの就活エージェントによるサポートが欲しい人
- 利用している就活サイトの対応が良くない
- 自分に合う企業がイマイチわからない
- 早く就活を終わらせたい人
Onfleek Shipの基本情報
サービス名 | Onfleek Ship |
---|---|
転職期間 | 1週間~ |
利用料金 | 無料 |
対象年代 | 全年代 |
対象エリア | 全国 |
求人数 | 非公開 |
求人業界 |
観光、IT/通信、インフラ、医薬品、不動産、サービス業、広告業、自動車、航空、金融、食品、ゲーム、人材、アパレル、建設、ブライダル、出版、スポーツ、保険 |
求人職種 | 事務/アシスタント、営業、販売/サービス、技術職(プログラマなど)、マーケティング、人事、企画、広報、コンサルタント、販売員 |
オンライン | 〇 |
サポート内容 | ・アドバイザーとのカウンセリング ・履歴書の添削 ・面接対策 |
Onfleek Shipの口コミ・評判
-
Onfleek Shipの評判は?口コミからメリット・デメリットを評価
⑤アカリク就職エージェント|理系学生・院生向けのハイクラス求人が多い
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 理系学生・理系院生向けのハイクラス求人が多い
- 選考突破率80%以上の質の高い就活サポート
- 理系特有の就活の進め方を教えてくれる
- 大学院だからこそ採用される非公開求人を紹介してくれる
- 技術的な話に理解のある担当メンターが付いてくれる
『アカリク就職エージェント』は、株式会社アカリクが運営している、大学院生と理系学生に特化したスカウトも届く就活サイトです。就活中の大学院生の約3人に1人が利用しており、理系学生に最も人気な就活サービスとしても話題を集めています。
導入企業は累計1,000社以上で理系学生に人気な大手メーカーや製薬会社、IT系企業、コンサル業界など非常に魅力的な企業が多く利用しています。
アカリク最大の特徴は、研究内容や大学で学んだ専門知識・スキルを活かして就職活動を行うことができること。
通常のスカウト型サイトと異なり、理系ならではの登録項目(研究内容や研究を通じて得た能力・知見、大学で学んだ専門スキルや知識)があるため、それを見て興味を持った企業からスカウトを受け取ることができます。
理系学生にとって、研究内容や専門スキルを評価されることは非常に嬉しいサービスですね。
さらに、アカリクでは、業界研究や専門技術(AIや最先端のテクノロジー等)が知れる理系就活に関するイベントも多く開催されていたり、希望があればプロのコンサルタントに就活相談などもできますよ。
アカリク就職エージェントはこんな人におすすめ
- ハイクラス企業を志望する理系学生・理系院生
- 研究内容を活かした就職活動をしたいひと
- 理系職や研究職の仕事を幅広く知りたいひと
- 就活で学業や研究を最大限アピールしたい
- 博士課程に進むか就職しようか迷っている
アカリク就職エージェントの基本情報
サービス名 | アカリク就職エージェント |
---|---|
転職期間 | 1週間~ |
利用料金 | 無料 |
対象年代 | 学生・大学院生 |
対象エリア | 全国(主な地域は東京) |
求人数 | 約1,000件 |
求人業界 |
研究開発・エンジニアなど理系求人が豊富 |
求人職種 | 事務/アシスタント、営業、販売/サービス、技術職(プログラマなど)、マーケティング、人事、企画、広報、コンサルタント、販売員 |
オンライン | 〇 |
サポート内容 | ・アドバイザーとのカウンセリング ・履歴書の添削 ・職務履歴書の添削 ・面接対策 ・円満退職のアドバイス ・初出勤の日程調整や調整 ・就職後の悩み事の面談など |
アカリク就職エージェントの口コミ・評判
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アカリク就職エージェントの評判は?口コミ・メリット・デメリットを評価
就活生が知るべきIT業界の基礎知識【新卒必見】
IT業界にはどんな業界・職種があるのかを知っておかないと、あなたに最適な就活サイトを選ぶことができません。
そしてIT業界といっても広く、細かく分類すると以下の4つに分けられます。今回は、IT業界の中での細かい業界についてそれぞれ解説していきます。
①インターネット・WEB業界
インターネットやWEB業界には、ネットワークの構築やWEBサイトの作成といったBtoB向けのものと、SNSやポータルサイトなどを提供するBtoC向けなど幅広い範囲にわたります。
インターネットやWEB業界には、以下の5つのサービスが挙げられるので、あなたが目指す領域を予め決めておくと良いでしょう。
- SNS
→ソーシャルネットワークサービスの略でインターネットを通して、情報の交換や人間関係の構築を行えるサービス - ポータルサイト
→インターネットの入り口となるサービス - キュレーションサイト
→ユーザーに必要な情報を収集し、まとめたサイト - Eコマース
→オンライン上で様々なサービスの売買ができるサービス - Web広告
→インターネット上に存在する広告枠を持つ媒体に掲載される広告
特に、Web広告は「リスティング広告」や「SNS広告」「アドネットワーク広告」など、Web上では、様々な広告の取り扱いが行われており、就職しやすい印象があります。
②情報処理サービス業界
情報処理サービス業界は、あらゆる業界や企業の業務を円滑に進めるための独自システムの企画から運用までを請け負う業界を指します。
一般的に「SIer(システムインテグレータ)」と呼ばれる業界です。
③情報通信サービス業界
情報通信サービス業界は、固定通信・移動通信の2つに分類をされます。
固定通信は、固定電話やIP電話など固定された環境での通信サービスです。移動通信は、携帯電話のような通信サービスを指します。
④ソフトウェア業界
ソフトウェアとは、コンピュター上で様々な情報処理を行うプログラムを指します。
基本ソフトウェアのOS(オペレーションシステム)やアプリケーションソフトウェアなどの開発のみならず、様々な技術者が活躍する業界になります。
⑤ハードウェア業界
ハードウェアは、システムの物理的な構成要素を指し、日本語では「機械、装置、設備」を指します。
就活生が知るべきIT業界の職種と年収
続いては、IT業界の職種と年収を知っておきましょう。
①エンジニア系:500万円
エンジニア系の職種は幅広く、細かく分類すると10種類ほどあるといわれています。
- WEBエンジニア
- システムエンジニア
- インフラエンジニア
- プログラマー
- ネットワークエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- サーバーエンジニア
- データベースエンジニア
- ItoTエンジニア
- 制御・組み込みエンジニア
ここでは、新卒がおさえておくべき「システムエンジニア」と「プログラマー」についてのみご紹介をします。
システムエンジニア
システムエンジニアは、クライアントの意向に沿ってシステム設計していく仕事です。
実際にシステムを作成するのは、プログラマーの仕事になるため、システムエンジニは「設計図」を作成する人と理解をしておきましょう。
システムエンジニアの平均年収は500万円程度です。フリーランスとして独立を果たし、より高額な年収を得ている方も多くいる職種となります。
プログラマー
プログラマーとは、システムエンジニアが作った設計図をもとにプログラミングをおこない機能を実装する仕事です。
またプログラマーとは使用するプログラミング言語によって呼び名が変わり、「アプリケーションプログラマー」「WEBプログラマー」といった役職名で存在しているところもあります。
プログラマーの平均年収は420万円程度です。取り扱いのできる言語やスキルによって大きく年収は変動をします。
②マーケティング系:500万円
Web運用や広告運用など、IT技術を活用して企業やサービスの認知・顧客獲得を担う「マーケティング系IT職種」。
マーケティング施策の結果をすべて数値で管理することができるため、キャリアチェンジも行いやすく、新卒の学生に人気の職種となっています。
マーケティング系のIT職種の平均年収は500万円です。
③マネジメント系:600万円
マネジメント系ではおもに、新規プロジェクトの携わるメンバーの選定・全体の統括などをおこなう仕事です。
技術者としてのある程度の経験やスキルが必要となり、そのうえ広い視野やリーダーシップ能力などが求められます。
また、マネジメント系には「プロジェクトマネージャー」と「プロジェクトリーダー」といった職種があり、それぞれ若干業務内容が異なります。
プロジェクトマネージャー
予算設定やメンバー選定、スケジュール、進捗管理など、プロジェクトの全体管理を行う職種になります。
現場環境の改善や、リスクマネジメントなど社内外共にコミュニケーションが必要となる「管理職」となります。
プロジェクトリーダー
プロジェクトリーダーの指揮のもと、開発現場の管理を行う「プロジェクトリーダー」。管理業務だけでなく、システムエンジニアと共に開発業務を担うこともあります。
プロジェクトリーダーは、技術力やマネジメント能力を認められら人が担う管理職といえるでしょう。
プロジェクトマネージャー(プロジェクトリーダー)の平均年収は600万円です。
④営業・コンサルティング系:650万円
IT知識を活かして、企業へIT技術の導入支援や提案を行う「営業・コンサルタント系IT職種」は、多くの企業で新卒募集を行っています。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、企業や個人が抱える様々な業務課題に対して、ITソリューションを提案する業務を行う人を指します。
ITに関する幅広い知識が必要とされることはもちろんのこと、クライアントの課題を解決できる提案力が必要とされる職種となります。
ITコンサルタントの平均年収は650万円です。
セールスエンジニア
セールスエンジニアは、クライアント先への訪問に同行し、ITサービスの導入を企画・提案まで行う人を指します。
交渉〜導入まで1人で行う場合や、基本的な交渉は営業担当・技術面はセールスエンジニアと業務を分けて行っている企業もあります。
セールスエンジニアの平均年収は550万円です。
IT業界に就職するメリット
ここでは、IT業界に就職するメリットを紹介します。
①実力主義なので若くても上を目指せる
IT業界は年功序列ではなく、実力主義である会社が多いです。つまりスキルや資格、実績などがあればだれでもキャリアアップが目指せるということです。
反対に一般企業の場合だと、いくら実力があっても学歴や年齢などが重視される傾向にあるため、人によっては「合わない」と感じる人もいるかもしれません。
またIT業界では男女による差が比較的少なく、女性であっても出世できるチャンスはたくさんあります。「実力主義社会で誰よりも早く出世したい」といった気持ちがある方は、IT業界を目指してみるといいでしょう。
②社風が自由なので働きやすい会社が多い
IT業界は服装が自由だったり、リモートワークができるなど基本的に自由な社風であることが多いです。特にエンジニアなどであれば毎日スーツで出勤する必要はありませんので、自分の好きな格好をして働きたい方はなるべく技術職を選ぶといいでしょう。
ただしIT企業でも、営業やコンサルティングといったほかの企業に訪問する機械のある職種だとスーツになる可能性もあるので注意が必要です。
また、IT業界は福利厚生が充実していることも多く、男女問わず育休や産休の取得率もほかの業界と比べると高い傾向にあります。
③自己成長が期待できる可能性が高い
先にも述べたようにIT業界は実力主義の世界なので、自己成長が期待できるというのもメリットのひとつです。特にIT業界は日々情報が更新されていくため、新しい技術や知識をアップデートする必要があります。
したがって誰かに支持されなくても、自分から主体的に学ぶ姿勢のある方や仕事へのモチベーションが高い方であれば向いているでしょう。
一方、変化に対応するのが苦手な方にとっては、IT業界はあまり向かないかもしれません。
IT業界に就職するデメリット
一方で、IT業界にもデメリットがあります。デメリットもしっかりと把握しておきましょう。
①ほとんどがベンチャー企業なので安定性は低い
IT企業の多くはベンチャー・中小企業です。もちろん、ベンチャー企業にはベンチャー企業の良さがあり、風通しが良く自分も会社も成長できるといったメリットもあります。
しかし企業としては、やはり大企業と比べると不安定な面があったり、残業が多くなりやすい傾向も見られます。特に会社として成長過程にあるスタートアップ企業などであれば、新しい仕事が予期せず入ってきたり、つねに何らかの締め切りに追われてしまうことも多いでしょう。
したがって、「なるべく残業したくない」「福利厚生が充実しているところがいい」希望がある方にとってIT業界はあまりおすすめできません。
②教育体制が整っていないところもある
すべてのIT企業に共通するわけではありませんが、IT企業の中には教育体制が整っていないところも少なくありません。つまり、未経験からIT業過に就職する場合、入社直後はかなり苦労する可能性があるということですね。
特に設立して間もないITのベンチャー企業だと、マニュアル自体がなかったり、きちんした研修や教育がなかったりすので、人によってはかなり単編です。
IT業界は先にも述べたように自分から学ぶ姿勢があればいいですが、丁寧に教えてもらいたいタイプであれば別の業界を目指すことをおすすめします。
③常に最新技術やトレンドを勉強しなければいけない
IT業界は日々、情報や技術の移り変わりが激しいので、つねに勉強しなければいけません。
特に成長の著しい業界であるからこそ、IT業界で働く人も知識やスキルをアップデートする必要があるため、残業なども増えていきます。時には休日出勤や勤務時間外での勉強を要するケースもあり得ます。
もともとITに対して興味や関心があればそれほど苦痛ではないでしょうが、なんとなくの気持ちでIT業界を目指すと痛い目を見ることになるので要注意です。
IT業界への就活・就職に関するよくある質問【Q&A】
最後に、IT業界への就活・就職に関するよくある質問をQ&A形式でまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
①IT業界にはどんな人が向いている?
IT業界には、下記のような方が向いているでしょう。
- 地道な作業でもコツコツこなせる
- IT技術に対して興味がある・常に最新のトレンドに敏感
- 論理的思考力があって、効率重視型の考え方をする
どの業界でもいえることではありますが、IT業界ならIT技術にもともと興味がある方が向いています。やはりIT技術に対する関心があれば、入社後も主体的に学習するモチベーションが高いため楽しみながら長く働くことができるからです。
営業でもエンジニアでもIT知識があればあるほど仕事が進めやすいので、キャリアチェンジをした際でも必ず活かされます。
またIT技術は日々更新されていくので、変化に対応できる人や情報収集が苦に感じられないタイプであればなおいいでしょう。
②IT業界への就活対策でやっておくべきことは?
IT業界では未経験でも募集しているところもありますが、もし時間に余裕があるのなら実際に入社もしくは就活を始める前に準備をしておいたほうが良いでしょう。
- 希望職種を決めておく
- IT技術に関わる知識を身につける
- IT業界に特化したサイトに登録する
IT業界やエンジニアといった職種の中にもかなり細かな職種があります。
それぞれの業務内容も違いますし、求められるスキルや向いている人材も異なるため、本格的に就活を始める前に「自分はどんな仕事をしたいのか」を決めておくといいでしょう。
③IT業界に強い就活サイトを利用する時の注意点は?
下記の点に注意すると良いでしょう。
- エージェントからの情報を鵜呑みにしすぎない
- たくさんの就活サイトを使えばいいというわけではない
IT業界に特化した就活サイトはたくさんあります。ただし、あまりにもたくさんの就活サイトを同時に使うのはおすすめしません。
なぜなら、複数のサイトを使うことで、ひとつひとつのサイトへの返信やチェックが必要となり、かなりの時間を割くことになるからです。
もちろん数社程度ならまだ管理できますし、企業数や職種の幅を広げられるといったメリットはあります。しかし、それぞれの就活サイトには特徴が異なるため、自分に合ったものを厳選して利用するようにしてみてください。
④IT業界の将来性は?
結論から言うと、IT業界はトップ産業と言われているので、かなり将来性は保証されている業界だといえるでしょう。
また、IT以外の業界でもソフトウェアにお金をかける傾向にあることから、エンジニアやプログラマーといったIT技術の需要はつねに高まっています。
現在でもIT技術を持った人材は慢性的な人材不足と言われており、ITのスキルや知識を持った人たちは今後も市場価値が高まっていくでしょう。
新卒からITの資格や経歴を積んでおくことで、今度のキャリアアップや働き方の選択肢も広がるためIT業界への就職はおすすめです。
⑤文系でもIT業界は目指せる?
IT業界は基本的に文系・理系は関係ありません。IT業界でも営業やコンサルティングのような文系向けの職種はありますし、エンジニアやプログラマーといった職種でも文系出身の方は実際たくさんいます。
もし文系からIT業界を目指すのなら、IT業界に興味・関心があることやコミュニケーション能力、誰かに説明するプレゼンテーション能力などの高さをアピールするといいでしょう。
また企業によっては、入社後に資格や研修制度が充実しているところもあるので、未経験や文系出身で不安な方は「未経験者歓迎」といった表記がされている企業を目指すのがおすすめです。
僕は文系大学の出身ですが、Webマーケターとして一応、生活できるレベルでの活躍はできています。
Webマーケティング業務の視点でよければ、文系と理系でどちらが活躍できるかをまとめたので、関連記事『Webマーケティング職は文系・理系学部どっちがおすすめ?徹底比較』をご覧ください。
⑥ITスキルがない未経験でも就職できる?
就職することは可能です。ただ、大学生の時からITスキルを勉強してすでに即戦力になれる人と、会社が一から教育しなければいけない人では、やはり、即戦力になれる方の方が就職に有利なのは事実です。
なので、もし、この記事を読んでいるあなたが、就活まで時間があるなら、下記の記事で紹介しているWebスクールに通い、習得したいITスキルを学習するのも良いと思います。
まとめ:IT業界を目指すなら就活サイトに登録して即行動がおすすめ
今回はIT企業を目指す就活生に向けて、おすすめの就活サイトについてご紹介してきました。
IT業界に特化した就活サイトはたくさんあり、希望条件に合わせて企業を紹介してくれる一般的な就活サイトから、担当のエージェントがついて書類・面接対策などおこなってくれるものなどもあります。
さらに最近では、「逆求人型」といった企業の方から直接オファーが来るタイプの就活サイトも徐々に増えてきています。
就活サイトはひとつだけではなく、特徴やサービス内容の異なる数社程度を並行しながら就活を進めていくのがおすすめです。ただし、あまりにもたくさんの就活サイトを同時に使ってしまうと管理しきれない恐れもあるので注意しなければいけません。
IT業界は今後も需要度の高い将来性のある業界のひとつなので、今回の記事を参考に自分に合った就活サイトを選んでみてくださいね。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。