一瞬の晴れ間をついて満開の桜を愛でる

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月に叢雲(むらくも)、花に風

天候が~悪すぎる~。今年の関東地方の春はいつにもまして荒れ模様どす。台風のような暴風雨があったかと思えば花冷えというには寒すぎる冬日を経て、とにもかくにも桜が咲きました。

菜種梅雨というのか花曇りというのか、なんにせよここ1週間ばかりお天道様の顔を見ていない。

洗濯物が乾ききらないうちに次の洗濯物がたまっていくという地獄の無限ループに突入していたところ、今日の午後になってようやく薄日がさしてきたので、あわてて洗濯物を外に出し、近所の桜を見てきました。

みんな思うことは同じとみえて、土曜日の昼下がり、桜並木で記念撮影をする人、一人静かに散策する人、ジョギングする人、杖をついて散歩するお年寄り、ベビーカーの家族、このチャンスを逃してなるものかという勢いでわらわら人が湧いてきました。

「見ろ! 桜が泡のようだ」(ムスカ大佐風に)

ここで親鸞聖人のありがたいお言葉。

明日ありと 思う心のあだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは(明日があると思っていると、夜中に嵐が吹いて桜の花も散ってしまうかもしれない)

明日からの天気も悪そうだし、まさしく今日の午後の2~3時間は満開の桜を愛でる貴重なボーナスタイムでした。

しかーし洗濯物を乾かすにはまったくもって不十分な日照だったので、部屋の中は相変わらず洗濯物だらけ。

久しぶりの散策

木の芽がいっせいに芽吹いていました。まさしく木の芽どき。自律神経が失調気味になったり変態さんの出没率も高くなりますからご用心ご用心。

園芸品種含めて野に咲く花々。どんなに天候がおかしくても季節は着実に巡っております。

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