佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

防災・減災に向け避難所の生活環境の向上や市民への情報提供の充実を!ー一般質問を行いました



 今日、一般質問に登壇しました。防災・減災について報告したいと思います。
 被災者の権利と被災者支援の最低基準を定めた「スフィア基準」に基づく対応についての質問は、令和元年、令和2年、昨年の第4回定例会で計3人の議員が質問してきました。国・内閣府の「避難所運営ガイドライン」では「居住空間は1人あたり最低3.5平方メートル」「トイレは20人に1つの割合で設置、男女トイレの割合は1対3」と示され、市は、トイレは50人に1つの割合で整備を進めていることや、ダンボールベッドの調達によるプライバシーの確保などの避難所の生活環境の向上などに取り組むとされてきました。
 私から現在の取り組み状況についてただし、市は「避難所の生活環境の向上については、さらに推進していく必要があると考え、今後もマンホールトイレの整備など、スフィア基準や各種ガイドラインを参考に取り組みを進めていく」と答えました。




 今回の質問では、すでに設置されている災害用マンホールトイレの改善について、写真も使いながら、「体育館や非常用井戸から遠いマンホールトイレの改善を求めてきましたが、避難所運営委員会からの改善要望に応えることが必要ではないか」と求めました。
 市は「小中学校の整備が今年度で完了し、今後は避難所に指定されている未整備箇所を最優先に進めていく。既存のマンホールトイレの改善については、未整備箇所の整備状況を踏まえつつ、手法を検討していく」と答えました。マンホールトイレの耐震化については、すべて耐震化されています。下水道管渠の耐震化は、避難所と処理場を結ぶ重要な幹線については今年度末で約88%になる見込みとのことです。
 写真は、以前ブログにも載せた高洲第三小学校の非常用井戸からホースをつないでマンホールトイレまで水を送る様子。

 避難する際の非常用持ち出し袋は、自らの命を守るための避難を最優先することなどから、高齢者では重くて持ち歩くことができません。特に服薬が高齢者の命や健康に影響することから、「使用済みの『おくすり手帳』を避難時に持ち出すことを促す情報提供を行なっていくことが必要ではないか」と見解を求めました。
 市は「おくすり手帳の情報についても、巡回する医師等に提示することが望ましいものであり、健康保険証と同様に、避難する際に情報として持ち出すことを周知・啓発していく」としています。これまでも市政だよりで、小さいお子さんや高齢者のいる家庭での非常用持ち出し品の中に記載はされていますが、高齢者の命や健康に関わるものであり、より周知・啓発してほしいと思います。



 今朝は、検見川浜駅で宣伝を行いました。自民党派閥の裏金疑惑、日本共産党の経済再生プラン、市議会の報告などをお話ししました。しんぶん赤旗日曜版の見本紙は用意した20部すべて受け取っていただくことができました。ありがとうございました。

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