【連載-12話】「先生は教員の役割を果たしましたか」② | *アイリス*15年間の医療従事者からブロガーへ転身!!

*アイリス*15年間の医療従事者からブロガーへ転身!!

私は15年間看護師として勤め、心身共に疲弊し、仕事を辞めました。
現在はブログのみで生計を立てています。

ブログ講座も開催しており、混沌とした世の中でストレスを抱えて苦しんでいる、そんなあなたの経済の基盤作りをお手伝いさせていただいています♪

はじめに

こちらの記事をお読みになる前に


私のプロフィール『【プロフィール】15年間の医療従事者(♀)がブロガーへ転身‼︎私の生きる道をあなたにも♪』はじめまして。30代独身女性の*アイリス*と申します。私は看護師として、総合病院、介護施設、看護学校で働いてきました。今現在、ブログだけで生計を立てています。…リンクameblo.jp

をお読みになってください。

※医療従事者からブロガーに転身!

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連載形式のストーリーを
お届けしています。



【前回までのあらすじ】
看護学校で教員として
2年目の私は、
指導困難な学生対応に
とても苦戦していました。
看護師だとしても
職場を変えたとしても
イエスマンである私は、
組織に属している限り
ただの一コマに過ぎない。
この事実は変わらないと
痛感したのでした。




看護学校の実習指導教員になり

3年目の春がやってきました。


看護学校での授業は、

最高学年の学生になると

1年間の内、大半の学習は

病院での実習です。


専門領域を学ぶ科目は

周手術期看護、慢性期看護、

小児看護、母性看護、在宅看護と

細分化していきます。


私がこの時期に

担当したグループは、

コロナ禍の影響で

病院での実習がほぼできず

学校内の実習となり

ペーパーペイシェントで

学習をしてきました。

そのため、

実際の患者さんを担当した

実習は数回のみでした。


私はこのグループと

周手術期看護の実習で

病院に行くことになり

緊張感が高まっていました。


それはなぜかといいますと、

特に周手術期看護の学習は

手術をする患者さんが対象で

手術前、手術中、手術後と

短期間での身体的な変化が

とても激しくなります。


そのため、

事前にしっかりと学習をしても

その変化を理解するのは

とても大変なのです。


しかも病院での学習の機会が

少ないこのグループは、

病院という環境に慣れていなく

いつも以上にしっかりと準備を

していかなくてはいけない。

そう考えたからです。


グループの学生と

実習開始前に今までの実習内容や

事前学習内容を確認したところ、

不十分な学生が数名いました。


私は学生同士での学習内容の共有と

更に追加で学習する項目を

伝えました。



そしていよいよ

3週間に渡る

地獄の病院実習が

始まったのでした。



案の定、先の学生は

学習が追いつかず、

連日学習する部分を

確認しながら進めなくては

いけませんでした。


病気の特徴、検査データ

自覚症状、他覚症状、

手術時に使用する麻酔薬、

治療内容、観察するべき点、

ポイントとなる部分は

その都度1つ1つ伝えました。


しかし、学習は一向に進まず

毎日同じことを繰り返していました。


更に、実習をしてみて

驚いたことがありました。


それは、

看護師として基本となる

患者さんの検温

いわゆる血圧測定や、

聴診器を使用した観察も

ままならないような状態

だったのです。


ここまでくると私だけでは

指導が行き届きません。


病院の指導看護師

学校の実習調整教員

様々な方へ連日相談し、

あらゆる方法で

指導していきました。


遂には実習の合格となる

基準値までも変更せざるを

得ないのではないか?

という相談をしたほどでした。


本来、このような相談はあり得ません。


では、なぜこうなって

しまったのかといいますと、

学科責任者が

不合格にすることを

認めてくれないからでした。


教員が学生の実習課題が

合格基準に満たないと判断し、

不合格評価をつけると

決まって


「学生は一生懸命

頑張っている。

教員の指導が

不十分である。」

と言われるのでした。


学生が学習を頑張るのは

当たり前のことです。


それにも関わらず、

課題をクリア出来なかった

全てが教員のせいと

なってしまうのです。


理不尽な言い方をされる教員達は

不合格評価をつけることを

"諦めている"という

なんとも言い難い状況でした。



今回の実習で学生は

全くと言っていいほど

学習は追いついていませんでした。

それでも科目責任者と相談し

これで合格を認めて良いものか?

というほどの基礎レベルまで

合格基準を下げ合格となりました。



また別の学生は、

担当した患者さんが治療を終え

1週間で退院されました。

そのため別の患者さんを

担当させていただく

ことになりました。


しかし翌日になり突然


「自信がない。

担当を外して欲しい。」


と涙を流しながら

申し出てきました。


私は学生の話を

ゆっくり聴くことにしました。


「昨日は指導者さんに言われたから、

『はい』と言わざるを得なかった。

勉強すればするほど、

難しいことがわかったので、

怖くなった。失敗したくない。」


学生は言いました。


実習中、学生1人で

患者さんのケアをすることは

ありませんが、

治療をしている患者さんが

一番不安な中で、

学生が泣きながら側にいることは

むしろ余計不安になります。


「わかりました。

そのまま患者さんの前で

あなたが泣いていては

患者さんが心配されてしまうので、

今日は行かない方がよさそうですね。」


私は学生に伝えました。


その日の午後、

私は学生が落ち込んでいると思い

どうしているか見にいくと、

全く泣いている様子はなく

先週まで担当していた患者さんの

記録整理を始めていたのです。


正直いって

私は驚きました。


たしかに私は

新しく担当した患者さんについて

出来ることを考えてほしいと

指示はしませんでした。


それでも学生にとっては

新しく担当となった患者さんのことは

"無かったことにしている"

そのような行動でした。


患者さんを担当させていただく

誠意や責任というものが、

全くというほど見えませんでした。



また別の学生は

患者さんに対して何か

不都合なことが起きてしまう

"インシデント"を

発生させてしまいました。


学生は患者さんに

対して、治療内容、経過を

伝えてはいけません。

それは病院スタッフの役目で、

治療に関しての責任が伴うからです。


しかし、

学生は患者さんに質問され

電子カルテに記載されていた内容を

そのままお伝えしたのでした。


起きた出来事は仕方ありません。

しかし、そのままにもできません。


学校のルールに従って、

学生は

・なぜそれをしてはいけないのか?

・なぜそれが起こってしまったのか?

・起きた事実と、その原因から

再発をさせないように対策を考える

このように原因と対策を

するのです。


「一緒に振り返りをしましょう。」


と伝えましたが、

翌日から学生は

実習に来ませんでした。



このように次から次へと

私1人では対処しきれないことが

起こっていきました。


学校で待機している

実習調整教員には毎日相談し、

指導のアドバイスをいただきました。


そして、長い長い実習を

終了することができました。



実習を終えたのも束の間

さらに追い討ちをかける

出来事が起こりました。



学校全体で半年に一度

定期的に行われていることがありました。


それは

学生が授業内容、実習内容、

担当教員に対して、無記名で評価をつける

というものでした。


私にされた評価が後日届き、

無記名ではありましたが

字の書き癖から

引率したグループの

数名の学生だとわかりました。


その評価内容とは、

5段階評価のうち2

(5は良い、1は悪い)


自由記載では、

・聞いても答えを

教えてくれなかった。

・実習がとにかく辛かった。

・教員の役割を

果たしていなかった。


このように、紙いっぱいに

"私が全て悪かった"と

記載されていたのでした。


もちろんこの評価内容は

学校長や、実習調整教員

学科長も見ています。



学生は答えをくれなかった

と私を評価していました。


しかし、

看護には答えはありません。


それはなぜかといいますと、

患者さんも、看護師も

誰一人として同じ人間ではなく、

考え方も性格も異なるため

答えは一つにならないからです。


教員の役割とはなんなのか。


患者さんに対する

誠意や、責任とはなんなのか?


これは誰のための実習、学習なのか?


私の今までの看護師の考え方が

全て間違っていたのか?


沢山の疑問と共に、

なんとも虚しく

悲しくなるような出来事

となりました。



【次回予告】
看護学校の教員となり
学生のため、患者さんのためと
一生懸命に頑張れば頑張るほど
相反する結果に
私は今までの経験が覆られ
虚しい思いが溢れていました。

教員として3年が経った頃、
私はある大きな転機を
迎えることになるのでした。


人は頭で考えすぎてしまうと

先にすすめなくなってしまう

といわれています。

だからこそ、

あなたが想っていることをぜひ

私に教えてください。


そして、アウトプットすることが大切だとも

教えてもらいました。

私はその方法の1つとして

こうして自分の想いをブログに書くことを

実践しています。


あなたも、心にあるその想いを

ブログに書いてみませんか?


一緒に"今まで"と"これから"を

綴っていきましょう♪




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最後までお読みいただき
ありがとうございました♪

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