【知っておきたい】オーストラリア生活の現実/在豪歴10年の日本人夫婦が伝えたいこと【レストラン編】

日常生活
カスミ
カスミ

Hiya~~
好きな色は情熱の赤
西オーストラリア州在住のカスミです

  • オーストラリア生活の現実を知りたい人
  • これからオーストラリアに来る人
  • 海外生活に憧れがある人

海外生活ってキラキラしてる!

オシャレな毎日!

オーストラリアもそうに違いない!

そう思っていますか?

私は、オーストラリアでの生活が充実していて、幸せな日々を送ることができていますが、勿論、オーストラリアでの生活にストレスを感じることもあります。

今回は、あまり耳にすることが少ない、

オーストラリア生活の現実

をお届けします。

日本と違うことたくさんあります。
不便なこといっぱいです。

ネガティブな面も含めて赤裸々に綴っていきます。

それではー、どうぞっ!

接客には期待しちゃダメ、日本が異次元

オーストラリアの飲食店では接客サービスに期待しないほうがいいです。

勿論、接客がいい所もたくさんありますが、そういうところに当たったらラッキー♪と思っておく方が気が楽です。
無愛想な店員“Thank you” や “Sorry” が言えない店員、残念ながらたくさんいます。

そういう店に当たったときは、夫と

さっきの店員、愛想悪かったね

まあ、オーストラリアだしね

なんて会話をします。

日本に一時帰国して、レストランへ行くたびに、日本の丁寧な接客に感心します。

デザートプレートのサービス

外食は高い

日本のような、安くて美味い外食チェーン店はありません

日本では、ランチは1500円、ディナーは2000円も出せばドリンク、良くてデザートまで付いてきますが、オーストラリアでは違います。

ランチなら1500-3000円、ディナーなら2500-4000円出して、更にそこから必要ならば追加でドリンクやデザートの分を支払わなければなりません

値段は、だいたい日本の1.5倍-2倍のイメージですが、料理のクオリティは、同じくらいか少し下といった感じでしょうか。

しかし、それには理由があります。日本で売っているものは、日本人の舌や日本のマーケットに焦点を当てて作られていますが、オーストラリアで売っているものは、オーストラリア人の舌やオーストラリアのマーケットに焦点が当てられているからです。

オーストラリアにもクオリティの高い美味しい料理はたくさんありますが、勿論それだけ、値が張ります。

祝日は料金上乗せ

祝日にレストランへ行くと、15%の追加料金を取られます。普段と全く同じ料理、サービスを受けているにも関わらずです。

また最近では、週末の営業に追加料金を課しているレストランもあります

これらの理由は、週末や祝日は人件費があがるからです。
オーストラリアでは、週末に働くと、時給が平日の約1.2-1.5倍になり、祝日では、それが2倍になります。
参照 Public holidays – Fair Work Ombudsman

写真付きメニューはほぼない

日本のレストランには、写真付きのカラフルなメニューが置いてあるところも多く、どんな料理が来るのか想像しやすく、注文を決める際にとても役立ちますよね。

オーストラリアでは、大規模なチェーン店を除き、写真付きのメニューがあるレストランはほぼ無いと言っても過言では無いと思います。

というのも、そのときの流行に合わせたり、常連客を飽きさせない為に、半年から一年ごとにメニューをリニューアルするレストランが多く、その度に写真付きのメニューを作っていたら、個人経営のレストランはやっていけません。
オーストラリアでは全体的に見て、チェーン店よりも個人経営のレストランの方が圧倒的に多いです。

メニューには、商品名と、入っているものが記載されているのみなので、注文した後に

あれ、想像していたものと違うのが来た!

ということは、十分に起こり得ます。

カフェで隣の席の他人同士が話している

日本では、まず見ない光景ですが、オーストラリア人はフレンドリーな人が多い故によくあることです。
私が働いているカフェでも、コーヒーを待っている間に隣の席の他人同士が話している場面をよく見かけます。これは年配の男性に多いですね。

カフェにてコーヒーとケーキ

食べ残しを持って帰るのは普通

日本では、食べ残しを持って帰る人は、卑しいとかひもじいというイメージがあるように思います。

オーストラリアで、食べきれなかったものを持って帰るのはごくごく普通ですし、レストランでは、それ用に持ち帰りの使い捨てタッパーが用意されています

骨付きのラム肉を食べた後の骨を犬用に持って帰りたいからタッパーちょうだい

と言うお客さんだっています。

レジで客と話しこむ店員がいる

日本人感覚だと、後ろに待っている人がいたら、テキパキとお客さんをさばいて、なるべくお客さんを待たせないように仕事をこなしていくのが普通ですよね。

お喋り大好きオーストラリア人

後ろで人が待っているにも関わらず、お客さんや他のスタッフと話して手が止まりながらゆっくり働いている店員だってたくさんいます。

私もそれで必要以上、無駄に待たされたことがあります。本当にストレスですね。

なにか食べながら仕事する

以下の記事でも書いていますが、なにか食べながら仕事している人もいますね。


以前働いていた、ローカルレストランのオーナーがよく週末のブレックファーストの営業中はもぐもぐしながら接客していました。

初めて見た時は本当に衝撃でした。

チップは義務ではないが、チップボックスを置いてる所は多い

オーストラリアにチップ文化はあります。ただし、義務ではないです。払いたい人は払えばいいし、払いたくなかったら払う必要はありません

コーヒー一杯注文して、お釣りの数十セントを毎回チップボックスに入れてくれる常連客もいます。

私が働いているカフェは田舎の小さな店なので、チップを入れない人の方が圧倒的に多いです。

オーストラリアに10年間住んでて、レストランで食事をして、チップを求められたことはたった一度だけです。ケアンズの町にある大きなレストランでした。カードで支払うときに、チップの金額を入力する欄がありました。

スタッフを呼ぶ時に手を挙げない、大声で呼ばない

日本で、店員さんを呼ぶときに、手をあげて

すみませーん

なんて大声を出す人もいますが、オーストラリアでそんなことをする人はいません。

店員さんを呼びたかったら、横を通りかかったときに

Excuse me

と声をかけるか

店員さんと目が合ったときに、アイコンタクトを取るか、それか顔の前で小さく手を挙げるか、です。
混み合ってるレストランだとなかなか店員さんに気づいてもらえないこともありますが、辛抱強く待ちましょう。

手を高々と挙げて、Excuse me なんて叫ぶと、何事かと思い店員さんが血相変えてとんでくる可能性あるのでお気をつけください。

多国籍料理が楽しめる

オーストラリアは移民国家です。
様々な国の人が生活しています。
それ故に、多国籍の料理が本当に手軽に楽しめます。

多国籍のクラスメイト

まとめ

オーストラリア生活の現実が伝わりましたか?
不便なこと、ストレス溜まることたくさんあります。

  • 接客には期待しちゃダメ、日本が異次元
  • 外食は高い
  • 祝日は料金上乗せ
  • 写真付きメニューはほぼない
  • カフェで隣の席の他人同士が話している
  • 食べ残しを持って帰るのは普通
  • レジで客と話しこむ店員がいる
  • なにか食べながら仕事する
  • チップは義務ではないが、チップボックスを置いてる所は多い
  • スタッフを呼ぶ時に手を挙げない、大声で呼ばない
  • 多国籍料理が楽しめる

海外生活はキラキラしているイメージを持っている人も多いかと思いますが、そうでもないですね。
この記事が、これからオーストラリアに来る人、移住を検討している人の参考に少しでもなれば幸いです。

【買い物編】はこちらからどうぞ

【屋外編】【その他色々編】と全4部作でオーストラリア生活の現実をお伝えしていくので、次作もお楽しみにお待ちください。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

永住権取得を目指す全ての方、オーストラリア生活を存分に満喫したい全ての方、そしてオーストラリアが大好きなそこのあなたを心より応援しています。

それでは、bye~~

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この記事を書いた人
カスミ

西オーストラリア州のド田舎で暮らしています。ワーホリビザで始まり、学生ビザを経て、人生のどん底『永住権申請却下』を経験していますが、その後無事に永住権(S187)を取得しました。
オーストラリアで出会った日本人の夫と素敵なオーストラリア人達に囲まれて、のんびりのびのびした毎日を過ごしています。
夢は、広い庭がある家を買って果樹園を作ることと、英語圏の国に旅をして現地民に『Do you live in Australia? 』と聞かれるくらいオーストラリア英語を使いこなすことです。
オーストラリアでの生活も10年になるので、今までの経験や知識が少しでも誰かの為に役立ってくれればと思いブログを書いています。
どうぞよろしくお願いします。

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