主夫になる前に考えました。

もし主夫にならずにこのまま定年まで働いたら、どれだけのお金がもらえるんだろう。
退職までの給料、退職金、定年後の厚生年金の上乗せ。
少し控えめに見積もっても、それらを合わせると1億円にはなる。
主夫になるということは、この1億円を捨てるということ。

さすがにこれはでかい。
- 自分にはそれができるんだろうか。
- 主夫になることは、本当にそれだけの価値があるのだろうか。
- それが家族にとって、ベストな選択なのだろうか。
悩み抜いた末に、私は主夫になりました。
1億円を捨ててでも欲しかったもの

それは子供と過ごす時間。
- 放課後は学童に行かず、いつでも帰ってきて好きなことができる環境をあげたい。
- 休日は溜まった家事に追われず、思い切り遊んであげたい。
- 夏冬春の長期休みには、旅をしたり、いろんな挑戦をしたり、たくさんの体験をさせてあげたい。
高級車やブランド物にはまったく興味がない。高価なおもちゃや、たくさんのお小遣いをあげたいわけでもない。
- 今日あった出来事を、子供の目を見てじっくり聞ける時間。
- くたびれるまで一緒に遊んで、笑い合える時間。
- 子供のやりたいことを体験させてあげられる時間。
- 子供が主体的に動けるまで待てる時間。
子供はあっという間に親元を離れて羽ばたいていくから、今だけの限られた時間。

この時間がもらえるなら、1億円は捨ててもいいかな。
この決断が正解だったのか、安易だったのか。まだ主夫1年目ではわかりません。
でも一度きりの人生、たった一つだけ、この後悔だけはしたくない。
子供ともっとたくさんの時間を過ごせば良かった。
もうすぐ来る、忙しくも楽しい娘の春休みが待ちきれません。
この春休みも、日本で1番子供と遊んだパパを目指します!

2児のパパが株式投資でFIREして主夫になった。そんな主夫FIREという生き方や、実現した方法は以下の記事をご覧ください。