家族旅行②の続きです。

 

下矢印まずはこちらのBGMを再生

 

ドイツ語に「Spontan/シュポンタン」という言葉があります。

 

辞書では、

 

[形] 自然に起こる,自発的な;無意識的な,とっさの 

 

日常では「思いつき」「気まま」「行き当たりばったり」。融通がきかない生真面目な印象のドイツ人ですが、このシュポンタンをよく使います。

 

下矢印去年は行けなかったので一昨年のローマ時代が残るトリアー(国内旅行)

 

我が家の旅行は一応、行きたい観光地を数カ所決めるものの、現地ではほとんどシュポンタンで別行動もします。

 

ブランデンブルク門の年越しライブ会場ですが、入場無料ではありません。2024年の入場料は大人20€(約3245円)、保護者同伴の子供10€(約1622円)、ファミリーチケット50€(約8113円)でした。ムスメには4時間超えの立ち見ライブは無理なので会場の側で音楽と雰囲気を味わうつもりですが、チケット購入後に出入り自由など、状況次第では入る可能性あり。

 

新婚旅行で有名どころの観光地は訪れたのでとくに考えていません。新婚旅行の素晴らしい思い出は戦勝記念塔のてっぺんに私1人だけでベルリンを見渡したことと、道端で10€を拾ったこと。チェックポイントチャーリーでは高校生の年齢の若者達が自由を求め壁を越えようとし、同じ国民に射殺された過去の記念碑には涙しました。家族旅行では大晦日まで行ける範囲をゆったり観光、大晦日当日はライブ会場を見学に行き、年越しの瞬間はどこでするかはシュポンタン。

 

ですが、

 

ホテルの予約前にムスメとある事を話し合いました。

 

それは…、

 

下矢印去年と同じ出演者は今年は来ないよ!

 

何も言わなければ同じステージで同じパフォーマンスだと思ったムスメがごねて旅行が台無しになる可能性が大いにあるので、舞台も出演者も何もかも違うこと、会場には行って見学するけど入らないかもしれないこと、入ったとしてもテレビに映っている前列には行かずにずっと後方で見学すること、音楽と花火でうるさい、見たことのない人の多さ…など違いを理解させるために何度も言い聞かせ、復唱させました。

 

そのおかげで、

 

照れ「ベルリンの歌、楽しみ〜」

ほっこり「この旅行カバンでいけるかなあ〜新しいの買ったほうがいいかなあ〜」

 

ムスメは誕生日プレゼントのアナ雪のトロリーを家の中で引き回し、オットーも持ち物を考えたり。

 

真顔「あのなあ…旅行までどれだけあると思うん。今月、妊娠がわかった人が出産するぐらいあるんやで?あんたら考えんの早すぎ」

 

というわけで、

 

我が家の旅行は年末年始のベルリンです。もしかしたら秋ぐらいに一泊二日または二泊三日の小旅行に行くかも?

 

それでは

 

 

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