完全英語環境!ローカルカフェでのお仕事紹介

仕事
カスミ
カスミ

Hiya~~
西オーストラリア州在住、ヘッドバリスタのカスミです

  • バリスタとして働きたい人
  • バリスタの仕事に興味がある人

オーストラリアには、実にたくさんのカフェがあり、コーヒーを飲む文化が根強くあります

ワーホリで初めてオーストラリアに来たとき、

ローカルのカフェで働いてみたい!

と憧れを持っていましたが、当時の私は自信がなく挑戦せずに諦めていました。

現在では、英語力もバリスタとしてのスキルも磨かれ、地元の常連客が集うカフェでたくさんのお客さんを笑顔にしています。

そんなローカルカフェのヘッドバリスタとして活躍する私から、ローカルカフェで働く方法カフェで働く私のリアルな一日をご紹介します。

この記事が少しでも、カフェで働いてみたい人のお役に立てば幸いです。

それではー、どうぞっ!

カフェで働く人のポジション

カフェで働くには、どのようなポジションがあるのかを知っておく必要があります。

  • バリスタ(Barista)
  • オールラウンダー(All Rounder)
  • ウェイター/ウェイトレス(Waiter/Waitress)*
  • キッチンハンド(Kitchen hand)
  • クック(Cook)*

* ウェイターとクックは、カフェの規模によっては必要ないポジションです。大きなカフェでは、このポジションもあります。

バリスタはご存知の通り、確かなスキルで美味しいコーヒーを淹れるポジションです。

オールラウンダーとは、カフェでの仕事を全般的にします。例えば、レジ打ち、オーダー取り、スムージー等の冷たいドリンク作り、サンドウィッチ等の簡単な調理、サーブ、机の片付け、皿洗いです。

ウェイターは、料理や飲み物を運んだり、テーブルの片付けをしたりします。

キッチンハンドは、簡単な調理、料理の下準備、皿洗いをします。

クックは、キッチンハンドよりもスキル経験が必要なポジションで、主に調理を担当します。

カスミ
カスミ

オールラウンダーやキッチンハンドは経験が無くても就きやすいポジションです

person using espresso machine
Photo by Marta Dzedyshko on Pexels.com

バリスタとして働く方法

2つの方法があり、それぞれのメリット・デメリットと合わせて紹介します。

オールラウンダーとしてカフェに応募し、休み時間や暇な時に、働くカフェでコーヒーの淹れ方を学ぶ

メリット
バリスタとしての資格や経験がなくても、カフェで経験を積みやすい

デメリット
バリスタとしての高いスキルを持った人から絶対学べるとは限らない。

学校等、外部のバリスタコースを受講してバリスタとしてカフェに応募する

メリット
外部のバリスタコースを受講することで、質の良い先生から確かなスキルを学ぶことができる。
初めからバリスタとして仕事を始めるので、オールラウンダーなど繋ぎの仕事をやる必要がない

デメリット
バリスタとしての資格を持っていても、経験が全く無い人は雇ってもらえない可能性がある

私が働いているカフェでは、資格有り経験無しのバリスタでも雇ってトレーニングしますが、バリスタとして使い物にならないとマネージャーが判断したら他の簡単なポジションに異動させられます。

close up of coffee cup on table
Photo by Chevanon Photography on Pexels.com

バリスタとして働く私のリアルな一日

一般的なオーストラリアのカフェの特徴は以下の通りです。あくまでも”一般的”なので、これに当てはまらないカフェもあります。例えば、日曜も営業してるなど。

  • 朝は5-7時頃に開店
  • 14-15時頃に閉店
  • 日曜は定休日


私がどんな一日を過ごしているか実際にあった日のリアルな様子をお届けします。

7時
出勤
オーダーした牛乳が届いているか確認
エスプレッソマシンのセットアップ
開店準備(例:レジのお金を数える、外の席の準備、ショーケースに入ったケーキのラップをはずす 等)

7時半
開店してすぐ常連客が数人入ってくる。
そのうちの一人に、『やった!今日はカスミがバリスタだ!』と言われ、朝からテンションが上がる。

8時
マネージャーが出勤
なにやら機嫌が悪そうなので、目立たないように静かにしていようと心がける。
マネージャーがカフェ内の掃除が行き届いてない所を指摘して他のスタッフが怒られているのを横目で見る。

9時
暇だなぁ。今日はお客さんの入りが良くない。
コーヒー関連のストックチェックとエスプレッソマシン周りの掃除をのんびりする。他のスタッフもいつも通りダラダラ働いてる。
『そんな話すことある!?』ってくらい、永遠に喋ってる若い同僚もいる。

10時前
よくペアで仕事をする仲のいい同僚(22歳男)が出勤。この子は、よくふざけたりちょっかい出してきたりする子。
出勤早々、私の横に来て満面の笑みで『Did you miss me? (僕のこと待ってた?)』と聞いてくる。『Well…, no! (うーーん、別にっ!)』と答えると嬉しそうに去っていく。ドMボーイ
そんないつも通りのくだらない冗談を言いあってると、団体の常連客がぞろぞろと入ってきて少しだけ忙しくなる。

10時半
5時間以上働く人は休憩を取らないといけないから、これくらいの時間から交代で30分ずつお昼休憩をとる。
参照 Breaks – Fair Work Ombudsman

11時
お昼休憩。私が働くカフェの全スタッフ12人のうち、弁当を持ってくるのは私だけ。そして、毎日マネージャーに『What’s your lunch? (今日の弁当なに?)』って聞かれる。そこから日本食の話を少しする。彼女は日本食やアジアの料理に興味がある人。最近は、豚肉と野菜を入れたみそ味のヌードルスープ(ラーメンではない)が凄く美味しく出来たらしくとても喜んでいた。

12時半
先々週から食洗機が壊れているから、皿洗いをしてると、すぐ横で冷蔵庫の整理をしていた同僚から呼ばれる。
『Hey, Kasumi! 』見ると手には個包装のチョコレート。
『この賞味期限ってオーストラリア式かな?アメリカ式かな?』
チョコレートには

Best before 10/01/24

と書かれている。
オーストラリアでは、日/月/年で書くが、アメリカは月/日/年の順である。
私は、『えー、、、どうだろ、、、。オーストラリアで売ってるならオーストラリア式じゃないのかなぁー、、、。』と答える。

写真は、家にあった同じ種類のチョコレート
こんな感じで賞味期限が刻印してあります。

チョコレートの裏面

13時
カフェが落ち着いた時間を狙って、牛乳のオーダーをする。電話でオーダーしないといけなくて、初めの頃はめちゃくちゃ緊張してたけど、もうすっかり慣れた。

13時半
自分好みでカスタムしたコーヒーのオーダーをしてくるお客様が現れた。稀にいらっしゃるこういうお方。レジ打ちの子はバリスタ経験がなくてこういうときは、助けを求められるから、バリスタでもある程度の英語力は必須!

14時前
閉店1時間前から片付け作業が始まる。
掃き掃除とモップがけ。

ホウキは Broom
チリトリは Dustpan

外席用の机と椅子、看板を店内に入れる
エスプレッソマシン周りも最低限必要な物以外は洗って片付ける

14時半
のんびり片付けをしていると、突然、

同僚 Brendan
同僚 Brendan

Are you having a beef with 同僚Bくん?

と話しかけられる。

カスミ
カスミ

え???肉????

なんの話してるか全く意味が分からなくて、聞くと

『Having a beef with someone』はイディオムの一つで、
例えば、誰かがいつも鬱陶しいとかで、その子と問題があったり、その子に不満があるって意味

この時の会話で、同僚Bくんは、前にも登場した、よくペアで仕事をする仲のいい子。同僚 Brendan に話しかけられた時、同僚Bくんも一緒にいたから、イディオムの意味を教えてもらった後に、即答で『YES!!!! 彼、いつもちょっかいだしてくる!』って答えたら、Brendan と Bくん共に大爆笑。ドMボーイ再び
同僚はオーストラリア人ばかりで、定期的に新しい英語の表現を学べる。

同僚が普段の何気ない会話で使う英語の言い回しを紹介しているのでこちらもあわせてどうぞ。

15時
閉店
エスプレッソマシンの掃除
レジのお金を数える

15時10分
退勤

いかがでしたか?
オーストラリアでバリスタとして働く私の一日が少しでも伝わりましたか?
よりリアルな日常を伝える為に、この日はメモをとりながら仕事をしていました。
私が働くカフェは、西オーストラリア州の田舎にあり、地元の常連客の集いの場で日頃からあまり忙しくありません。マネージャーも含めて皆が、気楽にのんびりおしゃべりしながら働いています。
ただ、イースターなど、祝日は、同じ町にあるカフェは殆どが閉めているため、とても忙しいです。

まとめ

カフェのポジションは

  • バリスタ(Barista)
  • オールラウンダー(All Rounder)
  • ウェイター/ウェイトレス(Waiter/Waitress)
  • キッチンハンド(Kitchen hand)
  • クック(Cook)



カフェでバリスタとして働くには

  • オールラウンダーとしてカフェに応募し、休み時間や暇な時に、働くカフェでコーヒーの淹れ方を学ぶ
  • 学校等、外部のバリスタコースを受講してバリスタとしてカフェに応募する



カフェでは、同僚と毎日冗談を言いあいながら楽しく働けます。
カフェで働く人は、コミュニケーション能力が高い人が多い傾向にあり、そのような人たちと一緒に働くと英語力も爆上がりします。

ワーホリの時は、あまり英語力が高くなくて、日本食レストランでしか働けなかったので、ローカルカフェやレストランで働くワーホリの子たちは本当に凄いなあと、感心します。

仕事の探し方は、こちらの記事に書いてあるので、あわせてどうぞ。

最後までお付き合いありがとうございます。
私は、永住権取得を目指す全ての方、オーストラリア生活を存分に満喫したい全ての方、そしてオーストラリアが大好きなそこのあなたを心より応援しています。

それでは、bye~~

この記事を書いた人
カスミ

西オーストラリア州のド田舎で暮らしています。ワーホリビザで始まり、学生ビザを経て、人生のどん底『永住権申請却下』を経験していますが、その後無事に永住権(S187)を取得しました。
オーストラリアで出会った日本人の夫と素敵なオーストラリア人達に囲まれて、のんびりのびのびした毎日を過ごしています。
夢は、広い庭がある家を買って果樹園を作ることと、英語圏の国に旅をして現地民に『Do you live in Australia? 』と聞かれるくらいオーストラリア英語を使いこなすことです。
オーストラリアでの生活も10年になるので、今までの経験や知識が少しでも誰かの為に役立ってくれればと思いブログを書いています。
どうぞよろしくお願いします。

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