生命保険不要論の有名人

Uncategorized

知名度の高いところで言えばホリエモンこと堀江貴文氏や論破王ひろゆき氏、厚切りジェイソンなどが生命保険不要論を述べています。また多数の経済学者も日本の社会保障の厚さから生命保険不要を唱えている中で,知名度は低いが「後田亨」氏も長年生命保険不要論を主張しています。一つもいらないではなく最低限の保障でよいとしている部分もありますが、基本的に医療保険等は不要としています。

私も若い時分に後田氏の著書を読み元保険会社の人間だと知った時は、当時保険会社勤務だったこともあり、その主張する生命保険不要論から彼を裏切り者の様に思いました。結局時を経て彼と同じ考えに立ち、その後このブログを立ち上げ、若い人たちが大事なお金を少しでも節約するために役立ちたいとの思いから生命保険より公的保障の薄い火災保険や地震保険、個人賠償保険の方が重要であると言う主張を述べています。ただし生命保険業界はバブルの時代には世界中の金融界で「ザ・セイホ」と呼ばれたほどの超巨大な金融業界でその力は政治経済界に多大に影響を与える程です。その権力や影響力は強大でかつ関わっている人、その業界で生計を立てている人も多いので後田氏に対する反論も生命保険を売る立場の側から強烈な批判も浴びせられています。

しかし現実には家計のお財布は一つです。生活していくための食費、衣料費、家賃、居住費、教育費、と同じく「保険料」も生保と損保を合わせても別々でも結論は同じですが、収入引く経費で残った物が財産となるので当然保険料は抑えた方が財産が多く残ります。2千万円問題や新NISAを経て、将来を不安視する今の日本の若い世代が未来の不安を減らすために民間保険をどう考えれば良いかのお役に立ちたく、私自身の保険業界30年以上第一線でお客様と接している経験から私なりの結論を今後もお伝えしていくつもりです。

当然一つの考え方に対する反論はいかなる考え方に対しても必ず存在するので、必要だと思う意見に反対する立場ではありません。私がお伝えしたいのは例えば2千万円の一戸建てを購入を検討するためにその内容を見る際に、一般的な家では生活する基本部分のキッチンやリビングやお風呂等が1階にあり2階が子供部屋等が多いと思いますが、生命保険を考える際に重要な基本部分である1階部分にあたる公的保障を見ずに2階部分に該当する民間保険を考えるのは、優先順位を間違えていませんか?と言うのが私の主張です。1階抜きでの2階だけの住宅は存在し得ないのです。一階部分に当たる国民年金、厚生年金、健康保険、労災保険、勤務先の福利厚生制度と団体割引が効く団体保険。せめてこれくらいを先ず最初に確りと確認してから不足すると思える部分のみ民間保険を考えると、過半数の日本人は7割~9割の医療費は1階部分の健康保険で補える事に気づき、大きな地震や台風で被害を受けても2千万円の家を失っても基本的に全額自己負担となり、もし大規模な災害で「被災者生活再建支援制度」の適用となっても最大300万つまり1割5分しか公的保障がない事をこのブログ等で確りとご理解いただくと、健康保険が有り公的保障の厚い病気やけがに備える医療保険より、公的保障の薄い台風や地震に備える火災保険や地震保険に重点が置くべきだと言う私の考えにご賛同いただく人が増え、浮いた生命保険料で新NISAで現金を増やし、そのお金を医療保険ではなく健康増進のための趣味に生かせば、より幸せな人生が送れると思います。

新NISAをきっかけに2024年は今まで以上に投資、運用が話題として注目され、年間360万の投資枠上限に近づけるための「家計の見直し」が「NISA資金捻出」として注目されると予想されます。いろいろな意見が有る事が独裁者のいない健康的な世の中ですので、様々な意見が有る事は健全な社会と思います。その中でこのブログが主張する「最も安い保険の入り方」が少しでもお役に立てば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました