CahtGPTとEdgeで画像生成が出来るように

文字だけだったChatGPTに画像生成機能DALL-E3が追加されました！有料会員だけですが、Edgeを使えばDALL-E3が使えるので無料でも画像生成が可能です。実際に有料版と無料のEdgeを使いながら違いについて紹介したいと思います。（2023年10月）

ChatGPTの有料版を契約しているとDALL-E3が表示されていると思います。

以前紹介したLeonard.aiではプロンプト（画像生成の指示書みたいなもの）と呼ばれるものを入力する必要がありましたが、ChatGPTでは日本語で要望を伝えたら勝手に画像生成とプロンプトを考えてくれます。実際にやってみます。
入力した内容は
「たまごのキャラクターのイラストを作ってほしい。ファンタジー要素を入れて２０代男性が好きそうな設定にしてください。候補を４つ」

テイストが違う4つの卵のキャラクターが出来上がりました。画像を選択すると詳細画像とプロンプトが表示されまます。右上のキャラを選択してみます。

この画面から画像をダウンロードすることが出来ます。一緒にプロンプトも控えておくと同じような画像を作るときに便利です。

この画像をもっと進化させたいと思います。画像生成後の画面でこの画像をかっこよくしたいと思います。ChatGPTなのでチャットを続けていくだけで変更していくことが出来ます。今回はプロンプトで画像を指定して「この画像の雰囲気でもっとかっこよくしてほしい」とメッセージを送りました。

3Dで生成されて細部まで細かい表現の画像になりました。左下の画像の雰囲気で卵の質感を変えてほしいとメッセージを送ってみました。

卵の質感がわかりましたね！画像を見ながら少しづつ要望を足していけるのは今までの画像生成AIにはないので画像が作りやすいです。もう少し同じようなキャラで数パターン見てみたいので
「この感じでつづけて作ってください」
とメッセージを送りました。

質感の違うたまごキャラが作られました。もっと細かい要望を伝えていけば理想が画像ができそうですね。せっかくなので出来上がったプロンプトを使ってほかの画像生成AIで生成してみたいと思います。

Edgeはブラウザの右端にあるImage creatorを開きます。無い時は+から追加してください。

プロンプトを入れて画像生成をしてみます。

同じDALL-E3を使っているので似たような画像が出来上がりました。Edgeはここから変更させたいときはプロンプトを変えて再度作成する必要があるのでChatGPTよりは不便さがあります。日本語のプロンプトにも対応しているようなので日本語で作成してみます。

日本語でも問題なく生成できました。英語と少し違った仕上がりになりますね！翻訳の方法などが原因かも？
Edgeは出来上がった画像左下にロゴが入ります。

Leonardo.aiではどうでしょうか？

同じプロンプトでも雰囲気が全然違いますね！パラメータに依存する部分が大きいようです。

CANVAだとどうなるでしょう？

また違ったテイストになりましたね。キャラクターがなくなりただのたまごになってしまいました。

最後にAdobe Fireflyで生成してみます。

こんな感じで出来上がりました。
いろいろ使ってみた感想ですが、個人的にはChatGPTを使って好きな雰囲気の画像とプロンプトを作って近いところまで出来たら、Leonardo.aiで生成するパターンがいろんな画像に対応できそうな感じがしています。ChatGPTがもっと進化したら会話しながら画像やデザインが出来そうですね！