本日の稽古
〇場所:荒川区立尾久ふれあい館
〇時間:9:15~11:15
〇参加:5名
この日は、予定していた昇級審査がありましたが急遽中止に。
次回は4月または5月に行う予定です。
それまで稽古を積み重ねていきましょう。
何より、1回1回の稽古でしっかりたっぷり汗をかいていれば大丈夫です。
流した汗は嘘をつきません。
さて、この日の稽古では号令について少し整理をしました。
定位置鍛錬稽古、移動稽古で回数を行うときにかける、号令のことです。
澤田道場では定位置鍛錬稽古は大体20本、移動稽古では12~14本行います。
私が全ての技について号令をかける場合、その日の稽古に参加した道場生が順番でかける場合があります。
(今後、1人が前に立って号令をかける“稽古”も取り入れていく予定です)
号令に合わせてテンポよく技を出してるとリズミカルで気持ちいいのですが、
それは稽古を流していることになっていないか?と個人的に思っている。
縄跳びを20回連続で行うのと同じ感覚で突きを20回突くことが目的ではなく、
0→100の力でもって思い切り突く!を20回やる。
移動稽古も同じ。
道場の端っこまで行くのが目的ではなく、0→100を繰り返したら道場の端っこに着くだけ。
考え方としては3つあるのかなと。
①自分のため(リズムはその日、その技によって変える)
②道場生のため(①を実践する立場)
③ケガ防止のため(ミット!)
号令は耳から入ってくるので、稽古では聴覚刺激をスイッチに身体を動かすことになりますが、
本来は相手が出してくる技を視覚で捉えてから動くので、号令を盲信してはいけないのだけれど。
3つも書くと長くなるので、少しずつ書いていきたいと思います。
ミットの持ち方についても、先日整理したのでそれもまとめたいと考えているところ。
(12月5日追記)
上記、号令について。
①自分のため(リズムはその日、その技によって変える)
17~18年ほど前でしょうか、当時足立区で少林寺流の稽古をしている時、
よく同じ少林寺流の先輩が稽古に来てくれていました。
稽古の終わった後、使用していた体育館の前で色々とアドバイスを受けたのですが、その中で
「澤田さんね、号令は止めてもいいんだよ」
と。
今にして思えば、ハッとします。きっと動きが流れていたのでしょう。
テンポよく身体を動かしていて、きちんと技が出せていなかった。
一つのきっかけとなる出来事であります。
澤田道場では、定位置鍛錬稽古や移動稽古の際、号令のテンポを変えることが良くあります。
「今日は一つ一つやるので、号令の間隔を空けます」
「今日は速く号令をかけるので、それに合わせて出してください」
などなど。
少林寺流の中で体得が難しいのが、0→100で力を出すこと。
そして同じように難しいと感じているのが、次の技を0から出すために、100から0に戻すこと。
一つ一つ0から出す。
一つ一つ100から力を抜く。
定位置鍛錬稽古の1回目の突きから、それを意識して行わないと、自分のやりやすい出し方で技を出すだけになってしまう。
テンポよくやれば気持ちがよく、時には“やった気”になってしまうこともあります。
果たしてそれで稽古の意味が・・?
それを1000回継続した時に身に付くものはあるのか・・?
と、考えるので、力を抜くため、力を入れるため、号令をかけていく。
しかし、そうやっていても惰性で動いて行ってしまうこともあるので、そのように見えた時は号令を止めます。
道場生にとってはストレスとなるでしょうが、0→100→0を体得するためには仕方のないこと。
移動稽古の時に号令を止めた瞬間、身体が流れない道場生もいますので、そこは心の中で“うんうん”とうなずいたり。
そのような意味合いが、①自分のため と考えているところです。
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