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今回は、竜王戦1組ランキング戦で「ベスト4」を賭けた佐々木八段と伊藤叡王の対局を棋譜を通してご案内します。
対局日時:2025年3月21日10:00
棋 戦:第38期竜王戦 1組ランキング戦
先 手:佐々木勇気八段
後 手:伊藤匠叡王
手合い:平手
場 所:東京・将棋会館
持ち時間:5時間
最終手数・消費時間:91▲220△257
戦 型:角換わり
《成績順》~A級順位戦
【略歴】
(敬称 略)
名 前 佐々木 勇気(ささき ゆうき)
生年月日1994年8月5日(30歳)
プロ入り年月日 2010年10月1日(16歳)
棋士番号 280
出身地 埼玉県三郷市
師 匠 石田和雄九段
竜王戦 1組(1組:3期)
順位戦 A級(A級:1期)
今年度成績 32勝19敗(0.6274)
名 前 伊藤 匠(いとう たくみ)
生年月日 2002年10月10日(22歳)
プロ入り年月日 2020年10月1日(17歳)
棋士番号 324
出身地 東京都世田谷区
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 宮田利男八段
竜王戦 1組(1組:2期)
順位戦 B級2組
今年度成績 22勝16敗(0.5789)
【次の一手】
▶67手目☗4四歩まで。後手番。
次で、AI(水匠3)による《最善手》を分析します。
あなたはどんな手が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
では、棋譜に沿って<次の一手>に至る局面を振り返りましょう。
▶9手目☗8八銀
後手☖3四歩に先手は☗8八銀。これで角換わりに進む形が有力と見えます。
▶24手目☖9五歩
22手目後手の☖9四歩には先手は応じず、☗1六歩。それを見て後手が9筋の歩を突きました。端歩の駆け引きが面白い。
▶27手目☗4五銀
ここで、銀が前進しました。このわけは?後ほど明らかになります。
▶34手目☖7五歩
後手は7筋の歩の交換を要求してきました。
▶35手目☗6七銀
いや~銀で7六の地点を守ろうとしましたね。銀の大転回です。
▶36手目☖7六歩
後手は☖7六歩と歩を取り込みますが・・・。
この後の行方は【棋譜】をご覧ください。
リリース 1968年2月25日
レーベル CBS/日本コロムビア
(オリジナル)
テイチクエンタテインメント
(セルフカバー)
作詞 橋本淳
作曲 すぎやまこういち
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《味のある手筋》
最善手▶68手目☖5四銀。
本譜は☖4四同銀と受けて《悪手?》と分析。
形勢グラフでは先手優勢から先手勝勢へ推移。
【棋譜】
棋譜に沿って、一手ごと駒が進みます。初手から終局までごゆっくりどおぞ( *´艸`)
このサイトは棋譜をcsa形式にも対応しているので、とても便利です。
▶最終局面91手目☗4二馬に後手は投了しました。
佐々木八段の会心譜でしょう。
勝利した先手・佐々木八段はベスト4進出が決まり、菅井八段との対局になります。
《解析》
悪手:先手0、後手1
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
お疲れ様です。
どおぞ一服して召し上がれ。
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“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女流二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
【みんなの詰将棋】で、ご一緒に腕を磨いてまいりましょう。
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最後までお付き合いくださり有難うございました。