アゼライン酸は穀物や酵母などに含まれる天然由来の成分ですが、高濃度では刺激を感じる人もいます。
アゼライン酸との組み合わせ次第ではさらに刺激を感じることも。
アゼライン酸との併用を避けた方がよいものは以下の成分です。
- ハイドロキノン
- ピーリング成分（サリチル酸など）
- 高濃度ビタミンC（濃度次第では併用可）
- 高濃度レチノール（濃度次第では併用可）
絶対に併用できないことはありませんが、「高濃度×高濃度」の場合、刺激を感じやすくなってしまうので、なるべく併用は避けた方が無難です。
また、ビタミンCとレチノールはアゼライン酸と併用できるのですが、高濃度になると刺激を感じる人もいるので注意が必要です。
皮膚科で処方された薬を使用している場合は、念のため担当医にアゼライン酸の使用可能がご確認ください。
アゼライン酸の刺激が心配な方は敏感肌でも使えるコンセプトで作られたシェルシュールのアゼライン酸美容液がおすすめです。
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アゼライン酸と併用不可成分は？
冒頭でもお伝えしたように、アゼライン酸と併用不可の成分は以下の通りです。
- ハイドロキノン
- ピーリング成分（サリチル酸など）
- 高濃度ビタミンC（濃度次第では併用可）
- 高濃度レチノール（濃度次第では併用可）
アゼライン酸との併用を避けた方がよい理由をひとつずつ説明していきますね
アゼライン酸と濃度
アゼライン酸は小麦やライ麦、大麦などの穀物や酵母に含まれている天然物由来成分。
安全性も高いと言われています。
海外ではニキビ治療薬に使われており、アゼライン酸濃度も20％程度と高濃度。
日本では認可されていないので、化粧品としての使用でしたが、数年前にロート製薬から濃度20%のアゼライン酸が製剤化されています。
アゼライン酸は高濃度だと刺激を感じる人もいるので、まずは単体で使用して肌への刺激やトラブルがないか経過をみながら使ってみてください。
アゼライン酸とハイドロキノンの併用は？
ハイドロキノンもニキビやシミの治療によく用いられますが、アゼライン酸とハイドロキノンは併用は避けた方がよいです。
ハイドロキノン自体、酸化しやすく、刺激が強い成分で、使う際は注意が必要です。
高濃度且つ長期間使用すると白斑が起きる可能性があります。
製品によっては併用できないことはないですが、まずは単体で使ってみて、大丈夫そうなら、朝にアゼライン酸配合化粧品、夜にハイドロキノンというように時間差で使ってみてください。
アゼライン酸とサリチル酸などピーリング成分との併用は？
サリチル酸やグリコール酸などもニキビで悩む方にはおなじみ。
角質を除去する（ピーリング）ことによってニキビの発生を抑制し、毛穴の開きや黒ずみなどの改善や肌の新陳代謝を活発にするなど、美肌効果が期待できる成分です。
角質除去をするということで、刺激は強い成分ですから、アゼライン酸との併用は避けた方がよいかもしれません。
刺激性を軽減するため、
- 朝：アゼライン酸
- 夜：サリチル酸
このようにタイミングをずらして使ってみたり、少量から始め、様子を見ながら使用量を増やすようにしてみてください。
アゼライン酸と高濃度ビタミンCの併用は？
アゼライン酸とビタミンCは併用できますが、濃度によっては刺激を感じてしまうので、避けた方が無難です。
ビタミンCは酸化しやすく、刺激性が高い成分です。
製品によってはアゼライン酸とビタミンCの「併用不可」と注意書きされているものがあります。
詳しくは別の記事でも解説しているので、参考にしていただけると嬉しいです。
アゼライン酸と高濃度レチノールの併用は？
アゼライン酸とレチノールは併用可能ですが、こちらも配合濃度によっては刺激を感じてしまうことも。
配合濃度によっては併用を避けた方が良いかもしれません。
こちらの記事でも説明しているので参考にしてみてください。
他の成分と併用しやすいアゼライン酸化粧品
ビタミンCやレチノールとも併用できるアゼライン酸化粧品でおすすめなのは
刺激を抑えるためにアゼライン酸そのものをカプセル化している化粧品です。
グリセリンフリー・オイルフリーでさっぱりしているので皮脂が多い方、ニキビができやすい方も使いやすくなっています。
初めての方はお試しミニボトルやトライアルセットが半額で購入できますよ。
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こちらの記事で口コミなども紹介しています
アゼライン酸と併用不可成分のまとめ
アゼライン酸は天然由来成分ですが、濃度によって刺激を感じる人もいるため、併用する成分にも注意が必要です。
以下の成分はアゼライン酸と併用できなくはないですが、刺激性のある成分なので、控えた方がいいと思います。
- ハイドロキノン
- ピーリング成分（サリチル酸など）
- 高濃度ビタミンC（濃度次第では併用可）
- 高濃度レチノール（濃度次第では併用可）
とくにアゼライン酸と上記の成分がどちらも高濃度の場合は併用しない方が無難です。
皮膚の状態や肌質によって異なるため、併用する際には注意深く使用し、肌の反応を見ながら、調整しながら使い、トラブルが出たらすぐに使用を中止してくださいね。