TCDテーマのメリット・デメリットと購入時の注意

[WordPress] TCDテーマのメリット・デメリットと購入時の注意

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WordPressの有料テーマ、TCDの購入を検討してる人はいますか?
僕も1ユーザーとして利用してるので、感想を記事にしてみました。

管理人

メリット、デメリット、購入時の注意なんかを書くので、購入を検討してる人は参考にしてください。

りさ

利用者の声として参考にしてね。

メリット

究極のデザイン

公式も最大の売り文句にしてますが、これがTCDのテーマを選ぶ理由です。
逆に言えば、デザインに魅力を感じなければTCDを選ぶ必要はありません。

管理人

すべてがここに尽きる。ここに魅力を感じなければTCDは止めたほうが良い。

りさ

公式サイトで販売テーマの一覧が見れるよ。

現時点(2024/04/13)で約80種のテーマが販売されてますが、その全てがデザインに極振りされてます。
しかも、目的別にテーマが存在するため、自分の作りたいサイトに合わせた最高のデザインを選定できます。

管理人

言わば数の暴力! 大量にテーマを販売することで、購入者が目的別のテーマを選べるのだ!

りさ

この辺が売れ筋(2024/04)のテーマだよ。

1GENESISイケてる企業サイトがつくれるテンプレートです。かっこいい会社のホームページをつくるならGENESISが最適です。
2SEEED営業力の高いサービスサイトがつくれるWordPressテーマ「SEEED」。
3SOLARIS最先端の企業サイトをスマートに制作できるWordPressテーマ「SOLARIS」。
4SERUMWordPressテーマ「SERUM」は医療機関やクリニックに最適です。
5REHUBWordPressテーマ「REHUB」は、クチコミサイトがつくれるテーマです。
6GAIAイベントカレンダーを搭載したGAIA。カレンダーで予定やスケジュールを告知できるテンプレートです。
7Cherieおしゃれ可愛いブログをつくれるCherie。
8RIKYUいろんな規模のECサイトがつくれるWordPressテーマ「RIKYU」。
9FAKEスタイリッシュなコーポレートサイトを瞬時に作り上げることのできるテーマです。
10GENSENGENSENは、広告収益ビジネスモデルの構築まで考えた【検索機能がついたポータルサイト】向けWordPressテーマです。

デザインの調整が可能

管理画面から設定をポチポチするだけで、ある程度のデザインを調整できます。

デザインの調整

内容はテーマごとに異なりますが、こんな感じの設定が可能です。

  1. フォントを変更する
  2. メインカラーを変更する
  3. 表示形式(1カラム or 2カラム or 3カラム)を切り替える
  4. 専用のサイドナビゲーションやサイドバーを表示する
  5. トップページの固有コンテンツを切り替える
  6. ロード画面の設定
  7. カスタムCSSを追加する
  8. カスタムスクリプト(JavaScript)を追加する
  9. etc...

テーマの種類が多い

全80種類くらいのテーマが販売されてます。さらに日々増加してて、早いと1ヶ月くらいで新しいテーマが出ます。
そして目的別のテーマが数多く存在するので、自分の作りたいサイトに合ったテーマが概ね見つかります。

この目的別テーマには、一般的なブログ形式から会社ホームページに使われるようなデザインまで、本当に色々あります。
中にはECサイトや会員サイト、クチコミサイト等、特殊なテーマもあり、選べる選択肢は非常に多いです。

管理人

当サイトが利用してるのはNULLです。

無料のテーマがある

Rebirthと呼ばれる無料テーマが存在します。
ダウンロードには会員登録が必要ですが、完全に無料で利用できます。

サポート対応が優秀

過去に合計2回(不具合報告:1回、使い方:1回)の質問をしましたが、その両方とも24時間以内に返信がありました。
回答も非常に丁寧です。SNS等に書かれた、対応が悪いって感じは一切ありません。ただ、これは担当者に依存すると思います。

管理人

ちなみに基本的な使い方であれば、テーマごとに丁寧なマニュアルが付いてくるので、そっちを見れば大体分かります。

複数サイトで利用可能

購入したテーマは自身に限り複数サイトで利用できます。

自己所有サイトであれば、利用できるサイトの数に制限はありません。自己所有サイト以外の第三者のサイトを制作するために当テーマをご利用になる場合は、別途特別ライセンス(有償)が必要です。自己所有サイトの範囲について、詳しくはこちらをご覧ください。

株式会社デザインプラス. ご利用規約【通常ライセンス】 第2条(当テーマの利用許諾及び利用条件). Retrieved 10:00, April 13, 2024, from https://tcd-theme.com/license_standard
管理人

特別ライセンスってのは制作代行する場合に必要なライセンスです。購入したテーマを自分で使う分には関係ありません。

カスタマイズ自由

購入したテーマは自由にカスタマイズが可能です。なお、このカスタマイズとはソースコードの改変を指します。
注意点は、ソースコードを改変すると通常サポートの範囲外になります。その代わり自分の努力で何でもできます。

利用者は、自身の責任において当テーマを自由に改変することができます。

株式会社デザインプラス. ご利用規約【通常ライセンス】 第2条(当テーマの利用許諾及び利用条件). Retrieved 10:00, April 13, 2024, from https://tcd-theme.com/license_standard

デメリット

サポート期間が明記されてない

開発テーマが多すぎると、販売終了になる可能性も高いです。現実問題、いくつかのテーマは販売終了してます。
対象テーマが継続販売される限りは永久サポートですが、販売が終了すると1年くらいでサポートが終了します。

このサポートとはアップデートを含むため、販売終了後のある日時を迎えると更新すらされなくなります。
ただ、そもそも永久サポートって考え方は時代遅れです。本当の意味で永久サポートなんて商品は存在しません。

では、何が駄目かと言うと、販売中のテーマに対して、〇◯年までのサポートを約束して欲しいんですよね。
買い切りにしろ、ソフトウェアであれば、殆どの商品に予めサポート期間が明記されてます。

極端な話、TCDの方式だと、購入した翌日に販売終了の告知、1年後にサポート終了がありえます。
しかも、問題なのはこれをユーザーが予期できないこと。販売数が少ないテーマだと不安になりますね。

逆に〇◯年までサポートって明記されていれば、そこまではサポートされるので、まだ安心感があります。
そのうえでサポートを延長してくれたら嬉しいし、仮に終了しても約束どおりなので文句はないです。

管理人

BtoB向けのテーマも多いし、明確にサポート期限を定めて欲しいのが本音。

Tipsサポート終了後もダウンロードおよび利用は可能です。ただし、セキュリティ等を含めて自己責任になります。

アップデート頻度が少ない

流石に販売テーマが多すぎます。それ故に更新頻度が少なく、セキュリティや不具合修正みたいなアップデートしかありません。
例えば、新テーマの機能を過去テーマに盛り込んで欲しくても、まず期待できません。ごくごく稀にアップデートされる程度です。

テーマごとに機能の対応範囲が異なる

TCDの標準機能を含め、対応状況がテーマで異なります。新しいテーマなら大体実装されてますが、古いテーマは機能がなかったりします。
比較表みたいなページがあれば一発で理解できるのですが、それが無いせいで、どのテーマがどこまで機能実装されてるのか分かりづらいです。

TCDクイックタグが使いづらい

これは見出し、アンダーライン、吹き出し等、CSSを使わなくてもコンテンツの装飾ができる機能です。

TCDクイックタグ
管理人

こんな感じにポチポチ設定でアニメーションを設定できます。

TCDクイックタグ

がっ、これが凄く使いづらいです。と言うか、現代はブロック形式が基準なのに、TCDクイックタグはクラシックタグで記述します。
この切り替えがマジでめんどくさく、しかも見栄えも悪いです。流石にブロックエディタに完全対応して欲しいと思いますね。

デザイン以外が犠牲になる

これはTCDに限った話ではありませんが、デザインに極振りのため、表示速度みたいな性能が犠牲になります。
仮にPageSpeed Insightsでハイスコア取ることを目的にするなら、ソースコードの改変は必須です。

管理人

逆に言うと、ソースコードを改変できる能力があれば十分にカバーできます。

購入時の注意

販売価格はテーマごとに異なる

販売価格は均一ではありません。テーマごとに価格設定されてますが、かなり差があります。
概ね2~4万円くらいで購入できますが、1万円ちょいのテーマもあれば、6万円するテーマもあります。

正直、高い安いに関しては個人の主観が入るので何とも言えません。これは作るサイトの形状によると思います。
例えば、一般的なブログ形式でアフィリエイト系のサイトなら、こんなテーマが活用できますが19,800円します。

これは高い部類に入ると思います。ちなみに僕が購入したNULL20,000円です。

対して、高額テーマにSNSとクチコミサイトのテーマがあります。これは5万円を超えてます。

じゃあ、これが高いかと言うと、めっちゃ安いと思います。だって、同品をオーダーメイドしたら100万円を超えるから。
この辺は個人ユーザーをターゲットにしてない価格設定ですね。高いテーマは大抵がBtoBを目的にしてると思われます。

管理人

会社の金で5万円なんて小銭。それでデザインが揃うなら買ったほうが早い。

テーマを購入しても同じ見た目にはならない

至極当然のことですが、テーマを購入することで得られるのはデザインです。
サイトはデザイン + コンテンツで成り立つので、それなりのコンテンツを用意しないと同じ見た目にはなりません。

管理人

いざ購入して画像をセットアップしたら、なんか微妙ってのがありえる。

返品不可能

いわゆるダウンロード形式なので、購入後の返品はできません。
後、体験版もありません。お金を無駄にしないためにも、しっかり確認しましょう。

結論

デザインが好みなら購入を検討すべき。逆に機能面は他社のほうが強い印象です。
クイックタグの数なんかは無料テーマ以下だったりするので、機能面への過度な期待は禁物です。

管理人

とにかくデザイン! もはやこれ以外は考えなくていい。

りさ

まずは無料テーマ(Rebirth)から試すのがオススメだよ。

あとがき

このサイトも改造に改造を重ねて今の形になりました。やはり、細かな機能面は気になる部分が多いです。
TCDを1番オススメできるのは、デザインをテーマで対応して、ソースコードで機能拡張できる人かな。

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