【ギャグ回】ライオスの観察眼から見えた仲間たちの”本当の姿”!?シェイプシフターにハマる『ダンジョン飯』第18話感想【2024春アニメ/最新話/感想考察】

2024年春アニメ
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アニメ『ダンジョン飯』の第18話「シェイプシフター」が放送されました。

この記事では、第18話の内容と見どころを紹介します。

後半では個人的な感想についても述べているので、ぜひ最後までお付き合いくださいね

迷宮探索の道中、ライオス一行は強い吹雪に見舞われながらも何とか屋内に避難することができました。

しかし、その場所で気づけば仲間の姿が不自然に増えていて、誰が本当の仲間で、誰が偽者なのか見分けがつかない事態に陥ってしまいます。

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

そんな中で、日頃から仲間たちの行動や癖を良く観察していたライオスの観察眼が、この難題を解く重要な鍵を握ることになります。

本当の仲間を見極めるために奮闘するライオスの姿は、観客の視線を釘付けにする面白エピソードとなりました。

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作品(原作)について

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

アニメ「ダンジョン飯」は、九井諒子氏が「ハルタ」(KADOKAWA)で連載していたグルメファンタジー漫画「ダンジョン飯」を元にしています。

2023年12月15日には13巻と最終14巻が同時にリリースされ、シリーズ全体の発行部数はデジタル版を含めて1000万部を超えています

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第18話:あらすじ

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

ファリンを救うため、迷宮の主である狂乱の魔術師との対決を決意したライオス一行。

しかし、魔術師に近づくための道中で、視界が遮られる程の猛烈な吹雪に見舞われてしまいます

やむを得ず屋内に避難したものの、そこで彼らが出くわしたのは、仲間の姿を真似たシェイプシフターという怪しげな存在の術でした。

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

同じ姿を持つ仲間が次々と増えていく中、ライオスは記憶を絞り、本物の仲間を見分けるための重要なヒントを探ります。

シェイプシフターの正体を見抜くため、ライオスは仲間たちの行動や仕草、普段の癖などに注目し、細かな違いを見極めようとするのです。

見極めの難しさ

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

正体を隠した不審者に化けられた仲間の姿は、そっくりそのままの姿を映し出していました

そのため、外見だけを頼りに本物を見分けるのは至難の業です。

しかし、ライオスは日頃から仲間たちを熟視し、些細な部分にまで注目を払っていました。

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

犬の声を真似るときの癖や、センシの戦闘スタイル、チルチャックが間髪入れずに次の行動に移るスピード感など、彼らの生き生きとした行動の違いを見抜く目を持っていたのです

そうした観察眼から生まれた、説得力のある描写には、見る者を惹きつける高い魅力がありました。

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一人ひとりの個性

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

ではライオスが見た、シェイプシフターが再現した仲間たちの姿とは一体何だったのでしょうか

それは、まさにライオスの記憶の中に存在する、仲間の姿そのものだったのです。

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

むちゃくちゃな顔から「アメリカンマルシル」の渾名が付いたり、センシの格好良さを誇張してカッコ良く描写された「イケメン戦士センシ」など、仲間一人ひとりの個性が、ライオスの目から見た形で表現されていました

見立ては外れていたものの、そこにはライオスが仲間をどう見ているのかが滲み出ていて、観る者を高らかに和ませる作品の醍醐味ともなっていました。

判別の決め手

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

シェイプシフターの正体を見抜くため、ライオスはひとつの着眼点を見つけ出します。

それは、仲間の料理の出来にありました

ライオスは仲間の料理については人一倍高い観察眼を持っています。

そのため、料理を見れば本物かどうか簡単に分かるはずだと気づいたのです。

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

料理人として鍛え上げられた腕前は、たとえ外見を完全に真似されようとも、仲間たち本人の癖や気質から生まれた小さな違いが表れてくるはずだったのです。

観察から導き出されたこの手法には、ライオスの食への探求心が活かされており、観客の期待に応えるものとなりました。

アセビの再登場

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

物語の終盤に差し掛かり、かつてシュローたちとともに行動を共にしていたアセビが、突如として登場します

いつの間にか、マルシルを人質に取ったアセビは、ライオス一行への要求を突きつけてきます。

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

前回大人しそうだったクコの忍者が、あれほどの粗暴な振る舞いを見せるとは想像もつきません。

次回、このアセビの正体と人質事件の理由が明かされることになるのか、そこに視聴者の期待が高まるのは必至です。

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第18話:まとめと個人的感想

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

この回はライオスの高い観察眼と豊富な知識が存分に発揮された見応えのある一話でした。

単なる変装ギャグにとどまらず、ライオスの目から映る仲間一人ひとりの個性が生き生きと描かれ、これまでの蓄積から生まれる作品世界への理解をさらに深めることができました。

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

特に仲間たちの料理の違いから本物を見抜く手法には、ライオスの探求心が活かされており、観客の期待にしっかりと応えてくれます。

シェイプシフターが再現した仲間の姿は、ライオスの記憶の中に存在する彼らの姿そのもので、一見ギャグに見えつつも、ライオスが仲間をどう見ているかが滲み出ていて作品の醍醐味となっていました。

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

一方で、アセビの再登場と人質事件の衝撃的な展開は、次なる伏線へと物語を自然と誘っています。

前回のアセビの描写から一転した凶暴さに、視聴者は次回の展開が気になって仕方がありません。

ファリン救出に向けた伏線が見え隠れする終盤に差し掛かり、ライオス一行の活躍に期待が高まるのは必至です。

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

本作における味わい深い描写と、胸騒ぎを覚える伏線の数々。

この一話を見れば、観客は作品の良さを改めて実感できたことでしょう。

単なるギャグ回でありながら、物語の核心に迫る要素が随所に散りばめられているのが『ダンジョン飯』の面白さです。

今回を契機に、本作の魅力にさらに注目が集まることは間違いありません。

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

以上、『ダンジョン飯』第18話「シェイプシフター」の感想でした。

次回の第19話も楽しみにしています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

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