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三連勝で世界一!
本日(2024年9月8日)、第10回応氏杯世界選手権の決勝5番勝負の第3局が行われました。
2005年に張栩さんがLG杯世界棋王戦にて優勝して以来19年ぶりの日本棋士の優勝に期待が集まっておりました。
結果から申し上げます。
黒番の一力遼さんが逆転勝利し、五番勝負を三連勝で第10回応氏杯世界選手権を優勝致しました。
日本の悲願であった世界戦優勝です!
一力さん、おめでとうございます。
いやー。マジ嬉しい。
今宵のお酒は最高に美味いでしょう。投稿したら即祝杯です。
一力さん、おめでとうございます!
ありがとうございました!
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4年に1回の大会
この応氏杯世界選手権は、4年に1回、オリンピック開催の年に行われます。
台湾経済界の重鎮であった応昌期さんが私財を投じて1989年に創設されました。
第2回(1993年)、第3回(1996年)に大竹英雄先生、依田紀基先生の準優勝が日本の最高成績となっております。
応氏ルール
主催: 応昌期囲棋教育基金会(応昌期基金)
賞金:優勝40万米ドル、準優勝10万米ドル
2024年9月8日現在のレートで、10万ドルは約1,400万円でした。
台湾、日本、韓国、中国、米国、欧州などの各国・地域から、主催者の招待により、出場選手は選抜されているとのことです。
創設者である応昌期さんは、元々、囲碁ルールの研究者でありました。
1952年に囲碁ルールの改良を目指し、1973年に発表。
1977年に中国でそのルールが採用されました。
当時の中国と台湾の関係が垣間見れます。
その後、ルールの改良を重ね、1988年にルールが完成したとのことですから、実に36年の年月であります。
応昌期ルール、応氏ルール、台湾ルールと呼ばれております。
元になっているのは、中国ルールで、無勝負が生じないこと、判例による判断を不要としてすべて実戦的に解決するなどの工夫が為されているそうです。
地の大きさと生き石の数で勝敗を決めます。3コウ、長生など同形反復禁止。
面白いのは日本での「自殺手」である「着手禁止点」を打てることです。
下図の×に黒は打てるのです。瞬間的に取り上げられることになりますが、白は二眼を作るためには、白×に一手必要となります。コウ材として使えるのです。
時間管理が重要
パスは認められ、双方が連続してパスをした場合に終局となり、開始時に独自の碁笥を用いて黒白180個ずつの碁石を確認しておき、終局時にこれらの石を盤面の双方の地中に埋めて、残った空点の数で勝敗を判定するとのことです。
この終局のやり方は、アマチュアの実戦では面倒に感じられそうな気が致します。
コミは8目で、持碁は黒勝ちです。
決勝五番勝負の持ち時間は、3時間30分。
それを使い切ったら、2目のコミを出して35分延長できる(3回まで)という独特のルールです。
持ち時間の管理がとても重要であります。
黒:一力遼、白:謝科
一力さんの向かい小目に白は星と小目の布石となりました。
左上隅はツケヒキ基本定石です。
黒13と三々入りして、ここから局面が動き始めます。
現代の三々入り定石
右下隅で三々入り定石が始まりましたが、難しいですね。
昔は簡明定石と思っていたのですが、現代では難解定石のひとつとなってしまいました。
黒73までの絶芸の評価値は、黒56.8%となっております。
激戦続く
難解な激戦が続いております。
正直、ぜんぜんわかりません。
白152とコウを解消いたしました。
絶芸の評価値は、白98.8%となっております。
大逆転!
黒199までの評価値は、白97.0%
白200までの評価値は、白54.2%
白202までの評価値は、黒88.8%
大逆転です。
世界戦優勝です!
一力さん、おめでとうございます!
一力さん、ありがとうございました!
嬉しいです。乾杯!
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コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。