小さい頃からスマホやタブレットなどの電子機器に慣れてしまい、絵本やおもちゃより簡単に色々なゲームやYoutubeなどで遊べるタブレットの方が、子供にとって魅力的かもしれません。
我が家でも、すぐタブレットを持ち出し動画やゲームをしています。
2歳で使いこなしているのである意味スゴイ!けど、自分が子供のころには考えられないと思ってしまいます。
ネットサーフィンが出来るようになったら、考える事や経験して学ぶ事などが減り、感性が乏しくなってしまうのではないかと心配です。
タブレットが子供に与える影響
視力の低下
「視力が落ちる原因」は、「長時間近い距離を見ていること」です。本やノートなどの紙であっても、長時間近い距離を見続けることで視力は落ちてしまいます。
そして視力の低下には、「姿勢の悪さ」も関係してきます。紙でもタブレットでも、集中して何かを読んだり作業したりすると、気づかないうちに猫背になっていることがあります。
どうしてもうつむく姿勢になるので、猫背や首猫背になってしまいます。そのような姿勢が悪い状態で近距離を見続けると、目の緊張状態が続いて視力低下につながるのです。
紙を見ているより画面を見ている方が明らかに目が疲れます。原因は「ブルーライト」です。
ブルーライトの影響
ブルーライトは目の角膜、水晶体を通過して網膜に届く為、長い時間ブルーライトを浴びていると視力低下につながります。ブルーライトを目に入れ続けると、「加齢黄斑変性症」という視界の中心が歪む病気の原因にもなると言われています。
依存症
子供が家に帰ってからも頻繫にタブレットを使用しようとしてねだります。渡さないとイライラしだして怒るようになってしまいました。子供まだ2歳ということですが、早くも依存状態になってしまったのです。
ゲームなどは、人の心理を研究してつくられているので、ハマるようにできています。特にスマホやタブレットなどの端末は常に持ち歩いていることが多く、そこに入っているゲームは手軽にできてしまうため、依存状態になりやすいのでしょう。
タブレットやスマホのゲームアプリにハマって依存状態になってしまった子供はキレやすくなり、攻撃的、暴力的になる傾向があるようです。
知能の低下
動画のような受動的なコンテンツは、脳の「前頭極皮質」というところのタンパク質の量が多くなり、言語能力が低下する可能性があるといわれています。
タブレットに依存してしまうと会話する機会も少なくなり、意見が言えない、人の話が聞けない子になってしまいます。
子供との会話が短いほど、その子供の言語発達が遅れる。ともいわれているので、できるだけ子供との会話は増やしたいですね。
脳が造られていく段階で受動的なものばかり見ていると、考えるのが苦手な子供になってしまう危険性もあります。
体力の低下
タブレットばかり見ていては、身体を動かす機会も減り当然体力はつきません。
日本体育協会の子供の身体活動ガイドラインでは、「一日に総計して60分以上の運動」を推奨しています。運動といっても本格的な活動ではなく、日常生活の中での簡単なことでOKです。
例えば、登下校で歩く、お散歩なども運動です。
普段あまり体を動かさないのであれば、週に1~2回は子供を外に連れていって、身体を動かす遊びをするなどの工夫をするとよいでしょう。
ipad 制限機能(スクリーンタイム)
ipadには使用時間に応じて、アプリに制限をかける機能があります。
使う時間をルール化するのに有効ですね。
スクリーンタイム設定方法
スクリーンタイムを有効にする「設定」>「スクリーンタイム」の順に選択します。「スクリーンタイムをオンにする」をタップし、もう一度タップします。「これは自分用の [デバイス] です」または「これは子供用の [デバイス] です」を選択します。スクリーンタイムを有効にしたら、デバイス、アプリ、Web サイトの利用状況をまとめたレポートを確認できるようになります。お子様のデバイスについては、そのデバイスでスクリーンタイムを有効にし、設定するか、ファミリー共有を使って、保護者のデバイスからお子様のデバイスを構成できます。お子様のデバイスを設定した後も、ファミリー共有を使って、保護者のデバイスからレポートを確認し、設定を調整できます。
悪いことだけじゃない。タブレットの良いところ
子どもにとっても、タブレットもうまく使えば非常に便利で良い教材となります。
実は、幼児期の読み書きの能力を育てるのにタブレットなどを利用するのはとても効果的だそうです。好奇心旺盛な子供にとって、知りたい情報をすぐに調べられるということも利点です。
学校に行くようにり本格的に勉強が始まった時も、タブレットなどで手軽にできる勉強から始めると、苦手意識も減り、ストレスも軽減されるため、勉強の効率も上がるのではないでしょうか。
現在では学校でもタブレット導入が進んでおりますね、うちの子達が小学生にあがるころにはランドセルに教科書ではなく、タブレットの時代になっているかもしれません。
タブレットとうまく向き合い活用していきましょう。
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