妻が自分の思い通りにならないと怒るのはなぜ？4つの原因と対処法を徹底解説

自分の思い通りにならないとキレる大人はたくさんいますが、自分の妻がよく怒る人だと精神的に辛くなることもありますよね。

いつも大変そうだからと、なにか手伝おうとすると…

「勝手にしないで！」

何をしてもキレるから、そっとしておこうとすると…

「なにか手伝ってよ！」

と、怒られたり文句を言われたりする。夫からすると、何をすれば良いのかわからなくなりますよね。

今回は、自分の思い通りにならないと怒る原因をはじめ、心理や特徴、対処法などについても紹介していきます。

自分の思い通りにならないと怒る妻は病気かも…4つの原因

自分の周りの人が思い通りに動いてくれないときに、怒る大人がいます。そのタイプの人間が自分の妻だと、夫は大変な思いをしているでしょう。

妻が自分の思い通りにならないと怒る理由は、以下の4つが考えられます。

一つずつチェックしていきましょう。

1.ストレスが溜まっている

思い通りにならないと怒る妻は、不満やストレスをたくさん抱えている可能性が考えられます。

多くの場合、家事や育児などの負担に不公平差を感じていることが原因になるようです。

このような状態で、自分の負担の重さに納得できず、夫への不満が蓄積されていきます。

人はストレスが溜まると、怒りっぽくなりやすいです。場合によっては恨みの感情を抱くほど、夫への想いが歪んでいく妻もいます。

そうなると、夫がする行動がいちいち気に障り、攻撃的な性格になってしまうのです。

2生理前後│ホルモンバランスが崩れている

生理前後や出産、閉経など、女性はホルモンの分泌量が変化するタイミングが多いです。ホルモンバランスが崩れることによって、イライラしやすくなることもあります。

人間の感情や気分は、ホルモンと密接な関係があることが分かっています。

また、生理や出産前後は体の辛さから情緒不安定になる方もいて、通常のときとは人が変わったように口調が変化する女性もいるのです。

3.うつ病など精神的な疾患

うつ病などの精神的な疾患によって、キレやすくなっている人もいます。

とくに出産直後の場合は、理由もなく悲しくなったり憂鬱になったりする「マタニティブルー」と言われる症状が現れることも。

出産後しばらくして「産後うつ」や「育児うつ」などを発症する人もいます。

原因については、詳しいことは分かっていません。しかし、ホルモンバランスの変化や、育児による疲労や不安などが影響しているのではないかと言われています。

4.性格的な問題

妻が自分の思い通りにならないと怒るのは、性格的な問題であることも考えられます。

これらの性格に当てはまる妻は、問題を抱え込みやすかったり、自分だけが大変な思いをしていると思いこんだりしやすいです。

結果的にストレスを抱え、キレやすくなってしまうことも考えられます。

自分の思い通りにならないとキレる人の心理

自分の思い通りにならないと怒る人は、心理状態に問題があるケースもあります。

それぞれ詳しく紹介しているので、チェックしていきましょう！

自分の考えが正しいと思っている

思い通りにならないと怒る人は、自分の考えが正しいと思っていて否定されることを嫌います。

このような方の発言には特徴があり「〇〇だよ！」「絶対〇〇だから！」と、はじめから決めつけるような言い方をすることも少なくはありません。

信じられるのは自分だけと強く思っているため、周りが見えなくなることもあります。

自分に都合が悪いことは認めない

自分に都合が悪いことは絶対に認めない！このような考えを持っている方も、思い通りにならないと怒り出します。

たとえ自分が間違っていたとしても、周りのせいにして避難することも少なくはありません。弱みを見せたがらず、日頃から周囲の評価を気にしている特徴もあります。

都合が悪いことが怒っても自分の意見は決して曲げずに自分の考えを正当化し、無理やり押し通そうとすることもあるでしょう。

細かく気になることはすぐ口出ししたくなる

思い通りにならないと怒り出す人は、細かい性格で気になることはすぐに口出ししたい傾向にあります。

ですが、口出しすることはより良い結果になるためではなく、不満・文句がほとんどです。相手の気持を考えずに発言することも多く、その場の雰囲気が悪くなるケースも良くあります。

しかし、本人は自分の発言が正しいと思い込んでいるため、口出しすることが悪いとは思っていません。そのため、周囲が迷惑しているけーすもあるでしょう。

恋人を支配したい

恋人を支配したいという心理から、思い通りにならないとキレる人もいます。

「どうしても夫（妻）を自分の思い通りにしたい」という気持ちがあるため、キレてでも無理矢理従わせようとします。

自分の思い通りにならないとキレる人の特徴

思い通りにならないとキレる人には、共通点がいくつかあります。

キレやすい人の特徴を知れば、対処法が見えてくることもあります。ですので、知っておいて損はありません！

それぞれ詳しく説明するので、見ていきましょう。

せっかち

すぐに怒る人は、せっかちな特徴があります。自分の思い通りにならないと「早く解決したいのに、邪魔をされた」と思い、怒りだします。

さらにせっかちで自己中心的な人の場合、自分の思い通りに動くよう、無理を言ってくることもあるでしょう。

計画を立てて行動する

すぐに怒る人は、きっちりと計画を立てて行動する完璧主義という特徴もあります。そのため、計画していないような予想外なことが怒るとイライラします。

たとえば食事デートを計画していたのに、相手の都合で少しでも予定が狂うと

◯時に到着予定だったのに過ぎちゃうじゃん…。

と不満をぶつけて機嫌が悪くなるのです。

人の意見は右から左に聞き流す

すぐに怒る人は自分が正しいと思っている傾向にあるため、人の意見は右から左に聞き流す特徴もあります。

そして自分と異なる意見があれば、怒って遮ろうとするのです。

また、完璧主義な一面もあるため、自分が想定していたこと以外の行動をされると不安になります。その不安は怒りへと繋がり、激しく怒り出すこともあるのです。

プライドが高く偉そう

すぐに怒る人はプライドが高く、自分よりも立場が下だと判断した人に対しては偉そうな態度をとる特徴があります。

違う意見にキレることで自分を正当化し、プライドを保とうとするのです。つまり、自分自身を守っている行為であることが考えられます。

また、自分の考え・やり方が常にベストだと思っていて、他社からの提案を聞き入れようとしません。周囲に強要し、自分の思いどおりに動かそうとすることも少なくはないでしょう。

自分からは謝罪しない

すぐに怒る人はプライドが高く、自分からは謝罪しない特徴もあります。自分が原因でトラブルが起こったとしても、決っして自分からは謝ろうとはしないのです。

自分のミスだと気づいていても、プライドが高いため素直に認められません。そして、自分が悪いことを認められない葛藤がイライラとなって、他の人へ向けられるのです。

たとえ他者が優しく誤りを正そうとしても、キレて無かったことにするケースもあります。

自分の思い通りにならないと怒る妻への対処法

思い通りにならなくなるとすぐに怒る妻に対しては、これから紹介する3つの対処を試してみてください。

キレやすい妻に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

怒りは聞き流す

思い通りにならなくて怒っている場合は、怒りを上手に聞き流すことがポイントです。

すぐに怒る人は自己中心的な考えで叱責してくるため、理不尽に感じる怒りには対応する必要はないです。

間違っていることを「自分が正しい」と自信満々で怒りながら伝えてくるため、そのときは正論に聞こえる場合もあるでしょう。しかし、後々よく考えていると間違っていることも多々あります。

ここで反論すると怒りが更に増して収拾がつかなくなることもあるので、聞き流しておくのがベストです。

妻の話を聞いて怒るポイントを考える

妻の話をよく聞いて、怒るポイントを分析することも大切です。

すぐにキレる人は特徴や心理は共通していることがあっても、怒るポイントは様々です。

怒る理由が分かれば、キレるポイントを回避しやすくなります。上手く付き合っていくことで、過ごしやすい環境づくりができるのです。

離婚を検討する│よく考えることが大切

妻がよくキレていてモラハラ気質がある場合、改善が困難である可能性が高いです。モラハラは自覚しなければ直せません。

しかし、思い通りにならないと怒る人は自分の弱さや間違っていることを認めたくないため、自覚できない人も多いのです。

すぐに離婚を考えるのではなく、まずは本人としっかり話し合ってください。カウンセラーなどに相談をして、解決策を一緒に考える方法もあります。

妻が自分の思い通りにならないと怒る原因を見つけよう

自分の思い通りにならないと怒る大人には、不満やストレスが蓄積されている可能性があります。

そのため、それぞれ解消するだけでも感情的に落ち着き、怒ることが減る可能性があります。女性特有の精神的な問題が原因となっている場合、専門医へ相談することをおすすめします。

怒りの奥には「不安」「悲しみ」などの感情が隠れていることもあります。そして、怒ることによって自分の大切なものを守ろうとしているのです。

まずは妻の気持ちに寄り添いながら話を聞き、原因を見つけることが必要でしょう。