先日の『何故「ライズ」は必要なのか?』の続編。
社交ダンスの「ライズ」については、
そもそも、上下運動こそが基本であって、
その上下運動を使って、移動とか回転とかが、付随される
...みたいな感じで、教えてる先生が多いんじゃないかと思います。
わたしが説明するときは、
「膝を伸ばしたまま、回転を伴いながら、両足を閉じれば、
ヒールが持ち上がって、姿勢が高くなるよね..」
って感じで説明している。
なので、プロの先生(例外あり)とは、激しく意見が食い違う。
じゃあ、ヒールターンの後のライズはどうか?
女性のスローのフェザーステープの後のヒールターンが、わかりやすい。
プロの先生(例外あり)のレクチャーを見ていると、
つま先を持ち上げて、つま先を少しV字方に開いて、
両足のヒールに体重に掛けて、左に135度回転してから、
ヒールとボディを持ち上げて、垂直にライズすることを意識。
そして、ライズの付随として、右足を真っ正面に出す感じ。
ヒールターンの後、ピョコンと真上に上昇する感じかな。
わたしは「それは、違うぞ!」と思ってて、これを全面否定。
普通のライズは、足を閉じるときに上昇するけど、
ヒールターンの後のライズは特殊で、足を開く時に上昇する。
...と説明してたりします。
女性のスローのフェザーステープの後のヒールターン
で説明すれば、わたしだったら、
まずヒールを使って左に90度回転。
次に、のまま両足を揃えたまま、ボールに体重を移しながら、ボディを更に左90度回転。
180度回転したら、右足を、斜め前方45度に出していく。
これで、左90度+90度-45度=135度回転になる。
右足を斜め前方に出していくと、ボディは上昇する。
「真上に上がって、ぴょこんと上がって、右足を出す」というのが、プロの先生推奨のヒールターンの基礎になってるけど、わたしは、それとは全然違うヒールターンを推奨している。
なので、地元の人同士で練習することは皆無。
「練習は他県で行う」のが大前提だったり、希に「地元で練習するとしても、相手は他県の人」
って感じになってる気がする。
地元から締め出されて、苦しみ続けているけど、ヒールターンの後で、ピョコンと上がる踊りは興味無し。
プロ教師(一部例外あり)と、わたしの、根本的な「ライズの概念」の違い
...なんだろうな。
わたしが死んでも、溝は埋まらない...と。