いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

ルールを守る前に いっしょにルールを作る

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。

 

子育てに

しつけは重要な役割を持っています。

では

どんな場面で

しつけは必要なのでしょうか。

 

 

 

専門家たちに言わせると

しつけが必要な場面とは

 

子どもの命と健康が損なわれそうなとき

社会のルールに背きそうなとき

 

なのだそうです。

 

親から一方的に働きかけるしつけは

子ども自身が

自分で自分を管理する能力を

奪ってしまうのです。

 

✖嫌なことを我慢して守らせる

 

〇守ることでその子の利益となる

 

それが

しつけの基準なのだそう。

 

 

  • 火や熱湯で遊ぶ
  • 時間を守らず帰宅が遅くなる
  • 相手に怪我をさせる
  • 交通ルールを守らない

 

などは

しつけの対象となると思います。

 

 

  • 部屋を片付けない
  • 嫌いな食べ物を残す
  • 脱いだ服を放っておく

 

これらは

親のコントロールのもと

しつけと称して律すれば

良い姿勢が身に付くのでしょうか。

 

このような状況で

親が子をしつけようと思うとき

割と感情的になっていないでしょうか。

一時の感情の爆発で

子どもを怖がらせ

行動を改めさせても

子どもは自分で積極的に

コントロールしているわけではないので

親に言われなければ

いつまでも自発的に動くようにはなりません。

 

 

しつけを

子どもの自己管理に結び付けるのに

最も有効なのは

親子で一緒にルールづくりをすること

だといいます。

 

 

そして

ルールを守って行動してくれたときには

大げさなくらい褒め

お礼の言葉でねぎらいます。

 

 

 

ぴよもんち家では

週末のルールとして

子どもたちにも

積極的に家事を手伝ってもらいます。

 

私自身

実家暮らしが長く

祖父母も同居だったため

何もしなくてもいい環境に

20年以上慣れ親しんだ状態でした。

森くまとの結婚を機に家を出て

自分のあまりの家事能力の低さに打ちのめされ

激しく後悔したからです。

 

幼いうちから

誰かと一緒に住むということは

 

自分だけでなく

相手の居心地の良さにも

目を向ける必要があるんだよ

 

自分のことを自分で出来ると

他人に振り回されなくなるんだよ

 

自分のものを自分で管理することは

スムーズに生活するのに役立つんだよ

 

一緒に住む家族みんなで

一緒に使う場所やものだから

役割を決めて

責任を持ってきれいに大切にするんだよ

 

好きな家事

嫌いな家事も

無理に一人で頑張らずに

みんなで一緒にやればいいんだよ

 

そんな気持ちで

 

うわぐつ洗い

風呂掃除

トイレ掃除

洗濯

棚の整理整頓

掃除機

食事の配膳

 

などなどを

家族総出で

ローテーションで行っています。

早い者勝ちでやりたい家事を選んだり

1ヶ月おきのローテーションにしたり

休みの日だからと寝坊せず

早く起きた順にしてみたり

じゃんけんしてみたり。

 

結果的に

親の家事に

子どもが力添えしてくれる

というスタイルになるのですが

取り組むときの子どもの姿勢が

自発的であることが

幼いうちは一番重要だと思っています。

 

毎回きっちりでもなく

いつも上手く家事がまわる

というわけでもないですが

それは想定内。

決して子どもを責めません。

そして手出しも基本的にしません。

適当でも

グチャグチャでも

本人が一生懸命やったことを

まずは大いに褒めます。

うわぐつを洗わないと誰が困るのか?

汚い風呂と綺麗な風呂はどちらに入りたいか?

ご飯をみんなで食べるために何をしたら良いか?

子どもが飽きてくるころに

そんなことを会話に織り交ぜ

親が率先して家事をし

やり甲斐を感じている姿を見せます。

 

子どもでも出来る範囲の

我が家の一通りの家事を

親子で一緒に確認し

ルールを決めたうえで

自ら選択することが

行動力に結びつきます。

 

と言っても

私は頭が固く

完璧主義で

真面目過ぎて

本来はこんな風に

子どもに家事の主導権を握らせる

ということに

向いている性格ではありませんでした。

 

全部をひとりで

きっちりこなそうとして

いつもセカセカする私の姿を見て

森くまが提案してくれたことが

大きなきっかけでした。

「子どもなんて、そんなもん。

大人だって、そんなもん」

という

ゆる~い感覚の持ち主である森くまに

今も毎日助けられています。

 

そして

そんな夫を見て

ゆる~くマイペースに

日々出来ることを増やしていく子どもたち。

しつけやルールって

家族で一緒に

考えるものなんですよね。

 

親がどんな思いを込めて

子育てしているのか

そして

子どもたちはそれぞれ

どんな未来に希望を描いて

今を生きているのか

見せ合う良いタイミングになると思います。

 

"目と目を見て

親子で一緒にルールを決める"

 

日常の色々な場面で

きっと役立つはずですよ。

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング
人気ブログランキング

失敗からしか学べないこと

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。

 

子どもが失敗することで得られるもの

 

って何だと思いますか?

 

それは

 

問題解決能力

 

回復力

 

の2つです。

 

子どもが失敗する姿を見るのは

親としては辛いものです。

しかし

ここで親が先回りして

子どもを助けてしまうと

失敗はそこで終わってしまい

次に繋がることはありません。

 

失敗が通過点になれば

うまく乗り切れた暁には

できた!

という自己効力感と

問題解決へのプラスの思考が

子どもの中に育まれます。

 

どう失敗したか?

どう乗り越えたか?

に変わる瞬間です。

 

 

 

親は子どもの失敗を

手を出さずにジッと待つことを

すごく苦痛に感じてしまうものです。

ハラハラしますし

心配で仕方がないですし

手助けすれば簡単にいくことを

イメージできているからです。

 

そこを

 

口や手を出さずに待つ

 

と言うと

「グッとこらえて我慢すること」

という深刻なニュアンスになってしまうので

 

親にも子どもにも良い未来がある

ということを見越して見守る

 

と置き換えてみましょう。

 

 

しかし

時間が迫っていたり

待つことだけでは

先に進めない状況もあります。

そんな場合はこうです。

 

✖代わりにやってあげる

 

◯一緒にやる/やり方を見せる

 

手を貸すというサポートとともに

見守るという姿勢が

子どもの成長を手助けするはずです。

 

 

口を出しすぎると

「うるさい!」「分かってる!」

と返ってきますし

 

手を出しすぎると

やってもらって当たり前の

依存マインドを育んでしまいます。

 

やり過ぎには気を付けて

子どもの成長を見守る意味で

「待って」みましょう。

 

かくいう私

ぴよもんちも

子どもについつい

余計な手出し口出しをして

怒らせてしまったり

気分を削がせてしまっては

反省の毎日です。

 

きっと

そういうお母さんって

多いと思うのです。

だって

我が子のことは可愛いし

親としての責任やメンツもあるし

人間ですから

感情的にもなってしまいます。

 

そのへんはもう

子どもが逞しく生きていくために

失敗を通過点に成長するように

親もまた

何度も試行錯誤しチャレンジして

その日の子育ての失敗を通過点に

成長していくものなのだと

開き直ってしまいます。

 

ポンコツ母ちゃんぴよもんち。

今日も5人と奮闘中です。

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング
人気ブログランキング

親子でぼんやり空想タイム

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。



目次

 

 

過密スケジュールに余白を

最近では大人も子どもも

過密スケジュールが当たり前の家庭が多いですが

子どもの好奇心をくすぐる方法は

余白を与えることだといいます。

 

手を変え品を変え

子どもの興味関心を

外側から刺激しようとする以上に

子ども自身の内側から

好奇心の芽が育つことが

重要なのです。

 

心と時間と体力の余裕が

好奇心の芽を育むのには必須です。

 

朝起きたら

顔を洗わなくちゃ

着替えなくちゃ

ご飯を食べなくちゃ

学校に行かなくちゃ。

 

学校から帰ったら

宿題やらなくちゃ

習い事へ行かなくちゃ

夕飯を食べなくちゃ

お風呂に入らなくちゃ

あ、もう寝なくちゃ…。

 

決まったスケジュールをこなすのに

いっぱいいっぱいになるのではなく

「なんか暇だなあ」

「今日は何をしようかな」

と感じるくらいが

子どもにはちょうどいいのです。

 

 

1日30分の空想タイム

思考のおもむくままに

ボーっと空想する30分間のメリットは

3つあります。

 

自由な発想を身近なものにする

自分の脳内で常識の枠を取り払って

自由に考える時間は

制限をかけず心をのびのび解放させ

想像力と好奇心を高められます。

 

 

子どもの行動のスタート地点になる

30分間の空想の中で

こんなふうにしたらどうかな

どうしてこうなるのかな

面白そうだからやってみたい

とワクワクと興味を持ったとき

他の何かに遮られず

その場ですぐ行動に移せます。

誰かに言われてやるのではなく

子ども自身が思ったことを

素直に行動に移すことで

好奇心と主体性が育ちます。

 

子どもをポジティブにする

決められたことをやるのではなく

自由に空想をするわけなので

自然と好きなことや楽しいことを考え

心が楽観的にポジティブに働きます。

もし上手くいかなくても

自分で描き始め

邪魔なものも一切ない状態だと

次に繋げるための

前向きな姿勢が生まれ

回復力ややり抜く力が身につきます。

 

 

 

習慣を大切にor大切なことを習慣に

真面目な日本人は

「ボーっとする暇があるなら手を動かしなさい!」

というセリフに慣れています。

これからは

「素敵な空想タイムを!」

なんて笑顔で声をかけられる余裕を

持ってもいいのかもしれません。

ふと出来たすきま時間に

5分ほどボーっとしてみると

頭がすっきりしたり

悩んでいたことの答えがまとまったり

イライラが静まっていったり

大人であっても

決して侮れないのが

この空想タイムなのです。

たまには親子で一緒に

束の間の空想タイムをいかがですか?

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング
人気ブログランキング

なんで子どもは勉強しなきゃいけないの?

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。



 

 

目次

 

 

 

なんで勉強しなきゃいけないの?

学校から帰宅して

いつものように宿題をやっていると思ったら

ふいに投げかけられた質問。

かつて私も子ども時代に

親に聞いたことがあります。

「なんで子どもは勉強しなきゃいけないの?」

と。

 

なるべく押し付けにならず

子どもが納得する言葉で

カッコよく答えられる親でいたいものです。

 

親がただ

「みんな通る道なんだから勉強しなさい」

「あなたの将来のために言っているのよ」

と伝えたところで

きっとあまりピンと来ないのが正直なところです。

 

自分が勉強することが

何に、どう良いのか

子ども自身が理解・納得する

そんな声掛けを心がけたいです。

 

 

 

子どもが勉強する4つの理由

 

善悪の区別をする基準を養える

成長するにつれて

行動範囲が広がり

初めての出会いや出来事に

自分の力で対処していく場面が

たくさんやってきます。

そんな時に大切なのが

状況を理解する力や

人を見る力です。

それらを鍛えておくことで

自分の置かれた状況で

納得いく行動や判断を

自ら選択できます。

 

他人とつながりをもてる

人はいくつになっても

1人では生きられません。

何かを勉強しよう

知識をつけよう

と思ったとき

ネットや本も充実している時代でも

生の体験から得られるものは

やはり偉大だと思います。

直接その場所を訪れたり

相手を訪ねたり

初めての環境に身を置いたり…。

自分が勉強したいと思うだけで

世界を広げる行動力に

火を灯してくれます。

その結果

初めての出会いや再会という

人とのご縁が続いていくのです。

子どもが学ぶ意欲を持っているなら

親が口を出さなくても

自ら他人とのつながりの中に居場所を見つけ

自然と自立していくのです。

 

 

自分の力を発揮できる

ひと昔前は

年齢や学年で勉強内容や

習得すべき課題が

きっちり分けられていました。

今の時代は個々の成長に合わせて

得意をしっかり伸ばしてあげる方針が

よく挙がっています。

年齢や学年に達していても

個人の能力には差があるものです。

子どもは生まれた瞬間から

生きる術を身につけるため

懸命に学んでいます。

その子に寄り添った声かけや

対応がピッタリはまると

短期間で驚くほどに急成長するのが

子どもの面白いところです。

ここだ!というタイミングで

子どもの力を発揮させてあげると

その経験は大きな自信になり

次のチャレンジへの架け橋になります。

自分の力を試される場面で

逃げずにチャレンジし

今の自分にできることを知ることは

自分の能力を最大限に使えるようになるための

良い経験だと思います。

 

 

 

成長・進化できる

勉強することで

新しいことに興味が持てたり

知りたいという好奇心が生まれ

結果的に努力することを楽しいと感じたり

周りと比較して自分の問題点を発見したり

仲間やライバルと切磋琢磨することを

前向きに捉えられるようになります。

人はいくつになっても

学ぶ意欲があると

成長し続けられるということを

年配者から学ぶ機会も多い昨今。

我が子には学びに貪欲であって欲しいですね。

 

 

承認欲求が満たされる

勉強するということは

知識や経験が

一緒に積み重ねられるということです。

つまりその分だけ

自分が認められるチャンスが

増えるということです。

人は誰しも

誰かから認められたい

という気持ちを

少なからず持っているものです。

他人に認められる喜びは

生き甲斐にも結び付きます。

褒めて伸ばす子育ては

学習の姿勢にも

プラスに働くのですね。

 

 

 

さいごに

子どもが5人そろっても

みんな得意不得意がてんでバラバラな

ぴよもんち家。

それでも必ず

「なんで勉強しなきゃダメなの?」

と聞かれるのですから

それだけ大人からの強制力を感じるのでしょうね。

ただ

大人になった今だから

勉強することの大切さ

学ぶ意欲の必要性を

よく理解できます。

私は大人になった今

もっと勉強しておけばよかった

と思っている人間なので

子どもたちに言います。

「大人になるとのびのび勉強するためには

自分の力で環境を整えないといけないし

それはすごく難しいの。

子どものときだけは

大好きなお友だちと好きなだけ遊んで

好きなだけ勉強できるんだよ。

今しかできないとっても素敵な時間だから

大事に過ごしなよ!!」

と、結構熱を込めて。

子どもからしたら

「え…あ、そう?」

という感じでしょうが

親があまりに熱弁する様子に

きっと何かを感じ取ってくれるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング
人気ブログランキング

子育て声掛け失敗あるある③

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。


子育て中は

何かとバタバタ

セカセカしています。

時間の余裕がないことに悩むのは

どの親も同じではないでしょうか。

 

子どもと遊ぶとき

子どもと話すとき

子どもが呼ぶとき

 

「あとでね」

 

と言ってそれを守らない

 

なんてことはありませんか?

 

私は一人目のいっちゃんを育てていた頃

よくこのような対応をして

いっちゃんを待たせてしまっていました。

お話するのが上手になり

可愛さがバクハツしてくる2歳頃

下につーちゃんが産まれました。

ワンオペできょうだいを育てる

という初の試みに

私の脳内は常にキャパオーバー。

その頃は

今より一つ一つにきっちりしていて

全部に手間と時間をかけるような

ザ・完璧育児をしようとしていたので

余裕がなくなるのが常でした。

 

 

「あとでね」

と言って待ってもらったは良いけれど

結局待たせた挙げ句に時間切れや

違うトラブルでそれどころじゃない

なんて状態が続いていたと思います。

私が当時のいっちゃんなら

「ママの“あとで”って、どうせ来ないからいいや」

と諦めと投げやりな気持ちが

きっと根付いてしまったでしょう。

 

温厚で心の広いいっちゃんだったから

成り立っていただけなのだと

下の子たちで気付かされました。

だれもが同じように

同じ時間だけ待てるわけじゃない

みんながみんな

すんなり受け入れられるわけじゃない

そして

子どもが声をかけてきたその瞬間こそ

いちばん必要とされているタイミングである

ということに。

 

自分軸で育児したいがために

「あとでね」

と子どもを待たせてしまうと

結局子どもの心は満たされず

子どもは不満とイライラが大爆発して

親は慌てて軌道修正しようにも手遅れ。

自分軸育児のつもりが

我が子に振り回される

他人軸育児に早変わりです。

 

「あとでね」

と子どもを待たせる場合

そこにはまず

絶対的な信頼関係が必要です。

親子であっても人対人ですから

信頼関係は日々の積み重ねです。

毎回「あとでね」は通用しません。

 

子どもの話に一番に耳をかたむけ

子どもの目線の先に何が映っているのか

いちばんに関心を持って接しているからこその

「あとでね」なのです。

そして

「あとでね」と言ったからには

必ずあとで時間を取って向き合います。

その繰り返しが

子どもの情緒を安定させてくれます。

 

子どもとの日々のやり取りで

「あとでね」の頻発は正直避けたいところ。

どうしても忙しくて手が離せないとか

時間や心の余裕がないときは

私は素直に言葉で伝えています。

「今、火を使ってるから離れられないんだ。

え、あとじゃ遅い?

家が火事になったら一生見に行けないから

今日は我慢してくれ!頼む!!」

とまぁ、必死に(笑)

 

ひと段落したあとで様子を見に行って

間に合う場合もあれば

間に合わない場合もあります。

そのときは

「また次も呼んでね」

「ママ、間に合った?」

などと

ちゃんとあなたを見ているよ

の意味を込めた声かけをします。

 

ときどき

いや、しょっちゅう

「ママ、だっこ!!」

と言われることがあります。

そんな時は

必ず手を止めて抱っこします。

 

そして時間がない時は

「いいよ!10秒抱っこでぎゅ~っね!」

とこちらが時間を設定します。

「はい、おしまい!」

と体を離しても

「抱っこして」と言った直後に

希望を聞いてもらえただけで

子どもはすんなり納得してくれるのです。

 

もしここで

「抱っこ?ごめん、あとでね」

と言ってしまうと

子どもは今この瞬間に

ママに抱っこしてほしいはずなので

仮にあとで抱っこされたとしても

「抱っこしてほしいな」

という気持ちが芽生えた瞬間は

ちっとも満たされません。

抱っこしてもらえるまで

床に寝転がって大暴れするかもしれません。

かつての我が子たちのように。

 

子どもとしては

きっとずーっとママに抱っこされていたいと思います。

なのでスキンシップを求められたときは

絶対にその場で聞くようにしています。

 

これは自分が5人育てる中で

やってきた失敗と成功の一例です。

中には最初から

「子どもの希望は全部叶えてあげよう!」

という母性溢れるママもたくさんいらっしゃって

私の失敗談とは無縁の人も

いらっしゃると思います。

私がいま穏やかに子育てしていられるのは

 

親として完璧じゃなくてもいいんだ

世の中の情報に翻弄されたまま

子どもを自分の理想に近づけるのは違うんだ

私も子どもも伸びやかに軽やかに生きていいんだ

 

なんて気持ちが

時間をかけてゆっくり芽生えてきて

心のゆとりを取り戻せたからです。

 

多少家の中が散らかっていても

洗い物や洗濯物が溜まっていても

家事はほどほどに手を抜いて

我が子の今の声に

耳をかたむけていきましょう。

 

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング
人気ブログランキング

子育て声掛け失敗あるある②

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。



親は子どもにとって

最も身近な人生の先輩です。

いろいろ経験しているからこそ

我が子には自分と同じ失敗は

してほしくないと思うのが親心。

そんな思いで咄嗟に出てしまう

あまり良くない言葉があります。

 

 

「だから言ったでしょ?」

 

 

 

 

この言葉

私自身も親によく言われた覚えがあり

我が子を育てる今

自分もつい言ってしまいがちなフレーズ。

 

 

あらかじめ

こうなるだろう

と大人が予測し

注意を促したにもかかわらず

子どもがその注意を聞かずに行動した結果

つまずいてしまうので

ついつい

「だから言ったでしょ?」

となるのです。

 

もちろん注意を聞いてくれるに

越したことは無いのですが

失敗やつまずきから得るものの大きさが

大人と子どもでは全く違います。

 

18年間の子ども時代ののちに

その3倍~5倍以上もの

大人の時代が待っているわけですから

子ども時代の失敗経験は

本当に貴重です。

 

親にもかつては

子ども時代があり

同じような失敗をした経験や

身近で見聞きしたことがあるからこそ

親の立場になって我が子に

「だから言ったでしょ?」

と言えるわけです。

 

この

「だから言ったでしょ?」には

実は相手を見下すような

自分が優位に立っているかのような

見えない言葉の圧力があります。

仕事のミスが発覚した際

上司に

「だから最初にそう言ったじゃない!」

とピシャっと叱られてしまっては

自分はダメな人間なのかもしれない…

と自信喪失してしまいますし

何かにつけて上司が全て正しいと思い込んで

自分で考えて行動することを諦め

大切な成長の芽を摘んでしまいかねません。

 

子どもだって

失敗したくてしているわけではないですし

親ももちろんそれを分かっているはずです。

しかし親としては

我が子に良かれと思って

つい先回りしたのちに

「やっぱり言わんこっちゃない…」

という気持ちが

「だから言ったでしょ?」

になってしまうのです。

 

そんな時は

なるべく落ち着いたトーンで

事実だけを言葉にすると

子どもの心にストンと入っていくはずです。

 

「坂道は走ると危ないよ」

「へーきへーき!」

のやり取りの直後に

派手につまずいて転んだ

 

「だから言ったでしょ?」

ではなく

「坂道を勢いよく走って転んじゃったね。

痛かったね、危ないからやめようね。」

 

 

「飲みながら歩くとこぼれるよ!」

「だいじょーぶ!」

と言った矢先に

椅子の脚にぶつかって派手にこぼしてしまった

 

 

「だから言ったでしょ?」

 

ではなく

 

「飲み物、こぼれちゃったね。

飲みながら歩くと前が見えないから危ないし

行儀も悪いから良くないね。やめようか」

 

なんて淡々と

事実とやめるべき理由を話して

さっと終わらせるほうが

意外と子どもに伝わりやすいのです。

 

それでも

子どもが幼いうちは

再び同じ失敗やトラブルを起こしがちです。

産まれて数年で

大人並みのマナーや生活習慣を身に着けるなんて

実際問題、無茶な話です。

毎日同じことで注意している身としては

「またやってる!」

「ほら、言った通りじゃん!」

と思ってしまうのですが

そこをグッとこらえて

可愛い我が子が

大人になってからの何十年を生きていくための

大切な土台作りの過程と捉え

親としての忍耐力を一緒に鍛えていきましょう。

 

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング
人気ブログランキング

子育て声掛け失敗あるある①

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。



 

子育てに成功も失敗もないと思うのですが

子どもに対する声かけとして

これはいけなかったな

ちょっと違ったな

と思う時ってありませんか?

 

何度注意してもやめない時

何度言っても伝わらない時

 

いいかげんにしなさい!

 

 

おもわず

そう声に出てしまうことがあります。

いや、しょっちゅうかもしれません。

 

よく言いがちなフレーズですが

何が失敗なのでしょう。

それは

 

怒りの感情が先走って

叱る内容が伝わらない

 

ということです。

 

突然大きな声を張り上げて

「いいかげんにしなさい!!」

と言えば

誰でもビックリして手を止めます。

しかし

子どもからしてみれば

何のことを言っているのか

何が問題なのか

それがさっぱり伝わらないまま

ただただ叱られた

という事実が残るのです。

 

いいかげんにしてほしい

ということは

言い換えると

これ以上はやり過ぎだよ

ママはもうたくさん注意したよ

ということではないでしょうか。

そうストレートに言うだけで

「いいかげんにしなさい」

と叱るよりも

子どもの耳に入りやすいはずです。

 

 

出発時間になっても

いつまでも動かない子に

 

「いいかげんにしなさい!

置いていくからね!!」

 

よりも

 

「もうあと10秒数えるから

それまでに頑張って支度しよう!」

 

と猶予と制限時間を設定して急かしたり

 

ゲームやTVを切り上げられない子に

 

「いつまで遊んでるの!?

いいかげんにしなさい!」

 

よりも

 

「◯時になったら終わりにするよ。

そしたらご飯にしよう/

そしたら電気を消して布団に入るよ。」

 

と区切りの目安と

次にやることをアナウンスして

終わりを意識させます。

 

どうしても咄嗟の一言で

いいかげんにしなさい

が出てしまう場合

子どもを叱るストレスと

他のなにかによるストレスが

かなり溜まっているかもしれません。

自身のストレスの原因は何か

振り返る時間を持ちたいですね。

 

 

叱る行為というのは

相手の良さを分かっているからこそ

出来るといいます。

 

叱る怒るは違います。

親として

そこをもう一度

見直したいですね。

 

  1. 何を・なぜ叱るかを明確にする
  2. 落ち着いて話す
  3. 短く話し、叱ったあとは「以上!」「おしまい!」とさっぱり切り上げる

 

あとに余韻を残さず

叱る空気を引きずらないことで

親も子どもも上手く切り替えられます。

忙しい日々で

つい感情的になってしまうことは

誰にでもあると思います。

必要以上に我が子を強く叱ってしまったとしても

自分を責めすぎず

次は落ち着いて接しよう!

という前向きな気持ちで行きましょう。

 

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング
人気ブログランキング