似顔絵作成のGPTsを作りました

AIを使ったDIY

オリジナルグッズ作成時に似顔絵作成を頼まれることがよくあるのでChatGPTの新機能GPTsを使って写真から自動で似顔絵を作れないかと思い挑戦しました。
似顔絵作成のGPTsのリンク(有料版のみ使用できます 2023年11月の時点)
https://chat.openai.com/g/g-onq1ItDwq-deformed-portrait-manga-caricature-dehuorumesi-yan-hui-man-hua-feng

写真を直接イラストにすることは出来ないようです。ChatGPTに直接変換できない理由を聞くと次のような回答がありました。

出来ない理由
※写真を直接イラストに変換することは、現在のDALL-Eのポリシーにより行えません。これにはいくつかの理由があります。まず、著作権やプライバシーの問題があります。写真には、特定の人物やプロパティが含まれることが多く、これらの要素は個人の権利を侵害する可能性があります。また、写真から直接イラストを生成することは、特定の人物や場所を不適切に描写するリスクを伴うため、この機能は制限されています。

解決策
しかし、DALL-Eを使って似顔絵を作成する方法としては、写真を直接使用せずに、似顔絵を作成するための詳細な説明や特徴を文で提供することが可能です。例えば、髪の色、髪型、眼の色、特徴的な服装など、描きたい人物の特徴を具体的に記述することで、DALL-Eはそれに基づいたイラストを生成することができます。これにより、個人の特定を避けつつ、似顔絵を作成することが可能になります。



顔の特徴を文章に直して、その情報をイラストに変換した場合はOKということです。
流れを次の手順にすることでポリシー違反に該当しない似顔絵GPTsが作れます。

写真をアップロード → 顔を分析 → プロンプトを作成 → イラスト生成


ChatGPTの画像生成DALL-E3のプロンプトは100単語までに抑えることが推奨されているので、似顔絵のどこにポイントを置いたらいいのか難しいところです。試しに特徴や画風を全部入れてプロンプトにしたらエラーで作ってもらえませんでした。


今回作成した似顔絵は画風を統一したかったので1/3を画風プロンプト残り2/3を顔の特徴になるように設定しました。

どこの特徴を優先するかで完成が大きく変わってきたので、そのが難しかったです。
思い切って誰でも少し可愛く(かっこよく)仕上がるようにプロンプトを作るように設定してすることで何とか同じ画風の作品に仕上がるようになりました。

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