本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日、Golf8.0 GTIに乗った記事を書きました。
その中でも触れましたが、最近のVolkswagenは、8.0になってから物理スイッチが極端に鳴りを潜め、主要な車の操作スイッチの殆どをタッチスイッチに置き換えてきました。
これが実に使いづらく、設計している人は本当にちゃんとクルマに乗って、これが使いやすいと思って作っているんだろうか、と疑問に思ったことも書きました。
Golfは8.0から8.5にマイナーチェンジしたときに、ステアリングスポークに配置されたボタンは、タッチスイッチ(触覚フィードバックタイプ)から物理ボタンに戻されましたが、もしかして、すべての操作系の物理ボタンへの回帰の前兆かと期待していました。
そしたら、3月11日に、Googleのトップページにこんな記事が貼られていました。
曰く、チーフデザイナーがタッチスイッチの導入は誤りだったと宣言し、クルマはスマートフォンではないとまで言い切りました。
そりゃそうでしょ、批判もたくさんあったとか。
こんなこと、なんで企画段階で気が付かないんだよ、とツッコミたくなります😑
だって、ちょいちょい触るはずのエアコンの温度調整やオーディオのボリュームがこれですよ(「車内禁煙」シールの上のタッチスイッチ)。
しかも、8.0ではこのボタンにバックライトもつかないから、夜間走行時は見えもしないという...
ヘッドライトのスイッチなんかもこれ。
オートライトだということもあるのかもしれませんね。
でもね、ライトくらい自分でつけるからさ、やっぱりウィンカーレバーにつけたりダッシュボード上のロータリースイッチにしてほしい。
あるいはFR時代のISUZU GEMINIや初代TOYOTA CELICAのようなプルOnのスイッチでもいい。
タッチスイッチじゃ本当に押せたかどうかすらわからない。
触覚フィードバックのタッチスイッチだよって言われたって、物理スイッチのほうが節度があって分かり易いに決まっているんですよね😅
これは8.5になって物理スイッチに回帰したようですが、ステアリングスポークに設置されているオーディオの選曲やメーター表示選択、ADASの各種設定コマンドボタンもこれ。
見ただけで『コレあかんやろ』と思っちゃうのですが、こんな細かいボタンの羅列、独立したハードウェアボタンのほうが使いやすかろ?
ルームランプもスイッチがなくなっていて『どーやってつけんの、コレ?』なんて言ってちょっと触れたときについて、なんで点灯したかわからず更にウロウロオロオロしたり😅
まあこれについてはいちど知ってしまえばまだ許せるんだけど、とにかくやり過ぎ感いっぱいでして😅
これはVolkswagenに限らず、欧州系の自動車メーカーにけっこう見られる傾向でした。
PEUGEOTなんかは最新型は物理スイッチに戻りつつあるようですが、ひと世代前の308あたりは、エアコンの温度を変更するのにいちいちナビ画面からエアコン画面に変えないといけないなんて、勘弁してよと思うような仕様だったりしました。
まあ、Golfについてはまだ8.5が出たばかりだから、9.0が出るまで、つまりあと3〜4年はこのまんまでしょう。
ID2以降で回帰するというから、現行車ではしばらくはタッチスイッチ継続ですね。
現行車でもさっさと回帰すればいいのに、と思うのは素人考えなんでしょうけど😂
どちらにしても喜ばしいことではあります😊