【観葉植物】5つの「増やし方」って!?成功のポイントは!?

全般

観葉植物には5つの増やし方があります。植物の種類によっては成功率が低かったりしますが、今回はその方法を紹介します!

さし木

さし木(挿し木)は、葉や茎や枝などの植物の一部を切り取り、土や水に挿て根をださせ増やす方法です。

さし木のポイント

  1. 挿し木のカットは斜めに切り、カット面を広くします。
  2. しばらくの間、挿し木を日陰や半日陰の場所に置き、直射日光に当たる場所は避け、湿度の高い環境に置きましょう。

さし木は、他の増やし方と比べ、観葉植物を比較的迅速に増やす方法で、成功率も高いのが特徴です。親木と同じ形質の苗木を一度にたくさん増やせるのが「さし木」の大きなメリットです!

■さし木の種類

【葉ざし】葉を切り取ってさす方法
【葉芽ざし】1枚の葉とそのつけ根の芽とすこしの茎をさす方法
【枝さし】枝をさす方法
【根ざし】根や根茎の一部を切り取ってさす方法

■さし木の選び方

・葉がしっかりついて節間が詰まり、よく生育した元気な枝
・枝の先端部ではなく、中間部を使用する。基部(枝の元の部分)は使わない

■さし木の時期は?

夏と冬は避けましょう。

今日から、「ゴムの木」と「パキラ」、「カポック」で「水ざし」しています。

奥にゴムの木が挿してます。

つぎ木

つぎ木(つぎき)は根のある木に、増やしたい植物の芽や枝を切り取ってつぎ合わせる方法です。

つぎ木は、観葉植物の特徴や形状をそのまま受け継ぐことができるため、より確実に特定の品種やバリエーションを増やすことができます。また、挿し木に比べて根の形成が早い傾向があります。

とり木

とり木(とりき)は増やしたい親木の幹や枝の一部に傷をつけて、そこから根を出させ、親木から切り離して新しい木をつくる方法です。

失敗の少ない増やし方です。

株分け

株分け(かぶわけ)とは、成長して多くの枝や茎が生えている観葉植物を分割し、それぞれの分割された部分を独立した植物として育てる方法です。分割する前から根が発生しているので、分割後も順調に育ちますよ。もっとも簡単な増やし方です。

株分けは、観葉植物の増殖に加え、株の健康状態の維持に役立つ方法です。また、元の株に比べて成長が早くなる場合があります。ただし、一部の植物は株分けに適さない場合もありますので、個々の植物の特性を理解して行うことが重要です。

実生で増やす

実生(じっせい)は、植物の種(たね)で新しい植物を育てる方法です。

「実生」は通常、種子から成長するまでに時間がかかることがあります。また、多くの観葉植物は複雑に交雑しているので、種子から育てた植物は、親の形式がそのまま伝わることがなく、いろいろな形質のものがでてきます。

まとめ

観葉植物の増やし方にもいろいろありますね。購入するのに加え、自分で増やすことにもチャレンジしてみてくださいね。

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