波乗りジャパンのジュニアチームがエルサルバドルから帰国したときのSURF MEDIAさんの記事を読んでなるほどと思った2点。
1つめ。
渡邉壱孔選手のファイナルに関するコメントで、1本目にグーフィーに行ってしまったのが敗因という趣旨のコメント。やっぱりそうですよね。てか、作戦では1本目レギュラー方向に行くはずやったんですね。カイサさんが昨日のサブチャンで「ぶれちゃったのかな」と話していたのはそういうことだったのかと。ファイナルの魔物ですなぁ。。。
2つめ。
カイサコーチの「大きい波に乗れないのではなくて、大きいボードをコントロールすることに慣れてない」というコメント。この見解はかなり興味深いなぁと思いました。なんというか、”サーフィンおたく”のカイサさんならではの視点ですよね。
カイサさんはYouTubeの動画内でいろいろなボードに乗っていますが、去年からバディとして共に動画でセッションしている堀越類選手もカイサさんの大きめの板に乗った後「ボードの取り回しの練習になる」とコメントしているのをよく聞いているので、なおのこと説得力があるように思いました。
これを自分の経験やら体感に置き換えると、いろんなピアノで練習するというのと似ているように思います。ピアノにも個体のクセがあるので同じ曲でも弾き方が変わるんですよね。で、波のサイズに相当するのが会場のサイズじゃないかと。自分の部屋、レッスン室、サロン、ホールでは音の響き方も違うしね。ホールで弾くことを目的として練習するならホールで練習するのが理想だけど現実的(金銭的)にはまあ無理だけど、ホールで使うサイズのピアノを使って部屋で練習することは絶対やっておいた方がいいわけで。
うーん、やっぱりサーフィンの試合を観るようになって、自分の思考の引き出しも増えた気がするなぁ。東京五輪で私にサーフィン競技を見せたのはもしかしたらミューズだったかもしれないですね。おもろ。