ブログ主は現在トレードを休養中です！
＜今日のお勉強＞
この記事はボクのお勉強として「１日１銘柄を寄り前から大引けまでずっと観察する」というのを実践した記録です（「１日１銘柄観察シリーズ」。ただしその日の用事によって前場のみとか，後場のみなどになります。シリーズ化するか分かんないけど）。
よほどのもの好きじゃないとおもしろくないから，いつもな感じの記事は別に書きます。では，れっつごー。
寄り前
- 対象銘柄：さくらインターネット(3778)
- 指数と為替：日経 38,229.11(+155.13)，NYダウ 39,512.84(+125.08)，ドル 155.70
- 状況：3/7に1万270円の高値をつけ，4/5に4,240円で底打ち。以後上昇トレンドだが直近1週間は出来高が700万株から300万株に減ってきている状況
寄り前３分の情報と予想
寄り前板状況は成り買い1万5千株，成り売り1万株。前日からの続き足くらいで始まりそう。
- 買累計：28万3600株
- 売累計：60万2600株
- 予想：2日前が400円の陰の丸坊主，前日が十字足の陽線。前週5,500円～6,200円のヨコヨコあるいはボックスだった。寄り付きからの出来高が30万株を超えて順調に増えれば，まずは6200円が目標ラインか。
（寄り前２分の板状況）
寄り付き後の展開
【前場】
- 5,910円で寄付き。5分間の出来高18,000株。弱い。
- 9:07，5,740円で底打ち。9:25には買累計が40万株を突破。9:31大陽線で6,000円に迫り，9:31，6000円を浸潤しプラ転。そこから反落し，しばらく5,950円～5,970円でヨコヨコ。
- 9:42に再び6,000円に到達。急騰し9:45には6,040円まで上昇。9:47には3万株以上の大口の買いが入り6,060円。
- 9:48，再び下落に転じるも，6,000円で２度反発。
- ９:５５，再び大口の買いが3万株以上入り，6,100円を浸潤。10:00時点で出来高100万株を突破。
- 10:00に反落し6,150円から10:20までは6,100円を支持線にヨコヨコが続く。
- 10:20過ぎ，6,110円に1万株以上の売り板が出現。6,100円を割り込む。10:25に1万株以上の売りが入り，6,040円まで下落したがそこで反発。
- 10:33に再度1万5千株の買いが入り6,100円を回復。
- 10:38-10:39にかけて大口の買いが大量に入り，6,190円を浸潤。
- 10:50，5千株前後の売りで6,100円を割り込み，6080円まで下がるが，すぐに6,100円を回復。
- 11：07，５万株超の買いが入り，6,200円を突破，6230円まで上昇。
- 11：19～11:20，３万株以上の売りが入り，6,100円を割り込む。
- 前場を6,100円で終了。出来高220万株。
（超もの好きな人のための寄付き動画）
【後場】
- 後場寄り前買累計（44万株，成り買い3700），売累計（62万株，成り売り3400）
- 6,100円で寄り付いた。下げて始まったが6,400円で反発（前場の支持線が機能）。寄り付き5分間の出来高7万4千株。
- 後場開始３分頃から値動きをあまり感じない状況が続く。ただし，千株～２千株の売りが静かに何度か繰り返され，大きく動いた感じがないままに気づくと6,030円まで下がっていた。
- 13：21頃から頻繁に2千～3千株の売りが出て6,010円まで下落。6,000円で反発。
- 13：31頃から3万株の売り。6,000円を割り，5,980円まで下落。すぐに反発せず。そこからしばらく6,000円～6,020円で推移。VWAPより50円前後低くなる。13:45時点の買累計43万株，売累計75万5千株。
- 14:10に1万5千株の売り。5,990円に。すぐに１ティック上げて6,000円に戻るもさらに6,200株の売りで5,990円に戻る。
- 14:25に１万株の売り。5,970円に下落。１ティック上げて5,980円，さらに5,990円，3700株の買いが入り再び6,000円に戻る。そのあとは続かずVWAPとの差は縮まらず。
（５分足チャート）
【まとめ】
先日の記事に書いた「緩慢に見えるのに気づくと大きく動いてるのはなぜ？」という疑問の答えがわかった気がする。
それなりに板が厚い（3千株～3万株）状況で，千株前後の注文が，間に100～300株の注文をはさみながら何度か繰り返されていると，値が動いても急変した感じがしない。
しかし，実は50円とか70円とか下がっていることがしばしばあった。
後場寄り付きの出来高7万4千株を最大として，以後はずっと出来高移動平均を下回ったまま推移した（14時半頃に一度だけ平均を上回った）。
寄り付きから１時間の急角度な上げがあったから，後場にどんなナイアガラが来るんだろうと楽しみにしていたのですが，梅雨時の軒先みたいにぽとぽと，ぽとぽとと落ちる感じで，値は動いてるけど静かという印象でした。デイトレ勢が少なかったのかなぁ？「これ，さくらインターネット？」って思うほど，言ってみれば退屈な展開でした（不思議とボク自身は退屈じゃなかったけど）。
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