盛岡観光は何もない?モデルコース半日.穴場.でんでんむし観光をご紹介。

盛岡観光は何もない?という貴方に、盛岡観光モデルコース,半日コース,穴場スポット,散歩コース,でんでんむし観光などをご紹介しています。

盛岡観光モデルコース半日|半日で楽しむ3つのコース

時間は限られていても、盛岡の魅力は無限大!半日で巡る厳選モデルコースで、歴史ある街並み、絶品グルメ、息をのむ自然美を体験しましょう。
盛岡の文化と伝統と自然を
手軽に楽しめる「半日で楽しむ3つのコース」をご紹介します。
※「岩手観光は何もない」で検索した方はこちらもご覧下さい。
 →岩手観光何もない カテゴリーの記事一覧へ。

盛岡観光モデルコース・半日A案

盛岡は、岩手県の県庁所在地で、東北地方を代表する都市です。
歴史的な建物や自然の名勝地、グルメなど、さまざまな魅力があります。

盛岡観光を半日で楽しむには、これからご紹介するモデルコースがおすすめです。
このコースでは、盛岡市内の代表的な観光スポットを、半日で回ることができます。

午前盛岡駅→盛岡城址公園→盛岡歴史文化館

盛岡駅からスタートし、歴史的な盛岡城跡公園へ。
豊かな緑と歴史的建造物が調和するこの公園では、盛岡の歴史と自然を同時に楽しめます。
その後、盛岡歴史文化館で盛岡の文化遺産に触れ、地域の歴史と伝統をすこしでも理解すると楽しさが広がります。

左/盛岡城址 右/もりおか歴史文化館

左/盛岡城跡 右/もりおか歴史文化館

盛岡駅から盛岡城跡公園へ
盛岡城址公園の散策(
石垣や池など見学)

盛岡城址公園を散策

盛岡城跡公園を散策
盛岡城跡公園は、別名「岩手公園」と呼ばれています。
かつて盛岡藩の藩主南部氏の居城であった盛岡城の跡地に整備された公園です。
当時の石垣や堀などを見ることができます。
石垣:盛岡城跡の石垣は、東北地方屈指の規模と美しさを誇る石垣です。
約400年前に築かれた石垣は、現在も力強く盛岡市街を見守っています。


盛岡城跡公園 石垣

:盛岡城跡公園は、桜の名所としても知られています。園内には約260本の桜が植えられており、春には美しい桜並木を楽しむことができます。


盛岡城跡公園 桜


盛岡城跡公園 紅葉と石垣

盛岡歴史文化館で盛岡の歴史や文化について学ぶ

盛岡歴史文化館

盛岡歴史文化館・チャグチャグ馬子

もりおか歴史文化館は、盛岡城跡公園内にある博物館で、盛岡の歴史、文化、民俗に関する資料を展示しています。
常設展示では、盛岡の縄文時代から現代までの歴史をたどることができます。
また、南部鉄器や盛岡刺繍などの盛岡の伝統工芸品も展示されています。

盛岡の歴史と文化の具体例としては、以下のようなものがあります。

午後盛岡八幡宮・岩手銀行赤レンガ館・ショッピングやグルメ

午後は、神聖な盛岡八幡宮へ。心安らぐ空間で祈りを捧げ、心の洗浄を体験してください。続いて、岩手銀行赤レンガ館の美しい建築を訪れます。
最後に、地元のショッピングやグルメを楽しんで、盛岡の味と雰囲気を満喫しましょう。

盛岡八幡宮を参拝、祭神は、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后です。見どころは、朱塗りの楼門と本殿、御神木と宝物殿でしょうか。
・朱塗りの楼門: 盛岡八幡宮の楼門は、朱塗りが美しく、国の重要文化財に指定されています。
・本殿: 本殿は、江戸時代の建築様式で建てられており、国の重要文化財に指定されています。
・御神木: 御神木は、樹齢約1000年のケヤキで、盛岡市の天然記念物に指定されています。
・宝物館: 宝物館には、盛岡八幡宮に伝わる宝物や資料が展示されています

盛岡の総鎮守・盛岡八幡宮

盛岡の総鎮守・盛岡八幡宮


盛岡八幡宮 案内図
新設トイレ【公式】盛岡八幡宮|岩手県

<一言>
新設の多機能トイレは、授乳室やオムツ台、子ども専用のトイレも設置していますので、お子さま連れの観光・参拝の際も安心です。

岩手銀行赤レンガ館を見学

岩手銀行赤レンガ館は、1911年(明治時代)に盛岡銀行本店としてに建てられた、赤レンガ造りの建物で、現在は、岩手銀行の歴史資料館として利用されています。
設計は辰野金吾・葛西萬司建築事務所によるもので、東京駅舎も手掛けた辰野金吾の唯一の東北地方における遺構です。

見どころは、ルネッサンス様式を取り入れた赤と白のコントラストが美しい外観です。また内部は、当時の銀行業務で使用されていた金庫室や応接室などを見学できます。
講演会やコンサートなどのイベントが定期的に開催されていますので、訪れた時にイベントがありましたら、ぜひ覗いて見てください。

岩手銀行赤レンガ館

岩手銀行赤レンガ館

盛岡駅周辺で買い物やグルメを楽しむ

盛岡駅アルピノ・盛岡駅フェザン

盛岡駅アルピノ・盛岡駅フェザン

盛岡駅周辺には、お土産屋さんや飲食店が数多く立ち並んでいます。
盛岡三大麺である冷麺わんこそばを味わうのもおすすめです。

もちろん、ご自分のお好みや時間に合わせて、観光コースや食事を変更することもできます。例えば、

  • 文学ファンなら、啄木新婚の家や少し足を伸ばし宮沢賢治童話村を訪れる
  • 自然好きなら、岩山展望台盛岡市動物公園を訪れる
  • 麺好きなら、盛岡の三大麺(盛岡冷麺わんこそばじゃじゃ麺)を堪能するなど、さまざまな楽しみ方ができます。

盛岡は、川沿いの美しい風景も魅力的です。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々楽しめます。ぜひ、盛岡の魅力を堪能してください。

盛岡観光モデルコース・半日B案

盛岡には、まだまだたくさんの観光スポットがあります。
半日で他の観光コースを楽しみたいなら、以下のようなものがおすすめです。
このコースでは、盛岡の景観と歴史文化を楽しむことができます。

午前盛岡駅→盛岡城跡公園→野の花美術館

盛岡駅から出発し、まずは自然豊かな盛岡城跡公園を訪れます。
続いて、野の花美術館で地元の芸術と自然の魅力に触れ、盛岡の文化的側面を体験しましょう。
※盛岡城跡公園については、“半日A案”でのご紹介をお読み下さい。

盛岡駅から盛岡城跡公園へ

左/盛岡駅 右/盛岡城址公園

盛岡城跡公園の散策(石垣や池などを見学)

紅葉の盛岡城跡公園(石垣や鶴ヶ池)

紅葉の盛岡城跡公園(石垣や鶴ヶ池)

中津川沿いの散策と深沢紅子“野の花美術館”を見学

盛岡の街を流れる清流中津川沿いを、美しい自然と歴史を感じながら散策し、疲れた体と心をリフレッシュ。
さらに、画家・深沢紅子の繊細な水彩画の世界に浸る深沢紅子野の花美術館で、花絵の世界に浸り心を癒し、美術館のカフェでティータイムはいかがでしょうか。
感性を磨き心を豊かにするひとときが味わえるコースです。

中津川と野々花美術館

左/中津川沿いの風景 右/野の花美術館
午後岩山展望台・岩手銀行赤レンガ館・肴町でショッピング

午後は、盛岡の街並みを一望できる岩山展望台へ。

岩山展望台から岩手山の雄大な景色を眺める

岩山展望台:盛岡駅から車で約15分の場所にある岩山展望台は、標高約340mの高台に位置する展望台です。
盛岡駅から車で約15分の場所にある岩山展望台は、標高約340mの高台に位置する展望台です。
昼間は、盛岡市街地が眼下に広がる壮観な景色が、夜は盛岡市街地の夜景が美しく輝き、ロマンチックな雰囲気を味わえます。
盛岡のデートスポットにもなっています。
※アクセス/
JR盛岡駅から車で約15分、盛岡駅からバスで約30分、駐車場あり

岩山展望台からの雄大な岩手山

岩山展望台からの雄大な岩手山

岩手銀行赤レンガ館を見学

美しい景色を楽しんだ後は、岩手銀行赤レンガ館の歴史的建築を訪れます。
※盛岡城跡公園については、“半日A案”でのご紹介をお読み下さい。
最後に、地元のショッピングやグルメスポットで、盛岡の味覚を堪能しましょう。

岩手銀行赤レンガ館

岩手銀行赤レンガ館

盛岡 肴町アーケードで買い物やグルメを楽しむ

盛岡・肴町アーケードは、盛岡の中心部に位置する、伝統あるアーケード街です。
1961年に完成した盛岡・肴町アーケードは、東北地方初のアーケード街として誕生しました。当時は、盛岡のメインストリートとして多くの人々で賑わいました。

約400メートルのアーケードには、約100店舗が軒を連ね、ファッションや雑貨、飲食店など、さまざまなお店が揃っています。
現在は、地元の商店主や市民が協力して、イベントやキャンペーンを積極的に開催することで、アーケード街の活性化に取り組む飾らない盛岡らしさが感じられる場所です。

盛岡観光モデルコース・半日C案

このコースでは、盛岡の歴史と文化を体感することができます。

午前盛岡駅→材木町・光原社

盛岡駅から材木町へ、伝統的な町並みを散策
盛岡駅から始まるこのコースは、伝統的な街並みが残る材木町へと向かいます。
盛岡市材木町は、江戸時代に北上川の舟運で運ばれた木材の集積地として栄えた町です。
その名残として、現在でも町内には材木店や木工関連の店が多く軒を連ねています。

期間限定で土曜日開催される材木町“よ市”

宮澤賢治ゆかりの光原社で、全国の民芸品を見る
材木町で盛岡の古き良き時代の雰囲気を感じた後、光原社で穏やかな時を過ごし、心を落ち着かせましょう。

光原社は盛岡高等農林学校で1年後輩だった及川四郎氏が、1928年に盛岡市内に東北農業薬剤研究所を設立し、農薬製造販売や農業教科書出版を始めました。

光原社本店と中庭の賢治レリーフ

光原社本店と中庭の賢治レリーフ

花巻農学校教員時代の宮澤賢治は、膨大な童話の原稿を及川氏に預け、1933年には「注文の多い料理店」を光原社名義で出版しました。
社名は賢治が命名し、童話集「春と修羅」の奥付にも光原社が発行元として記載されています。

その後、光原社は出版社としての活動は休止していましたが、現在は民藝品販売店として営業しています。店内には、賢治直筆の原稿や書簡も展示されています。
<一言>
中庭の可否館は、コーヒー好きならぜひ立ち寄りたい場所です。

午後盛岡八幡宮・岩手銀行赤レンガ館・盛岡駅で買い物

午後は、美しい自然に囲まれた盛岡八幡宮へ。
参拝後、岩手銀行赤レンガ館で歴史を感じることができます。
最後に、盛岡駅周辺でショッピングを楽しみ、盛岡の魅力的な商品を探索しましょう。

盛岡八幡宮を参拝

盛岡の総鎮守・盛岡八幡宮

盛岡の総鎮守・盛岡八幡宮

岩手銀行赤レンガ館を見学

岩手銀行赤レンガ館

岩手銀行赤レンガ館

盛岡駅周辺で買い物やグルメを楽しむ

お買い物や食事は盛岡駅フェザンが便利

お買い物や食事は盛岡駅フェザンが便利
  • 北上川沿いに伸びる材木町は、江戸時代から続く伝統的な町並みが残るエリアです。
  • 古民家や蔵などの建物が立ち並び、かつて木材(材木)取引の中心地であったことなど、昔懐かしい雰囲気を楽しむことができます。
  • 午前中に材木町の散策を満喫した後に、盛岡八幡宮や岩手銀行赤レンガ館を訪れれば、盛岡の歴史と文化を深く理解することができます。

もちろん、これはあくまでも一例です。自分の興味や時間に合わせてコースをアレンジしてください。

姫神山・早池峰山・岩手山の山開き、2024年はいつ?

開運橋から望む岩手山

開運橋から望む岩手山

岩手県内の山開きは、自然の美しさや豊かな山岳文化を称えるイベントです、毎年春になると山々が登山客や観光客でにぎわいます。
県内各地の山開きでは、各地の山々が登山道の整備や安全確保のために準備され、多くの人々が登山やハイキングを楽しむことができます。
また、山頂や登山ルートには神社や伝統的なイベントが開催され、地元の文化と自然を感じることができます。安全に楽しい山登りを心掛け、岩手県の美しい山々を満喫しましょう。

姫神山

姫神山

姫神山の山開きは、2024年は5月19日(日)に。

姫神山(ひめかみさん)は、岩手県盛岡市にあります。その山は、独立した峰でピラミッド型の美しいシルエットをしており、山頂には一等三角点が設置されています。また、日本二百名山の一つにも数えられています。

姫神山は岩手山と対峙し、標高1123.8mの美しい三角錐の山容が特徴ですが、毎年5月の第三日曜日に山開きが行われ、5月中旬からは登山が楽しめます。

この山の名前の由来は興味深く、"ヒメ"は小さいやかわいいという意味で、"カミ"は神聖な山や高い山を指します。岩手山が男性的な特徴を持つ一方で、姫神山は女性的な要素を表現していると言われています。
姫神山についての補足→*1

第58回 姫神山 山開き情報
  • 開催日:令和6年5月19日(日曜日)
    開催時間:午前9時 から
    開催場所:一本杉登山口(盛岡市玉山馬場字前田)
    内容:山の安全祈願を行います。安全祈願の終了後、一本杉登山口において、数量限定で記念手ぬぐいを進呈します。記念手ぬぐいの配布場所は一本杉登山口のみとなります。山頂でのお神酒のお振舞いはありません。
  • 主催:盛岡市・(公財)盛岡観光コンベンション協会
    問合せ:盛岡市玉山総合事務所産業振興課  電話 019-683-3852
        (公財)盛岡観光コンベンション協会 電話 019-621-8800 
        (平日9:00~12:00、13:00~17:00)
  • 注意点:小雨決行です。
    ・記念手ぬぐいの配布場所は一本杉登山口のみです。
    ・登山に適した服装や装備を整えてから安全に登ってください。
    ・転落事故、酒気帯び運転防止の為、山頂でのお神酒のお振舞いは致しません。

姫神山から岩手山の眺め

姫神山山頂から岩手山の眺め
姫神山の登山時間は、山頂まで約2時間。

標高1124mの山で、120分ほどで山頂に行くことができるため手軽に登山を楽しむことができます。
未舗装の登山道約2.4km(片道)を、登山口から山頂まで往復し、 砲台跡から山頂までは、徒歩5分ほどの急傾斜の山道があります。 所要時間は、徒歩による往復で3時間程度です。

姫神山の登山は、“一本杉登山口”から。

キャンプ場や水場のある一本杉登山口が一般的です。
登山口から杉林の中を進むと一本杉清水があります。県の名水にも選ばれたおいしい水ですのでぜひお試し下さい。
ざんげ坂といわれる急坂を登り、尾根に出ると、一等三角点のある山頂まで約2時間で到着。桂の里へ下る尾根コースは、「青い山脈」ともいわれ、映画同様人気がありました。

早池峰山の山開きは、2024年6月9日(日)に。

早池峰山

早池峰山

早池峰山は、日本百名山に選ばれた名峰の一つで、毎年6月の第2日曜日に山開きが行われます。この日は県内外から多くの登山客が訪れ、山頂にある早池峰神社の奥宮では、伝統的な早池峰神楽権現舞が奉納されます。

近年、クマの出没や人身被害の報告もありますので、登山の際にはクマ対策(クマよけ鈴やクマスプレーの持参など)をしっかりと行ってください。安全な登山を心掛け、自然と共に過ごす素晴らしい体験を楽しんでください。 
早池峰山の希少植物について→*2

・開催日:2024年6月9日(日)
・開催時間:8:00~入山式、10:50~安全祈願祭
・開催地域:大迫
・住所:早池峰山
・連絡先名:花巻市大迫総合支所
・電話:0198-48-2111
・ホームページ

早池峰登山 5つのコース

岳集落には民宿が3軒あり、登山の起点ともなっています。6月の第2日曜日から8月の第1日曜日の土日祝日は登山口付近の混雑を解消するために、岳集落から江繁地区まで車道はマイカー規制が行われ、かわりにシャトルバスが運行されています。

山稜は東西方向に伸びており、鶏頭山を経由する縦走路や北面からの登山道もあるが、距離が長く展望がきかないことから、南側の2本の登山道を利用するコースが一般的です。

河原坊コースは登山道の崩落により、2016年(平成28年)5月28日から当分の間、通行止めになっています。

1.河原坊コース
 当分の間、通行止め
 河原坊バス停留所→頭垢離→御座走り岩→打石→早池峰山頂
2.小田越コース
 小田越バス停留所→御門口→竜ヶ馬場→早池峰山頂 (標高差917m)
3.鶏頭山縦走コース
 岳→鶏頭山→中岳→早池峰山頂
4.門馬コース
 登山口駐車場→五合目水場→鳥居→平津戸分岐と合流→早池峰山頂
5.平津戸コース
 登山口→門馬コースとの合流→早池峰山頂
(ウィキペディアより)

<アクセス/GoogleMap>

岩手山の山開きは、2024年7月1日(月)に。

岩手山・春子谷地湿原から

岩手山・春子谷地湿原から

岩手山の「山開き」は、冬季の間閉ざされた山々が再び登山可能になることを祝う伝統行事です。江戸時代から続くこの行事は、岩手県民や登山愛好家にとって待ち遠しいものです。

岩手山の見どころは多岐にわたります。壮大な自然景観、美しい樹林、そして神秘的な火口の景色は、訪れる観光客を魅了します。山頂からは眺望が素晴らしく、四季折々の景色が楽しめます。
また、山麓には温泉地も点在し、登山後のリラックスも楽しめます。岩手山の山開きは、自然と文化が調和する美しい風景と、山岳信仰の精神を感じることができる貴重な体験です。
岩手山に関する言い伝えは→*3

岩手山の山開き

岩手山の山開き

写真は、岩手山の登山客の安全を祈るため始められた行事です。ふもとのキャンプ場での神事の後、代表の登山隊が岩手山へ登山し、雫石町・滝沢市・八幡平市の代表と頂上でセレモニーを開き、交歓を深めます。

・開催地:〒028-7100岩手県八幡平市
・開催時間:2024年7月1日
・お問い合わせ:(一社)八幡平市観光協会
 電話番号 0195-78-3500
 FAX 0195-78-3838
・HP:http://www.hachimantai.or.jp/別タブで開く・アクセス/GoogleMap

岩手山の自然を楽しむ岩手山登山と観察散策の2つのコース 

岩手山の山頂まで幾つもの登山口とコースがありますが、この記事では登山する時間がなかったりする方のための「観察散策コース」と「初心者向けの登山コース」を紹介します。
記事内容は下記のサイトを参照させていただきましたが、季節感あふれる写真や詳しいコース説明と地図がありますので、ぜひご覧ください。

1、誰もが楽しめる“岩手山観察コース”

焼走り溶岩流観察路は、岩手山登山が難しい方や時間が限られている方にもおすすめの観光スポットです。国の特別天然記念物に指定され、国際交流村に隣接しています。
焼走り溶岩流は、その迫力ある景観で多くの観光客を魅了しています。

この観察路は、焼走り溶岩流を貫くように整備されており、西側の駐車場から東側の焼走り溶岩流展望台(宮沢賢治詩碑)までの往復約2.2キロのコースです。

難易度は低く、全年齢の方々が楽しめます。特に雪のない時期に訪れると、溶岩の迫力をより鮮明に感じることができます。

<アクセス>
アクセス方法としては、自家用車かタクシーが便利です。大更駅前からタクシーで約15分で到着します。路線バスを利用する場合は、最寄りのバス停から徒歩で約5キロとなるため、おすすめできません。
岩手山の登山とは異なる魅力を持つ焼走り溶岩流観察路は、岩手山エリアを訪れた際に必見のスポットです。

2、初心者向け“柳沢コース”/所要時間・登り4.5〜5時間

岩手山の登山ルートの中で、初心者に最も適したのが滝沢市の柳沢コースです。
このコースは陸上自衛隊岩手山演習場の近くに位置し、馬返しキャンプ場の横からスタートします。
東側の斜面を登り、頂上までの所要時間は約4時間30分から5時間下りは約3時間ほどです。時期的には、雪解けから秋までが推奨されます。
柳沢コースでは、2合目から7合目にかけて新道と旧道に分かれています。新道は時間短縮になりますが、旧道は眺望が良く好まれています。

初心者向けとは言え、7合目付近は急坂が続きます。しかし、標高1,750メートルを超えると八合目避難小屋や不動平避難小屋などの避難施設があり、安心して登山できます。

<アクセス>
アクセスに関しては、柳沢コースの入り口に最寄りのバス停がないため、自家用車かタクシーが便利です。
馬返しキャンプ場前まで車でアクセス可能で、帰りも事前にタクシーを予約しておくことが必要です。

*1:姫神山(ひめかみさん)は標高が1,124メートルです。盛岡市の北約20キロメートルにあり、周辺は自然が豊かで、特に高山植物の景観が魅力的です。春から秋にかけてはハイキングに適しており、比較的歩きやすい山道が整備されています。山頂からは岩手山をはじめとする周辺の山々の美しい眺望を楽しむことができ、自然愛好家や写真家にも人気のスポットです。その美しい自然とアクセスの良さが、訪れる人々を魅了しています。

*2:早池峰国定公園にある早池峰山は、標高1,917メートルで、高山植物の豊かな生態系が特徴です。この山は特にハヤチネウスユキソウ、ヒメコザクラ、ナンブイヌナズナ、ナンブトラノオなどの珍しい植物で知られており、植物愛好家や自然研究者から高い関心を集めています。これらの植物は環境省によって保護されており、早池峰地域ではこれらの高山植物の採取が法令により厳しく禁じられています。自然保護の観点から、早池峰山では動植物の持ち帰りは法的に罰せられる行為とされているため、訪れる際には自然を尊重し、その美しさをその場で楽しむことが求められます。このように厳しい保護措置により、早池峰山の自然環境は守られています。

*3:岩手山は「南部家九代藩主の南部利直が山に登山した際、突如現れた白狼に導かれて安全に下山できた」という伝説があります。この白狼は岩手山の守り神とされ、山を守る存在として信仰されています。また、岩手山は「火を噴かない富士山」とも称され、その美しさから多くの芸術作品にも影響を与えてきました。これらの伝説は、岩手山が地域社会にとってどれだけ重要な意味を持つかを示しており、訪れる人々にも深い印象を与えています。