アクアリウム 水草

アヌビアス・スターダスト

はじめに

アヌビアス・スターダストはアヌビアス・ナナより小型で葉脈が白い美しい品種です。育て方はアヌビアス・ナナと同様に成長が遅いですが強い照明やCO2は必ずしも必要でないので比較的容易に飼育できます。陰性植物としてレイアウトのスポットとして配植できます。常に出回っているものではなく多少高額ではありますが、希少で育てやすく葉の模様が美しい水草を楽しんでいただける品種です。

特徴

アヌビアス・ナナ プチと同じくらいの葉の大きさで最大でも2~3cm程度の葉の大きさなので小型水槽やレイアウトの隙間をうまく埋めてくれる素材として優秀です。レイアウトでは、前景から中景の木や石に巻き付けて配置することができます。アヌビアス・スターダストは小型で丸い葉により特に小型水槽で使いやすい水草です。

流通名アヌビアス・スターダスト
別名アヌビアス・ナナ スターダスト
学名Anubias barteri var. nana 'Stardust'.
分布改良品種
葉姿サトイモ科アヌビアス属
最大草姿横2cm 高さ2cm
生長速度遅い
増殖方法株分け
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★☆
アヌビアス・スターダストの特徴

育て方

水質に幅広く対応し、低光量にも強く、CO2の添加も必要ないことから幅広い用途に使用できる種類です。1ヶ月でやっと株分けできる程度と生長が非常に遅く、コケ対策はしっかり行うことが綺麗に育てるポイントとなります。1度コケが発生すると取り除くのが困難になりますので、コケ取り用の生体を多めに入れて予防することも有効です。砂やソイルに植えると根茎の通水性の確保が出来ずに溶けてしまう場合があるので、流木や石等に活着させたほうがよいです。

照明普通
CO2無くても可 1滴/3秒(60cm標準水槽相当)
温度20-28℃
PH6.0-7.5
推奨水槽30cm~
植栽位置前景~中景
低床ソイル、砂、大磯
育成環境&データ

植え方・活着方法

通常のナナ・シダ類と同様に流木や石に天蚕糸(テグス)やビニールワイヤーで巻き付けて植栽していきます。流木や石の活着方法は、最初に伸びすぎた根っ子や枯れた葉はハサミでカットして、流木や石に巻くことで綺麗に活着できます。

最後に

アヌビアス・スターダストは値段が高く成長スピードが非常に遅いので、まとまった量を手に入れることが難しいですが、育てる環境が整えばレイアウトのワンポイントを彩る水景を作ることができる希少な水草です。数年間手に入らない場合もあるのでお気に入りでしたら購入して育ててみることをお勧めします。

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